魔化魍

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|【種別】|[[怪人]]| |~|[[平成仮面ライダーシリーズ]]| |~|[[仮面ライダー響鬼(平成第6作)]]| |【名前】|魔化魍| |【よみがな】|まかもう| |【9つの世界】|[[響鬼の世界]]| |【新たな世界】|[[アマゾンの世界]]| |~|[[ディケイドの世界]]| |~|[[ライダー大戦の世界(完結編)]]| |【登場話】|[[第1話]]、[[第18話]]、[[第19話]]、[[第28話]]、[[第29話]]| |~|[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]| |~|[[仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士]]| |~|[[完結編>劇場版 仮面ライダーディケイド 完結編]]| **鬼と魔化魍の戦い -[[仮面ライダー響鬼の物語>仮面ライダー響鬼(平成第6作)]]に登場する、日本のいつ頃の時代に現れたはじめたのか定かでない怪物。この怪物を退治する鬼と呼ばれる者たちを支援する組織「猛士」がとり続けていた記録によると古くは戦国時代の記録が残っており、半世紀にわたる時間を経て鬼が退治し続けて、なおも現代でも絶えず出現し続ける、謎多き怪物である。 - 近年出現する回数が減ってはいたものの年間数回、自然発生していた。その発生する条件は現場の温度、湿度などの環境で出現する魔化魍がだいたい決まっており、過去の記録や近年の研究で出現予測が出来るまでになっていた。ある時、九州の屋久島でツチグモが現れた。本来、屋久島のような環境ではツチグモは発生しにくいとされていた。また時を同じくして予測に反した事例が各地から相次ぎ、 奈良の吉野にある猛士の本部でも各地の事務局長が呼ばれ対策会議が開かれた。出現の間隔も序々に短くなり、鬼達の出動間隔もきびしくなり、何かの始まりではないかと警戒するようになっていった。 - この魔化魍を退治するために修行により人間の力をはるかに超える能力を身につけた鬼と呼ばれる者達がいた。彼らもいつの頃の時代から現れたのか定かではない存在。この能力を師から弟子へと受け継ぎ現代まで伝承させていた歴史があった。この鬼と魔化魍の戦をいつの日か手助けをする「猛士」という組織が現れた。鬼の手助けをするうちに膨大な研究・記録がされてゆくようになった。過去の鬼は不思議な力を持つ者が多かったが後継者の不足や鬼の技術を伝える人材も減っており、これを補うために過去のデータを参考にハイテクを使用した装備も登場している。劇場版「7人の戦鬼」では、「猛士」は戦国時代の「血狂魔党」との戦いがきっかけで発足したことになっている。ここでの猛士は明日夢の兄でヒビキの弟子で落盤の事故で亡くなった人物。彼が組織の猛士の名前の由来とされている。 -「童子」と「姫」と呼ばれる男女二人が親となり魔化魍を育て人間の住む場所へと送り込んでいた。これを阻止するために鬼達が退治し続けている。日本全国で出現するため、鬼を支援する組織「猛士」は各地に拠点を置き、それぞれの発生現場に鬼を派遣している。魔化魍の発生の情報は各地にこの存在を認知している者たちの支援のもと集められている。この魔化魍の存在は「猛士」のメンバーの活躍により世に出回る事無く闇に葬られているが、現代の社会で誰もこのような怪物が存在しているなどとは思ってもいない。だがこの魔化魍に襲われたが鬼達に助けられる人間も存在している。世に広まらないのはそんな夢のような非現実的な話だからである。 -魔化魍ごとにこれらを退治する鬼の役割は決まっており、通常の魔化魍全般や夏の魔化魍は[[響鬼>仮面ライダー響鬼]]のような太鼓の鬼、[[ウブメ]]、[[イッタンモメン]]などの空中タイプの魔化魍は[[威吹鬼>仮面ライダー威吹鬼]]のような管の鬼、[[バケガニ]]、ヤマアラシのような体の硬いタイプは[[轟鬼>仮面ライダー轟鬼]]のような弦の鬼が担当する。