|【種別】|[[怪人]]| |~|[[平成仮面ライダーシリーズ]]| |~|[[仮面ライダーアギト(平成第2作)]]| |【名前】|アンノウン| |【よみがな】|あんのうん| |【[[9つの世界]]】|[[アギトの世界]]| |【[[新たな世界]]】|[[アマゾンの世界]]| |~|[[ライダー大戦の世界]]| |~|[[ディケイドの世界]]| |~|[[ライダー大戦の世界(完結編)]]| |【登場話】|[[第12話]]、[[第13話]]、[[第28話]]、[[第29話]]、[[第31話]]| |~|[[オールライダー対大ショッカー>劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]| |~|[[完結編>劇場版 仮面ライダーディケイド 完結編]]| **アンノウンの特徴 -闇の力である少年・青年「斗真」(オーヴァーロード・テオス)の使徒であり、地球上の動植物を模した姿を持つ超越生命体。警察からは[[未確認生命体>グロンギ]]とは別種の存在であることの区別として正体不明(Unknown)の物体を指す言葉から「アンノウン」と付けられる。この総称は人間側がこの正体不明の生物を指す時に使われる名称である。それぞれが特殊な名前の武器や防具を持っている。 -「ロード」が正式名称(ただし媒体によっては「ロード怪人」等)であり、上位種には「エルロード」と呼ばれる称号を持ち、種族毎に「~ロード」と呼称される。 -闇の力が恐れる存在「アギト」の抹殺の為に動き、光の青年が放った光を浴びたアギトの力に目覚める可能性を秘めた人間(超能力者)を家族単位で殺して回る。それが赤ん坊などであっても同じ。この法則が判明した後、アギトに覚醒する人々は人類の脅威になるのではと考える者が現れ、逆にアンノウンがアギトの力を持つ者の抹殺を支援している。警察はこれを「不可能犯罪」と呼ぶ。 -階級を持ち、似た容姿のアンノウンが複数存在する場合は司令官的存在である「クイーン」が登場することもある。また、男性怪人でも司令官のアンノウンが存在する。 -劇中、中盤以降は上位種「エルロード」が登場し、「水のエル」「地のエル」「風のエル」のアンノウンが登場。彼らは他のアンノウンと違い、人間の言葉を話すことができる。水のエルと地のエルは強化体という姿も持つ。水のエルは、体を水球に変えたり、人間に寄生できる。 -能力の発動、武器の召喚、死亡時には「天使の輪」(ロード・リング)と呼ばれる円盤状の光体が頭上に出現する。 -彼らの行う殺害方法は「不可能犯罪」と呼ばれ、人間をコンクリートの壁の中に埋める、地上なのに海中同様に溺れさせるなど現実では不可能な殺害方法でアギト覚醒者を狙う。 -しかし、逆にアギトの力を持たない者の殺害は極力禁じられており、掟を破った者は闇の力「斗真」から制裁を下される。 -劇場版「PROJECT G4」では[[クイーンアントロード フォルミカ・レギア]]とアントロード フォルミカ・エクエスが率いる大量の[[アントロード フォルミカ・ペデス]]が出現した。また、TV版でも登場した[[マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス]]は公開版ではカットさえ、ディレクターズカット版に登場した。 -TVスペシャル「新たなる変身」では最強クラスのビートルロード スカラベウス・フォルティスが登場した。 -ハイドロゾアロード ヒトゾロア・イグニオは、津上翔一(沢木哲也)の恩師・花村ベーカリー店主・花村久志を妹の復讐としてアンノウンの仕業に見せかけて殺した警察官・司龍二を見て闇の青年「斗真」の言葉を代弁する形で「人は人を殺してはならない。」と人語を話した。 **闇の力(創造主)と光の力 -はるか昔の出来事、創生者(テオス)の闇と光が憎しみの戦いで、敗北した光が放ったアギトの光を浴びた人類の末裔が現代でアギトの力が覚醒を始めた。闇が作り出した人類が光の手により進化した力を持つことになった。闇にとって憎き光が自分の愛すべき人類に手を加えた事がアギトの力を持つ者と闇が送り込んだ使徒との戦いの始まりであった。 -闇の青年、光の青年は同じ力を持つ存在で同種。