2016-09-18
近くの川の横道に、歩行者が落ちないようにするためのフェンスが付けられた。
また夜はほぼ真っ暗なところだったので街灯も一つ設置された。
学生が通学に利用したりする道であり、フェンスはまぁそのうち付くかも知れないなぁと思っていたので良いとして、
街灯は…正直要らなかったと思う。
理由はそこに棲むホタルの存在。
夜行性であり、仲間の発光が見えにくくなるから。
ホタルより人間の生活・安全が大事だろうってのは社会的優先度ではそうなんだろうが、
私の感覚だと「人が落ちても濡れて少々ケガをする程度のリスクであって、そのために近所でも希少となったホタルの邪魔をしなくてもいいじゃないか」
と思ってしまう訳だ。
別の近所の川も私が小学生の時に、土と草で出来た川からコンクリートで綺麗に整えられたものになってしまった。
あの時はまぁ人間社会を恨んだもので。子供だから必要性もよく理解できなかったし。
サカナ、ヤゴ、ミズカマキリ、ミズスマシ、カワニナ、カエル等の水生の生き物と、
その川の周囲の草地に棲むバッタ、カマキリ、チョウチョ、カナブン、タマムシ、カミキリムシ…。
これらの生物が特別好きという訳ではないんだが、
そこの棲みかや命を根絶やしにする行為に対しての人間生活への恩恵がどれだけあるのかと疑問はいつも湧いてくる。
街灯が付いた事でホタルがいなくならなければいいが。
最終更新:2016年09月18日 04:29