1946年(昭和21年)11月、疎開から戻った太宰は三鷹駅前郵便局のはす向かいに仕事場を借りる。
ここで小説「ヴィヨンの妻」などを執筆した。
また、小説「朝」にはこの部屋のことが書かれている。
「仕事部屋。しかし、その部屋は、女のひとの部屋なのである。その若い女のひとが、朝早く日本橋の或る銀行に出勤する。そのあとに私が行って、そうして四、五時間そこで仕事をして、女のひとが銀行から帰って来る前に退出する。」(小説「朝」)
現在は取り壊され、マンション「藤和シティスクエア三鷹駅前」となっているが、案内板が設置されている。
住所:東京都三鷹市下連雀3-43-32
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