翠下弓那

ノンスケール 翠下弓那





天空のユミナより翠下弓那のノンスケールディフォルメにて。
ねんどろいどぷちのサイズに合わせて作ってみたので、上手くいけば頭を交換したりできるかも(首周りの調整がおそらく必要)。

パーツ数:8

  • 前髪
  • 後ろ髪
  • アホ毛
  • 髪飾り
  • 胴体
  • 右腕
  • 左腕

もしかするとアイデカールが付属しているかもしれません。

必要な道具類

買い揃えてください。
  • カッターナイフ
  • デザインナイフ
  • ニッパー(できればプラ用)
  • 瞬間接着剤(ゼリーは△)
  • 紙やすり(#240、#400、#600)
  • サーフェイサー(タミヤホワイトサーフェイサーが無難)
  • 筆(安物は毛が抜けるので使いにくいです)
  • マスキングテープ
  • 塗料(ラッカーがいいです)
  • 塗料に応じたシンナー(ラッカーがいいです)
  • 塗料皿

あったらいい道具類

  • パテ類
    • アルテコ瞬着パテ、ポリパテ、エポキシパテ、光硬化パテがオススメ。
  • コンプレッサー、エアブラシ
  • つや消しクリアー
  • 真鍮線(1mm)
  • ペンチ、ニッパー(真鍮線用)

製作手順

1. パーツ数を確認します。
  • パーツ数は少ないので不足等はできれば会場で・・・
2. 粗くバリや湯口を除去します。
  • 洗浄の邪魔になる部分や尖って危険な部分、そのまま折れるとパーツが欠けそうな部分をニッパーやナイフで大雑把に切除すれば大丈夫です。
  • 湯口などのキャスト片はその後使える場合もあるので保管しておくと役立つこともあります。
3. 洗浄します。
  • パーツクリーナー等で表面のシリコーンオイルを拭き取ればその後のヤスリがけ等で十分ですが、念のため研磨剤入りの洗剤(ジフ、クレンザー等)と歯ブラシで細かいところも磨くと良いです。
4. 表面処理
  • まずは気泡や欠損部分をパテ、瞬間接着剤、キャスト片などで充填します。キャスト片を削って瞬間接着剤をつけて気泡や欠損部分に突っ込み、硬化を待ってから削るというのが一番オススメです。材質が同じなので削った時にムラができません。
  • 発泡の処理は細かな穴をデザインナイフなどで広げて、大きくなった穴を気泡と同様の方法で埋めます。
  • 出っ張り、段差をデザインナイフや紙やすりで均します。
  • あらかた表面が整ったらサーフェイサーを吹いて状態を見ます。サフには小さな傷を埋める、均一な色にして凹凸を見やすくする、塗装の食いつきを良くするなどの効果があります。
  • ここで表面の荒れが見える場合には表面処理を続けます。サーフェイサーを使わずにメタルプライマーを使う方法もあります。
5. パーツのすり合わせ調整
  • その1と交互にやるべき作業ですが、組み立てた時のすり合わせを考えてパテ等で隙間を埋めます。
  • 接合面の荒れはその1の手順で均します。
6. 塗装します。
  • エアブラシがあればマスキング、塗装の繰り返しになります。塗装は薄い色からが基本です。
  • 筆塗りの場合はリターダーを使うと筆ムラを防げます。
  • 塗装後につや消しクリアーを全体に吹くと塗装がはげにくくなる、光の反射が抑えられてムラが目立たなくなる(サフの逆)などの効果が得られます。クリアークリア塗料+フラットベースでもスプレー缶でも構いませんが、溶剤の種類を塗料にあわせて考慮する必要があります。
6.5 アイデカールを貼ります。
  • アイデカールがある場合には一回り大きく切り抜いた後で以下の手順です。
  • 透明な厚手のプラの台紙がある場合にはミラクルシート>http://www.mimei.jp/~nishiyama/miracle.htmを使っています。貼り付け方はプラの台紙をはがして、そちらがのりの付いた接着面なので位置決めをした後で紙の台紙を水で濡らして浮かせるように取り除きます。その後強めに押し当てて固定します。
  • プラの台紙がない場合はミラクルデカールを使っていると思います。こちらは通常のデカールと同様に、水で紙の台紙から浮かせてずらして位置決めをした後固定します。インクが流れやすいので,表面に缶のアクリルかラッカーのクリアーを吹いておくといいです。クリアーを吹きすぎると硬くなって貼り付けにくくなります。
  • 白はインクがないため透明になってしまっています。貼り付けた場所の色が透けるので、透けている白目と瞳の中の光に白を塗ります。エナメル塗料を軽く乗せる感じで筆塗りすると良いです。
  • デカールを貼り付けた後、つや消しクリアーを吹き付けます。これでデカールの段差が目立たなくなります。
7. 組み立てます。
  • ばらして保管しやすくなる、角度の調整ができるなどの理由で、真鍮線を使ってパーツを固定するのが一般的です。完全に固定してしまうのであれば瞬間接着剤で固めてしまうのもありです。
8. 完成!


注意

  • 製作過程においての怪我等について責任は負いかねます。
  • 小さいので湯口、バリがパーツに対して大きくなっています。湯口やバリを取り除く時はパーツを切り取ってしまわないよう、裏表から見てパーツの形を見極めてください。
  • 湿気などにより発泡している場合があります。また、型の形状により気泡が残っている場合があります。適宜埋めてください。
  • 特に前髪パーツの髪が跳ねている部分は大きめにバリを作って抜けやすくしていますが、かなりの可能性で気泡が残ってしまっています。申し訳ありません。
  • 首の部分の合いがおざなりです。特に胴体側は複製の際に湯口をなっているためパーツ形状を維持できてません。無難な固定方法は以下の通りです。
    • 胴体側の首を切り取り、顔側の穴を一度埋め、2mm以上の真鍮線、プラ棒で固定します。この場合左右への首の回転は可能です。ここで完全に固定してしまっても問題はありません。
    • 顔側の穴を拡張し、ボールジョイントの受けを埋め込みます胴体側には首部分を切除し、ボールジョイントのボール側の軸を埋め込みます。ボール径が5mmあればねんどろいどぷちと首の挿げ替えができるかもしれません。
  • 腕と胴体の接続は切断面に対して垂直に穴を開けて芯を通すことで可動にすることができます。
  • アホ毛は塗装後に前髪に固定した後非常に折れやすいパーツとなります。数多くのアホ毛キャラを作ってきましたが、折れるものと思って諦めたほうがいいです。


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最終更新:2010年02月07日 03:23
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