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UP:2011年5月14日



秀はラーメン屋を諦めた後、他のビジネスの打ち合わせのため、中国の商社(結構大手)の人達と良く出かけるようになっていた。

そのため、お酒を飲んで真夜中に戻ってくることが多くなった。

駄論はその打ち合わせの場に一度も連いて行かなかったので、どんな話が進んでいたのかは、全く検討がつかなかった。

オードブルの件で、駄論が秀に干渉しすぎて、秀との仲が悪化しかけたことがあるので、秀には干渉しないことにしたからだ。

(ちさんが以前弁当の時に干渉しすぎて仲が悪化したのを見ていたので、駄論は早めに干渉するのを止めた。)

ただ毎晩のように打ち合わせだと言って飲みに行くので、秀の経費の無くなり方が結構早かった。

(この頃、秀には資金は無く、駄論の手持ちの中より秀の経費を出していた。)

と言っても、駄論が渡せる額にも限界があるので、あまりにも使い過ぎたと思った秀は日本から送金してもらって、自己経費で足りない分を補っていた。

ある日、ビザの延長するための罰金のお金が足りないと言うことで、送金してもらったお金を持ってビザの切り替えに行った。

しかし、午前中に出かけたのに夕方になっても秀が帰ってこない。

連絡も取れない。

心配しているとやっと秀から連絡があった。

2度目の不法滞在(ビザが切れたのが2度目らしい、手配した人のミスもあるそうだが)で勾留されてしまって戻れないとのこと。

何とか、中国の友人が駆けつけてくれて無事に釈放されて帰ってきたが、これほど面白いネタは無い。

一発逆転で記事にするべきだと勧めたが、阿武に怒られるからと言う理由で、こんな面白いネタが陽の目を浴びることなく終了してしまった。

そして、毎晩の打ち合わせが功を奏したのか、日本の漁業組合と中国の商社の間で取引が成立しそうだと言うことで、中国の商社の人と一緒に日本に行くことになった。

秀は格安チケットを買ってから日本に帰ることを阿武に報告した。

事後報告に切れた阿武は、秀が帰ってくることを許さなかった。

秀は、結局チケットを破棄し(支払ったお金もパーである)、秀の連日の打ち合わせによるビジネスチャンスも泡と消えてしまった。
最終更新:2011年05月15日 00:56