これら退治のローテーション管理は彼らのバックアップを担当する猛士で管理されている。 **魔化魍の誕生 -大抵が巨大な体を持っている。日本に伝わる妖怪の名前を持ち、生育場所によりいくつかのタイプに分かれる。固体によって体色がことなる。基本的に魔化魍の名前の前に生育した場所をつけ、人間を餌として食らう。ほとんどは「童子」と「姫」により餌となる人間を与えられ育つが、ある程度育つと自力で餌をとるようになる。魔化魍ごとに存在する童子と姫の男女二人は男女逆の声で話し、戦闘時には「[[怪童子]]」「妖姫」と呼ばれる怪人形態に変身する。鬼たちにすぐ倒される者が多く、戦闘員のように戦闘能力は低い。子供の魔化魍に食われる者もいた。魔化魍ごとに個体差がある。&br()後に彼らを生み出す言葉をしゃべらない同じ容姿の黒と白の「クグツ」と呼ばれる存在が登場する。黒の「クグツ」から与えられた「鎧」というイガイガで「怪童子」「妖姫」は「武者童子」「鎧姫」という姿に強化する。武者童子・鎧姫はヌリカベの不完全体とヨロイツチグモの完全体が登場した。稀に暴走してウブメの「怪童子」がウブメの「乱れ童子」になるような失敗作の例も存在する。ウブメの「乱れ童子」はウブメの「妖姫」と[[ウブメ]]を喰らい鬼たちを圧倒していた。&br()物語後半では、彼・彼女らを生み出したのは童子・姫・クグツ達の製造された魔化魍の首領的存在「洋館の男女」(身なりのいい男女)であり、変身しなくても桁外れに強力で声はそのままの「スーパー童子」と「スーパー姫」が生み出され登場した。これらは洋館の男女が実験で生み出したものだが目的がハッキリしておらず、2人によって生み出された魔化魍に関する実験は、ほぼ失敗作。ほぼ鬼達に倒された。スーパー童子、姫も強力な魔化魍全てを生み出しコントロールが可能な状況まで行ったが、自我が目覚め、自分らは何のために生まれたのか疑問視するようになった。そのため、洋館の男女が出した敵である鬼を助ける命令に反抗し、彼・彼女らに牙を剥いたため、餌であるイガイガを与えられず、自滅することになる。後に洋館の男女はオロチ現象を予想外の展開と判断し、敵である鬼たちと猛士に全ての鬼を集め阻止する事を交渉している。&br()これらの実験で魔化魍を増殖させていた洋館の男女達もやはり増殖させられたクグツの男女で2人より上の存在である「洋装の謎の男女」(さらに身なりのいい男女)と呼ばれる者達から生み出されコントロールされている者達なのであるが、彼・彼女らもまたクグツである模様である。それが長きに渡って鬼との決着がつかない理由である。 -コダマの森と呼ばれる魔化魍が出現すると時期を問わず、魔化魍が大量増殖するオロチ現象が発生する。これを鎮めるにはある場所にある鬼石を叩いて大地を清めなければならない。コダマの森では本体はコダマではなく、森の樹の一本であり、桐矢京介と安達明日夢がこれを音撃弦・烈雷で攻撃して弱った所を倒された。この際、「オオナマズの胃袋」が単体で出現し、「コダマ」も増殖した。「ツチグモ」の亜種「カエングモ」も出現した。 - 毎年、夏になると等身大で大量発生する「夏の魔化魍」が出現する。これは太鼓の鬼でしか倒せず、他の鬼達も音撃鼓・音撃棒を装備して戦うことになった。彼らの「童子」「姫」を生み出すのは白の「クグツ」であり、男のみが登場した。この個体は[[カッパ]]、ドロタボウ、[[バケネコ]]、[[テング]]、カシャが存在している。他の方法での攻撃では増殖する手助けになってしまうかなり厄介な魔化魍である。童子と姫は、ドロタボウとバケネコで出現し、怪童子・妖姫はドロタボウのみであった。季節が夏になる頃は他の音撃の鬼も太鼓訓練が必要になる。ただし、他の音撃でも退治できる例外は存在する。 - 「シュキ」が両親の仇として追っていた「ノツゴ」は、4年に1度しか現れない稀で強力な魔化魍である。これを倒すには直接体内に音撃を叩き込まねばならない。 -黒のクグツの命令により[[ウブメ]]とヤマラアシを合体させた「ナナシ」が出現した。 -[[アミキリ]]は[[バケガニ]]の変異体である。 -[[バケガニ]]、[[イッタンモメン]]、[[ウブメ]]、[[オオアリ]]といった魔化魍は出現回数が多い。 - 劇場版「7人の戦鬼」では、戦国時代で「血狂魔党」と呼ばれる「オロチ」とその「童子」と「姫」を中心とする魔化魍の集団が登場した。「オロチの童子」「オロチの姫」は、「怪童子」「妖姫」ではなく、仮面体という姿に変身する。「血狂魔党」は海上の「鬼岩城」に住み、大量の魔化魍忍群「紅狐」「白狐」や「火焔大将」、雇われ魔化魍である手毬の少女に変化する「ヒトツミ」で構成される。また、カブキ=「[[仮面ライダー歌舞鬼]]」もこれに加わっており、「火焔大将」と連携していた。彼らは近隣の村に人身御供として娘を要求していた。「オロチ」は現代にも出現し、「童子」と「姫」なしで人間を襲っていた。 **魔化魍の力と鬼の闇の部分 -魔化魍を退治するためには鬼になる修行を積まなければならない。この修行は変身できるだけでは魔化魍の力に対応できる訳ではない。そして変身するためにも様々なハードルをクリアする事が条件となっている。体だけを鍛えるだけでなく精神の鍛錬も変身の条件でもある。鬼は鍛え続ける事で魔化魍に匹敵する能力も持つことが可能になるとされている。鬼の力がどのようなものなのかは定かではないが、力だけの修行だけでは対応できない状況への対応が要求される。たとえ身内が魔化魍に殺されても私情を持ち込む事が禁じられている。憎しみの心が増大する事により、いつしかその復讐に心を支配されて鬼が鬼でなくなってしまう危険をはらんでいる。その憎しみの闇を魔化魍に利用されてしまう危険がある。「[[ザンキ]]」の師匠である吉野の鬼舞神社から鬼の鎧を強奪した破門者の「シュキ」(品川栞)=仮面ライダー朱鬼もそんな外道の鬼として扱われていた。この掟を破った鬼は鬼払いと呼ばれる儀式で猛士の組織の宗家の鬼に退治されてしまう。過去に何度か鬼払いや鬼になる力を取り上げられてしまう者が出ていた。鬼である前に人間である事を忘れない事が鬼になるための修行では重要とされている。「[[イブキ]]」の弟子である「[[天美あきら>アキラ]]」もまた両親の仇として、魔化魍と戦っており、そのことを厳重に注意された末、後に自分の意志で鬼の弟子を止めることになる。 ---- **魔化魍登場リスト |名前|伝承|オリジナル登場話|ディケイド登場話| |[[怪童子]]|不明|一之巻~二十六之巻|[[第1話]]| |[[バケガニ]]|化け蟹|五之巻、六之巻、十五之巻、十九之巻、二十之巻、&br()二十六之巻、四十三之巻、四十四之巻、四十六之巻、7人の戦鬼|[[第1話]]| |[[イッタンモメン]]|一反木綿|七之巻、八之巻、二十二之巻、四十四之巻、四十七之巻、&br()7人の戦鬼|第1話、オールライダー対しにがみ博士| |[[ウブメ]]|産女|十三之巻、二十一之巻、二十二之巻、四十二之巻、四十七之巻|~| |[[オオアリ]]|大蟻|九之巻、四十二之巻、四十七之巻|第1話| |[[アミキリ]]|網切|二十之巻、四十六之巻|~| |[[牛鬼]]|牛鬼|未登場|[[第18話]]、第19話| |[[バケガニ変異体]]|化け蟹|未登場|第19話| |[[カッパ]]|河童|二十五之巻、四十二之巻、四十四之巻、四十五之巻、四十七之巻|第18話、[[オールライダー対大ショッカー>劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]| |[[テング]]|天狗|二十八之巻、四十三之巻、四十六之巻、四十七之巻|第18話| |[[バケネコ]]|化け猫|二十六之巻、二十七之巻、四十二之巻、四十四之巻、四十五之巻、&br()四十六之巻、四十七之巻|[[第18話]]、[[第28話]]、オールライダー対大ショッカー| |[[ヨブコ]]|呼子|三十八之巻、三十九之巻、四十五之巻、四十六之巻|[[第29話]]| |[[ヒトツミ]]|二口女|7人の戦鬼|オールライダー対大ショッカー| |[[コダマ]]|木霊|四十之巻、四十一之巻、四十四之巻、四十七之巻|完結編| ---- **【関連するページ】 #related ----
