どうも、ソーニャです。今回特別寄稿にあたってコメントする機会を設けて頂きましたので、この場をお借りして、寄稿作品についての紹介とイベントの所感を述べさせて頂きたいと思います。
この物語は実話を題材にしており、その内容は、大正時代末期の熊本県で、貧困に喘ぐ農村の現状を打開する為に、一人の男が毎日、往復で12里の山道を越えて県庁へ赴き、粘り強く灌漑設備の建設計画推進の交渉を続け、見事成し遂げたました。この時の県との交渉を、廃仏棄却によって土地を追われた竜との対話に置き換えて表現しています。
言葉で事実を説明すれば、郷土史の一ページに書かれる業績の一つにすぎませんが、その過程で地道に繰り広げられた、男の努力をどうにかして形にしてみたい、そしてそんな男の生き方をエミリオにも伝える事ができたら素敵だろうなと思ったことが、この物語作りの発端でした。
私自身、筆者としては非常に拙い技術しか持ち合わせていない為、上手く表現出来なかった部分が多々ありましたが、この物語をきっかけに、このような素敵な企画が執り行われ、それに多数のプレーヤーの皆さんが参加して競演を見せているという事に驚くと同時に、計り知れない嬉しさを感じています。
童話集の企画立ち上げにあたって、舞花さんから、私の生活ゲームの内容が企画の元になったのですとのお話を頂いた時は正直畏れ多いというか、恐縮しきりで………というか@@さんになっておりました。
いや、まさかこんな流れが起きるなんてあのとき遊んだ当初は全く思いもしませんでした。これがアイドレスの奥深さなのかもしれません。
最後に、ここに集められた物語が、ネコリスや子供達の心の何処かに残る作品になることを、心からお祈りし、特別寄稿の挨拶に代えさせて頂きます。
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この作品は、ソーニャさんが生活ゲームにてエミリオやネコリスたちに創作童話として語ったお話です。その姿がたいへん微笑ましく、また生き生きとした描写だったのが本当に印象的なゲームでした。
今回、この企画のために正式に物語として完成した作品をソーニャさんからご投稿いただいたのは、私にとっても本当にうれしいことでした。そして、こちらからの申し出で、この作品は特別寄稿作品としての掲載をさせていただくことになったのでした。
また、おもいで秘宝館でこの物語のイラストをお描きになったイクさんからも、イラストをご提供いただくことになりました。イクさんもやはり、ご自身でページを作ってしまうほど、このゲームに感銘を受けていらっしゃいました。味わいの深いイクさんのイラストは、まさにこの作品にぴったりと対になる、今回の企画に掲載する上で必要欠くべからざる存在となっていました。
特別寄稿としての掲載を快く了解いただいたソーニャさん、イクさんに心から感謝いたします。
素敵なことには、ソーニャさんのご仲介のおかげで、イクさんの【あとりえ・めっせーじ】の企画と、リンクすることができました。じつは私の勇気がたりなくて、ずっとイクさんにお願いを申し出ることができなかったのですが、今回の作品掲載をきっかけに、あっというまに話はまとまり、当企画のタイトルイラストまでその日のうちに描き下ろしていただくことになったのです。
人と人がつなぎあう、まさにそういうめぐりあわせで、「おててをつなぐはんかち」と「
ネコリスと子供たちに語る物語」がページ協力できることになりました・・・そんな話も、アイドレスの世界にはあるのです。
今回集まった童話の中からも、
そんな素敵な出会いが
きっとあることを・・・!
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最終更新:2008年07月30日 08:43