アイマスの日記/2015年10月04日(日)/アニメCG 第24話 「Barefoot Girl.」の簡易感想
2015-10-04





デレステに少し疲れアニメが気になったので土曜の深夜に第24話見ましたので簡易感想を。
あー、そういえばLIVE報酬からR卯月が出ました。プチ運命的なR。




話の運びやまとめは何か普通?無難な印象でした。
問題が卯月自身の気持ちにある訳でそこまで大ごとな展開を用意しても無理やり騒ぎを大きくしようと不自然になる、
演出のための“こじれたご都合脚本”になる気がするので、この割と普通な話は卯月に合っていると思います。


各所でメンバーの話を聞いている卯月は自分の考えで足を運んで聞いているのかな。レッスンルームなんかは明確だしね。
心配かけてすみませんでしたの挨拶周りついでに話を聞いているって事なんだろう。
個人的には卯月の手を握る美波と、きらり×卯月という何気に珍しいところが良かったです。

星ってアイテムは、空に星が見えないから自分達で星空を作ってしまえ的な発想から来てるんだろうなぁ。
たくさんの星が集まったのは良いんですが、逆に今回星を描かなかったアイドルは第25話では出番は無いんだろうなぁという、
少なくともステージ上で出番は無いよねっていう若干のサプライズ期待を削がれるところでもありました。
少し逸れたところでは、とときらの星に書き込みする場面での愛梨が良いオーラ出てましたね。


第1話のNジェネ3人とPが出会っていた場所に訪れて伏線回収も出来たし。
あの場所って第25話の終盤辺りで出て来たりするのかなぁと思っていたんですが今回使ってきましたね。
私としてはあそこはNジェネ3人で来ると予想していましたが…後でそういう画も入れてくるかなぁ。
確かにガラスの靴を拾ったのはPでしたから、舞台の使い方は今回ので正解なんだろう。

卯月と話をしてるPにはもっと強い言葉を掛けて欲しい気持ちも湧きましたけど、
第23話でも分かるように強い言葉はアイドル同士に任せているので、Pのセリフはあのくらいで良いんでしょう。
実際このコミュはグッドかパフェになりましたから。
ここに来なければ踏み出さずに終わっていた、とまではいかないと思いますが卯月がPに気持ちを伝える環境整備として準必須パーツだったかな。



話の最後に『S(mile)ING!』を歌う展開は予想通りでしたが、歌が新録、衣装が制服なのは新鮮な気持ちで見れました。

んー、『S(mile)ING!』が流れたらもっと泣けるかと思っていましたけど、
自分の中で今回歌うだろうなぁと先読みしていたのが邪魔してそこまで泣けなかったです。泣いたんですが。
予想せずに急にイントロが聴こえてきたら、その時点でボロボロっといってたでしょうね。
やはり先読みってのは純粋な感動を味わうには害悪でしかない。

歌を新録にしたのは、CD音源だと“『S(mile)ING!』を理解した後の卯月の歌声”になっちゃうから、
“『S(mile)ING!』を歌いながら理解していく卯月の歌声”が必要だったのかなと思います。
作画の徐々に乗ってきて笑顔になっていく様と合わせて歌も乗っていく具合が良かったですね。
そう、歌っている間に『S(mile)ING!』という曲の意味を初めてちゃんと理解しているってのが私の解釈。
それまでは何となくソロ曲として歌っていたけど、改めて詩を見つめると自分に合ってると感じていく。
そもそも曲の意味を理解していたらこれまでの展開の意味とは一体…ってなっちゃいますからね。
笑顔にしても曲にしても、答えは既に持っていたっていうのは良い演出だなぁと思います。

歌っている中で出てきた鏡の卯月から星を貰う描写は、あの時の自信『笑顔』を取り戻すのと、養成所からの縛りが解けた表現かな。
「アイドルみたいですね」とか「アイドルはまだ早かった」とかの言葉は養成所を抜け切っていない卯月の目線で、
鏡卯月は「あなたはもうアイドルなんですよ」という表れなんだろうと。
それはアニマス第20話のEDで、千早が子供の頃の自分と弟を見送る場面にも似ている気がします。