|【種別】|[[怪人]]| |~|[[平成仮面ライダーシリーズ]]| |~|[[仮面ライダー響鬼(平成第6作)]]| |【名前】|魔化魍| |【よみがな】|まかもう| |【[[9つの世界]]】|[[響鬼の世界]]| |【[[新たな世界]]】|[[アマゾンの世界]]| |~|[[ディケイドの世界]]| |~|[[ライダー大戦の世界(完結編)]]| |【登場話】|[[第1話]]、[[第18話]]、[[第19話]]、[[第28話]]、[[第29話]]| |~|[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]| |~|[[仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士]]| |~|[[完結編>劇場版 仮面ライダーディケイド 完結編]]| **鬼と魔化魍の戦い -[[仮面ライダー響鬼の物語>仮面ライダー響鬼(平成第6作)]]に登場する、日本のいつ頃の時代に現れたはじめたのか定かでない怪物。この怪物を退治する鬼と呼ばれる者たちを支援する組織「猛士」がとり続けていた記録によると古くは戦国時代の記録が残っており、半世紀にわたる時間を経て鬼が退治し続けて、なおも現代でも絶えず出現し続ける、謎多き怪物である。 - 近年出現する回数が減ってはいたものの年間数回、自然発生していた。その発生する条件は現場の温度、湿度などの環境で出現する魔化魍がだいたい決まっており、過去の記録や近年の研究で出現予測が出来るまでになっていた。ある時、九州の屋久島でツチグモが現れた。本来、屋久島のような環境ではツチグモは発生しにくいとされていた。また時を同じくして予測に反した事例が各地から相次ぎ、 奈良の吉野にある猛士の本部でも各地の事務局長が呼ばれ対策会議が開かれた。出現の間隔も序々に短くなり、鬼達の出動間隔もきびしくなり、何かの始まりではないかと警戒するようになっていった。 - この魔化魍を退治するために修行により人間の力をはるかに超える能力を身につけた鬼と呼ばれる者達がいた。彼らもいつの頃の時代から現れたのか定かではない存在。この能力を師から弟子へと受け継ぎ現代まで伝承させていた歴史があった。この鬼と魔化魍の戦をいつの日か手助けをする「猛士」という組織が現れた。鬼の手助けをするうちに膨大な研究・記録がされてゆくようになった。過去の鬼は不思議な力を持つ者が多かったが後継者の不足や鬼の技術を伝える人材も減っており、これを補うために過去のデータを参考にハイテクを使用した装備も登場している。劇場版「7人の戦鬼」では、「猛士」は戦国時代の「血狂魔党」との戦いがきっかけで発足したことになっている。ここでの猛士は明日夢の兄でヒビキの弟子で落盤の事故で亡くなった人物。彼が組織の猛士の名前の由来とされている。 -「童子」と「姫」と呼ばれる男女二人が親となり魔化魍を育て人間の住む場所へと送り込んでいた。これを阻止するために鬼達が退治し続けている。日本全国で出現するため、鬼を支援する組織「猛士」は各地に拠点を置き、それぞれの発生現場に鬼を派遣している。魔化魍の発生の情報は各地にこの存在を認知している者たちの支援のもと集められている。この魔化魍の存在は「猛士」のメンバーの活躍により世に出回る事無く闇に葬られているが、現代の社会で誰もこのような怪物が存在しているなどとは思ってもいない。だがこの魔化魍に襲われたが鬼達に助けられる人間も存在している。世に広まらないのはそんな夢のような非現実的な話だからである。 -魔化魍ごとにこれらを退治する鬼の役割は決まっており、通常の魔化魍全般や夏の魔化魍は[[響鬼>仮面ライダー響鬼]]のような太鼓の鬼、[[ウブメ]]、[[イッタンモメン]]などの空中タイプの魔化魍は[[威吹鬼>仮面ライダー威吹鬼]]のような管の鬼、[[バケガニ]]、ヤマアラシのような体の硬いタイプは[[轟鬼>仮面ライダー轟鬼]]のような弦の鬼が担当する。これら退治のローテーション管理は彼らのバックアップを担当する猛士で管理されている。 **魔化魍の誕生 -大抵が巨大な体を持っている。