1.その日の仕事をその日に終わらせるために
先日,ITProで面白い記事を見たのでまとめておく
基本的にはタイトルの通りのことなのだが・・・
それは「遅延」についてである
自分が尊敬する人間の一人であるG.M.ワインバーグ様が
納期遅延について面白いことをおっしゃっていた
「遅延は1日ずつ生じる」とのことだ
2.自分の解釈&まとめ
色々な遅延があるのだろうが
(ITProでは,提出物が不十分,決まらない会議,曖昧なヒアリングなどが書いてあった)
一つ一つはたいした遅延にはならないのだろう
しかし,このような小さい遅延がそのときは大きな問題になると中々認識できなわけだ
一日ずつ蓄積してある日一週間や一月のまとまった量の遅延となる
そしてようやく問題として認識するわけである
認識したときに手遅れにならないといいけれど・・・
一応自分で感じたこととしては必ず予兆はあるだろうということだ
気づかない振りをしているのか,本当に気づいていないのかはちょっと分からないが
なので,一日でも遅延しているのならば
すぐにスケジュールを修正をするか上司or先輩に報告する必要があるだろう
何を当たり前のことをと思う人はいると思うがこれが意外と難しい
実際に職場で何度か失敗した経験がある
3.事前準備が大切
もう一つ興味深いこと書いてあったのでこれもまとめておく
ある人が要求定義ヒアリングを行うのだが
実はこの人めったなことがないと遅延作ることがないそうだ
それは何故なのかというと,ヒアリング前の準備を入念に行っておくからなのだそうだ
そうすることで,ヒアリングの場では
自分の推論や仮説が間違っていないか確認するだけで済むのだとこと
余談だが
その人から言わせると「次回までに調べておく」とか「別の日に~」といったことは
「その行動そのものがすでに遅延の芽を作っているのではありませんか」
ということなのだそうだ
自分は意外と準備を怠ったりしてしまうので耳が痛い話だった
また,私の尊敬するマーチン・ファウラー様もこう言っている
「私の場合は,人生是即ち準備なのである」と
これは,Martin Fowler's Blikiの翻訳Wikiにある「即興トーク」で語られていたことです
最終更新:2009年07月09日 22:27