あー急に『S(mile)ING!』が出てきて「新曲か?いつレッスンしてた?」という疑問を持つ人もいるかも知れないですね。
一応作中でもCPのアルバムを出していて他のCPメンバーも先の回でソロを歌ってたりしているから、
ソロはそれぞれ発表済みだという情報や示唆は出ていますが、その辺を見逃していると急に感じるかも。


制服でステージに出ると決めたのは誰の考えを反映してだろう。
衣装は用意してあるだろうから…単に時間の都合ってのがあったとしても着替えるくらいの引き伸ばしは出来るだろうし。
恐らく衣装を着ようと思ったけどまだ自信の無さや不安・躊躇いがあるから、
まずはソロ曲で確かめないと…制服でいく→いきましょう(P)な流れかな。
ソロの後で衣装に着替えたかは描かれてはいませんが、まぁ衣装着てNジェネ曲をやったでしょう。
ユニット曲で一人だけ制服とかはさすがに浮くし、何よりあのまま踊ったら…スカートとかヤバイからね。

演出的には魔法が解けた姿で一歩踏み出し自分で魔法をかけたという表現で制服ステージになったのに加えて、
シンデレラはドレスなしでも本来綺麗で、魔法で着飾った女の子を見て惚れてしまう単純王子に対する反発もあるんかなーと深読みもできるかな。

冒頭で常務から「灰かぶり」と言われた時の制服衣装でステージに立つってのは対常務としての効果も大きかっただろう。
常務関連をまとめるなら、もうひと押し。それは第25話でやるんかな。
第24話の卯月は『ドラクエ3』でいうゾーマに「ひかりのたま」みたいなものか。次回からちゃんと攻撃が届くよと。
まぁ別に常務を倒す必要は無いんですが。どちらかといえば『FF6』でゴゴを仲間にするみたいな相手に認めさせる系。

美穂が現場に応援にきていたのは後押しとして凄く効果的。
対外的にも明確な一歩を踏み出す様が分かるのが美穂とのユニットであり、本当の意味での一歩がそこにあると思うから。


346に戻って翌日がLIVEっていう時間の舞台装置。
仲間と会話して時間を掛けての修復を許さない展開にしないとステージで笑顔を取り戻す展開が出来ないからね。
卯月ソロ歌唱後に控えるNジェネ3人でのステージも上手く行っただろうから、
事前にユニット練習しなくてもステージやれる練度はあるっていう映像の外側まで表現に見える。



アニマス春香が環境要因からくる問題をほぼ自力で復活まで持っていったのに対し、
卯月の問題は卯月自身にあるが、復活までの仲間からのサポートは割と沢山盛り込まれていたってのは面白いところ。
二人の問題要因から考えれば春香こそ仲間からのサポートが必要で、卯月こそ自力復活できる問題なのに、
その辺が逆になってるってある種のメタでやってるのかなぁと。
同じ『普通』という属性を持っている赤属性のメインアイドルで似せつつも方向性を全く変えているのが良いなと思います。










簡易感想なので書きたい事は一通り書いたのでこの辺にしておきます。
再来週で終わるとか(一応第26話もあるけど)淋しくなりますね。


あー、そうだ。
前回の特別編を予約録画に失敗した件ですが、この第24話はちゃんと予約録画出来ました。
デジタル番組表は木曜日まで「第25話『終』」のままでしたが、木曜深夜くらいから「第24話」になりまして、これなら予約も正常に動くだろうと再設定しました。
番組表の修正がもっと早ければ特別編も正常に予約できていたのかなぁ?。
でもスケジュールが変更された時点で毎週予約ではレコーダーは対応できなかったし、いずれにせよ一度毎週予約を解除しないと無理だったな。
その辺デジタルの番組単位予約に慣れ過ぎた弊害が出てしまったなぁと、デレアニを見て一番味わった教訓です。






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最終更新:2015年10月04日 12:57