日本に伝わる妖怪の名前を持ち、生育場所によりいくつかのタイプに分かれる。固体によって体色がことなる。基本的に魔化魍の名前の前に生育した場所をつけ、人間を餌として食らう。ほとんどは「童子」と「姫」により餌となる人間を与えられ育つが、ある程度育つと自力で餌をとるようになる。魔化魍ごとに存在する童子と姫の男女二人は男女逆の声で話し、戦闘時には「[[怪童子]]」「妖姫」と呼ばれる怪人形態に変身する。鬼たちにすぐ倒される者が多く、戦闘員のように戦闘能力は低い。子供の魔化魍に食われる者もいた。魔化魍ごとに個体差がある。&br()後に彼らを生み出す言葉をしゃべらない同じ容姿の黒と白の「クグツ」と呼ばれる存在が登場する。黒の「クグツ」から与えられた「鎧」というイガイガで「怪童子」「妖姫」は「武者童子」「鎧姫」という姿に強化する。武者童子・鎧姫はヌリカベの不完全体とヨロイツチグモの完全体が登場した。稀に暴走してウブメの「怪童子」がウブメの「乱れ童子」になるような失敗作の例も存在する。ウブメの「乱れ童子」はウブメの「妖姫」と[[ウブメ]]を喰らい鬼たちを圧倒していた。&br()物語後半では、彼・彼女らを生み出したのは童子・姫・クグツ達の製造された魔化魍の首領的存在「洋館の男女」(身なりのいい男女)であり、変身しなくても桁外れに強力で声はそのままの「スーパー童子」と「スーパー姫」が生み出され登場した。これらは洋館の男女が実験で生み出したものだが目的がハッキリしておらず、2人によって生み出された魔化魍に関する実験は、ほぼ失敗作。ほぼ鬼達に倒された。スーパー童子、姫も強力な魔化魍全てを生み出しコントロールが可能な状況まで行ったが、自我が目覚め、自分らは何のために生まれたのか疑問視するようになった。そのため、洋館の男女が出した敵である鬼を助ける命令に反抗し、彼・彼女らに牙を剥いたため、餌であるイガイガを与えられず、自滅することになる。後に洋館の男女はオロチ現象を予想外の展開と判断し、敵である鬼たちと猛士に全ての鬼を集め阻止する事を交渉している。&br()これらの実験で魔化魍を増殖させていた洋館の男女達もやはり増殖させられたクグツの男女で2人より上の存在である「洋装の謎の男女」(さらに身なりのいい男女)と呼ばれる者達から生み出されコントロールされている者達なのであるが、彼・彼女らもまたクグツである模様である。それが長きに渡って鬼との決着がつかない理由である。 -コダマの森と呼ばれる魔化魍が出現すると時期を問わず、魔化魍が大量増殖するオロチ現象が発生する。これを鎮めるにはある場所にある鬼石を叩いて大地を清めなければならない。コダマの森では本体はコダマではなく、森の樹の一本であり、桐矢京介と安達明日夢がこれを音撃弦・烈雷で攻撃して弱った所を倒された。この際、「オオナマズの胃袋」が単体で出現し、「コダマ」も増殖した。「ツチグモ」の亜種「カエングモ」も出現した。 - 毎年、夏になると等身大で大量発生する「夏の魔化魍」が出現する。これは太鼓の鬼でしか倒せず、他の鬼達も音撃鼓・音撃棒を装備して戦うことになった。彼らの「童子」「姫」を生み出すのは白の「クグツ」であり、男のみが登場した。この個体は[[カッパ]]、ドロタボウ、[[バケネコ]]、[[テング]]、カシャが存在している。他の方法での攻撃では増殖する手助けになってしまうかなり厄介な魔化魍である。童子と姫は、ドロタボウとバケネコで出現し、怪童子・妖姫はドロタボウのみであった。季節が夏になる頃は他の音撃の鬼も太鼓訓練が必要になる。ただし、他の音撃でも退治できる例外は存在する。 - 「シュキ」が両親の仇として追っていた「ノツゴ」は、4年に1度しか現れない稀で強力な魔化魍である。これを倒すには直接体内に音撃を叩き込まねばならない。 -黒のクグツの命令により[[ウブメ]]とヤマラアシを合体させた「ナナシ」が出現した。 -[[アミキリ]]は[[バケガニ]]の変異体である。 -[[バケガニ]]、[[イッタンモメン]]、[[ウブメ]]、[[オオアリ]]といった魔化魍は出現回数が多い。 - 劇場版「7人の戦鬼」では、戦国時代で「血狂魔党」と呼ばれる「オロチ」とその「童子」と「姫」を中心とする魔化魍の集団が登場した。「オロチの童子」「オロチの姫」は、「怪童子」「妖姫」ではなく、仮面体という姿に変身する。「血狂魔党」は海上の「鬼岩城」に住み、大量の魔化魍忍群「紅狐」「白狐」や「火焔大将」、雇われ魔化魍である手毬の少女に変化する「ヒトツミ」で構成される。また、カブキ=「[[仮面ライダー歌舞鬼]]」もこれに加わっており、「火焔大将」と連携していた。彼らは近隣の村に人身御供として娘を要求していた。「オロチ」は現代にも出現し、「童子」と「姫」なしで人間を襲っていた。 **魔化魍の力と鬼の闇の部分 -魔化魍を退治するためには鬼になる修行を積まなければならない。この修行は変身できるだけでは魔化魍の力に対応できる訳ではない。そして変身するためにも様々なハードルをクリアする事が条件となっている。体だけを鍛えるだけでなく精神の鍛錬も変身の条件でもある。鬼は鍛え続ける事で魔化魍に匹敵する能力も持つことが可能になるとされている。鬼の力がどのようなものなのかは定かではないが、力だけの修行だけでは対応できない状況への対応が要求される。たとえ身内が魔化魍に殺されても私情を持ち込む事が禁じられている。憎しみの心が増大する事により、いつしかその復讐に心を支配されて鬼が鬼でなくなってしまう危険をはらんでいる。その憎しみの闇を魔化魍に利用されてしまう危険がある。「[[ザンキ]]」の師匠である吉野の鬼舞神社から鬼の鎧を強奪した破門者の「シュキ」(品川栞)=仮面ライダー朱鬼もそんな外道の鬼として扱われていた。この掟を破った鬼は鬼払いと呼ばれる儀式で猛士の組織の宗家の鬼に退治されてしまう。過去に何度か鬼払いや鬼になる力を取り上げられてしまう者が出ていた。鬼である前に人間である事を忘れない事が鬼になるための修行では重要とされている。「[[イブキ]]」の弟子である「[[天美あきら>アキラ]]」もまた両親の仇として、魔化魍と戦っており、そのことを厳重に注意された末、後に自分の意志で鬼の弟子を止めることになる。 ---- **魔化魍登場リスト |名前|伝承|オリジナル登場話|ディケイド登場話| |[[怪童子]]|不明|一之巻~二十六之巻|[[第1話]]| |[[バケガニ]]|化け蟹|五之巻、六之巻、十五之巻、十九之巻、二十之巻、&br()二十六之巻、四十三之巻、四十四之巻、四十六之巻、7人の戦鬼|[[第1話]]| |[[イッタンモメン]]|一反木綿|七之巻、八之巻、二十二之巻、四十四之巻、四十七之巻、&br()7人の戦鬼|第1話、オールライダー対しにがみ博士| |[[ウブメ]]|産女|十三之巻、二十一之巻、二十二之巻、四十二之巻、四十七之巻|~| |[[オオアリ]]|大蟻|九之巻、四十二之巻、四十七之巻|第1話| |[[アミキリ]]|網切|二十之巻、四十六之巻|~| |[[牛鬼]]|牛鬼|未登場|[[第18話]]、第19話| |[[バケガニ変異体]]|化け蟹|未登場|第19話| |[[カッパ]]|河童|二十五之巻、四十二之巻、四十四之巻、四十五之巻、四十七之巻|第18話、[[オールライダー対大ショッカー>劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]| |[[テング]]|天狗|二十八之巻、四十三之巻、四十六之巻、四十七之巻|第18話| |[[バケネコ]]|化け猫|二十六之巻、二十七之巻、四十二之巻、四十四之巻、四十五之巻、&br()四十六之巻、四十七之巻|[[第18話]]、[[第28話]]、オールライダー対大ショッカー| |[[ヨブコ]]|呼子|三十八之巻、三十九之巻、四十五之巻、四十六之巻|[[第29話]]| |[[ヒトツミ]]|二口女|7人の戦鬼|オールライダー対大ショッカー| |[[コダマ]]|木霊|四十之巻、四十一之巻、四十四之巻、四十七之巻|完結編| ---- **【関連するページ】 #related ----

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