「知ってる?LBX塚でまた出たみたいなんだけど…」

ジェノックの寮「ダック荘」の居間で、翠色の凛々しい髪をした少女が一人のクラスメートに声を掛けた

「出たって、LBXの亡霊?」

声を掛けられたクラスメート…ツインテールの髪に兎のような鮮やかな赤い瞳の少女・波野リンコが聞き返す

「うん…」
「でも、あれの正体は猿田教官ってこの前…」
「私もそう思って猿田教官に聞いたんだけど、今回は違うって言ってるの」

どうやら以前も同じような噂が立っていたようで、その猿田という人物が一枚噛んでいたらしい

「うーん…じゃあ今夜、確かめに行く?」
「でもこの前はあんなに怖がってたのに…」
「この前が猿田教官なら、今回はきっと別の先生だって」

一度正体を知ったせいかリンコは妙に強気な反応で、話を切り出した少女・笹川ノゾミはやや困惑しているようだった

「…じゃあ今夜9時でいい?もちろん私も一緒に行くから」
「うん。ノゾミも一緒なら心強いよ。じゃあ今夜9時ね」

そう言って2人は別れ、それぞれ自分の部屋へ向かっていった


そして約束の夜9時、ノゾミとリンコは寮を抜け出し、LBX塚に向かって夜道を歩き始めた

「やっぱり何か…出そうじゃない?」
「そ…そんな事言わないでよ!」

まだ途中にもかかわらず、恐怖を煽るかのようにノゾミが不安を漏らした
それに対し、リンコは「正体は分かっているんだ」と心に言い聞かせながら遮ろうとする

「この階段を上ればLBX塚…」

目的の場所までいよいよ、という所まで来たようだ

「ここから見る限り、特に何もなさそうだよ?」
「でも、ちゃんと確かめないと…」

と、言葉を交わしながら2人は階段を上る

「やっぱりただの噂じゃないかなー」
「ちゃんと中も確かめて…!」

ノゾミが僅かに口調を強めて言う
それに触発されたかのように、リンコは塀をよじ登り反対側に降り立った
すとん、という着地音とともに中を歩き回る足音が聞こえてくる

「ノゾミー!やっぱり何も…」

と、リンコが塀の反対側に声を掛けようとしたところ、背後で着地音が鳴った
その瞬間、2本の腕が後ろから伸びリンコの前で交差した

「ここにして正解だったね」
「え!?」

声の主はノゾミだった
困惑するリンコを、優しくもしっかりと抱き締めている

「ちょっ…ノゾミ!?何し…んむっ!?」

リンコは思わず声を上げようとする
その口を塞ぐかのように、ノゾミは正面に回って自分とリンコの唇を重ねた

「んっ……ふっ…」

唇を重ねてくるノゾミは随分と嬉しそうな表情をしている
何が彼女を笑顔にしているのか気になり、リンコは自分の置かれている状況を一瞬忘れかける
だが、そこから現実へ引き戻すかのようにノゾミは自分の舌をリンコのそれに絡ませた

「ふぇ…っ!?」

驚きと、口内で起こる未知の感触に自然と声が漏れる
ノゾミは舌をさらに絡みつかせながら、一方の手をリンコの下半身へと伸ばしていく

「ひゃぁ…っ!ノゾミやめて!」

頭の中を巡っていた疑問や驚きが秘部への刺激で吹き飛んだのか、リンコはようやく抵抗の素振りを再開した

「大丈夫。ここなら邪魔は入らないから」
「邪魔って…ゃあっ…!」

ノゾミはリンコの問いに答えながら、秘部へ刺激を与え続ける

「冗談…っ…よし…てよ…んっ!」

その抵抗とは裏腹に、リンコの秘部からは次第にクチュクチュと音が立ち始めた

「そろそろいいよね…?」

そう言ってノゾミは一瞬だけ手を止める

「へ…?……ひゃあぅぅっ!」
その直後、指を奥へと侵入させ秘部を一気にかき回し始めた

「ぃや…ぁぁぁっ!ノゾミ…!ノゾミ…!!」

リンコは声を上げながらも何とか刺激に耐えようと体に力を入れ、無意識にノゾミを思い切り抱き締めていた

「もうダ…メ!ノゾミ…!も…ほんっ…と…に…ダメぇぇぇぇぇっ!!」

そして…ついにリンコは同じ年頃の少女の手によって果て、そのまま地面にへたり込んだ



「ごめん、実は今回のLBXの亡霊は嘘なの。前に同じ話をした時、私にしがみ付くのが面白かったから、また怖がらせてみようと思ったんだけど」

ノゾミは半ば放心状態のリンコに語りかける

「って…事は…ここまで…来たのも…」

リンコは呼吸を整えながら途切れ途切れに答えようとする

「うん。リンコを怖がらせるため」
「なん…だ…」

理由を聞いて安心したのか、それとも理由の些細さに呆れたのか、真意は分からないがリンコは短く一言だけ発し、自らの体をノゾミに完全に預けた
ノゾミはそれを見守るように、優しい笑顔でリンコの体を受け止めた
最終更新:2013年08月31日 23:28