彼らが何処から来て何者なのかは不明。闇の青年が人類を創造したが、その人類にアギトの力を与え、闇の青年への脅威になるようにしたのは光の青年。なぜ憎しみあうようになったかは不明。彼らの力は惑星の位置を自在に変化させるほど大きく、人類を誕生させる力を所持。闇が力を行使すれば人間が触れることすら不可能。攻撃は一切受け付けない・・・はずだった。闇が脅威に感じているアギトの力を持つ者・[[津上翔一]]、葦原涼、木野薫からその力を取り除いた際、津上翔一(沢木哲也)による素手での攻撃が油断していたとはいえ当たってしまう。愛すべき人類のいわば、神への冒瀆であった。自分が考えもしなかった人類の行動が予想外の方向に進化し人類すら無かったことにしようとしてしまう人類滅亡計画を実行する。それはまず、蠍座生まれの人間から始めてドッペルゲンガーを見せ、死に追いやるものだった。[[仮面ライダーギルス]]に変身する葦原涼の恋人、暴走族「スコーピオン」の女・水原リサもその犠牲となった。「地のエル」「風のエル」をその護身に召喚。 -光の青年から直接アギトの力を与えられた超能力者達が「あかつき号」の乗員である。彼らは木野薫=アナザーアギト、三浦智子、篠原佐恵子、榊亜紀、関谷真澄、橘純、高島雅英船長、相良克彦、真島浩二、涼の父・葦原和雄に津上翔一(沢木哲也)を加えた11名。ほとんどが「水のエル」やアンノウンの襲撃、持病・精神を病むなどで死亡。生き残ったのは翔一、浩二のみ。アギトの力の光を浴びた翔一の余波で他の者も順に覚醒した。 -物語冒頭で台風により与那国島に出現したパズル型のオーパーツが発見され、警察組織内のオーパーツ研究局に託される。オーパーツ研究局の三雲咲子らが解析した結果、未知の遺伝子構造が発見され、そこから一人の赤ん坊が誕生する。その赤ん坊こそが現世に受肉した闇の力「斗真」であり、少年・青年へと急成長を遂げる。少年時に三雲咲子がスネークロード アングィス・フェミネウスに殺害された際、スネークロードを制裁し彼女の遺体を何処かへ持ち去った。闇の力は、青年まで成長した後、あかつき号の乗客・三浦涼子を殺害しわざと警察組織に捕まり、精神病院に潜伏し、自ら蘇らせた沢木哲也(本物の津上翔一)にコンタクトをとりながら人類の動向を観察していた。が、アギトの力を持つ者達により後に自ら行動を開始する。 **アギトの物語 -ディケイドの[[アギトの世界]]では、闇の力「斗真」や光の力に当たる存在は、士たちがこの世界に介入してきた時点ではこの物語に登場していない。闇の力「斗真」の役割を[[バッファローロード タウルス・バリスタ]]が代弁している。オリジナルのアギトの物語では、闇が創り上げた人間でアギトの力を持たない者の殺害は禁じられていたが、ディケイドの物語では、[[ゲゲル]](殺人ゲーム)で人間を襲う[[グロンギ]]を狙い抹殺している。 ---- **アンノウン登場リスト |名前|モチーフ|オリジナル登場話|ディケイド登場話| |[[バッファローロード タウルス・バリスタ]]|バッファロー|未登場|[[第12話]]、[[第13話]]、[[第31話]]、[[オールライダー対大ショッカー>劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]| |[[アントロード フォルミカ・ペデス]]|アリ|PROJECT G4|~| |[[クイーンアントロード フォルミカ・レギア]]|~|~|第13話、[[第31話]]、オールライダー対大ショッカー| |[[マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス]]|カマキリ|第34話|[[第28話]]、[[第29話]]、[[第31話]]| |[[スコーピオンロード レイウルス・アクティア]]|サソリ|第13話、[[第14話]]|オールライダー対大ショッカー| |[[クラブロード クルスタータ・パレオ]]|カニ|[[第30話]]、第31話|オールライダー対大ショッカー| |[[ファルコンロード ウォルクリス・ファルコ]]|ハヤブサ|第44話~第46話|完結編| ---- **【関連するページ】 #related ----