新人SEシリーズ番外編06

パイプライン

データを処理する際、複数のコマンドを使って結果を取得したいときがある
例えば、検索した結果をソート(並べ替える)するなどである
このとき使用できる機能にパイプラインというものがある

通常
コマンド1→中間ファイル→コマンド2→結果ファイル
一度、中間ファイルへコマンド1の結果を出力して
中間ファイルに対してコマンド2を実行する

パイプライン
コマンド1→コマンド1の出力結果(パイプ)→コマンド2→結果ファイル
中間ファイルへ出力せず、コマンド1の結果に対してコマンド2を実行する

実際にパイプラインを使用するには
コマンド1 | コマンド2 | コマンド3・・・

例(
group:入力ファイル
result:出力ファイル
intermediate:中間ファイル(通常用)
grep:あるデータに対して検索をするコマンド(色々使える)
sort:データを並べ替えるコマンド(デフォルトは昇順だったはず)

通常
grep man group > intermediate
sort <intermediate > result

パイプライン
grep man group | sort > result

groupファイルからmanという文字列がある行を取得し
ソートした結果をresultファイルへ出力する

やっていることは同じだが通常は面倒だ

以上である
この文章がみなさんの少しでも役に立てば僥倖である

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最終更新:2009年07月09日 22:40
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