サントラ・楽曲別使用状況
ソングアルバム・ぼくがいる
「名探偵コナン ソングアルバム・ぼくがいる」は’97年の10月に発売された歌集で、全て伊織がボーカルを担当しています。「時計じかけの摩天楼」のサントラには収録されていなかった「キミがいれば」もここに収められています。
基本的には大野克夫氏が作曲したBGMに後から歌詞をつけてアレンジしたもので、いくつかテレビ放送でも使用されているため、以下順番に紹介します。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’97 |
76.コナンvs怪盗キッド |
2 |
1(2) |
ここまでのおさらい・1 |
’99 |
129.黒の組織から来た女 大学教授殺人事件 |
|
1 |
|
|
|
|
合計2(3) |
|
サントラ1「コナンのテーマ」のアレンジ曲で、オリジナルバージョンがコナンの活躍を前面に押し出しているのに対し、こちらは不敵に笑う悪に立ち向かっていくという勇ましさとキリっと締まった雰囲気を醸し出している。ソングアルバムなので当然歌詞がついているのだが、テレビ放送では完全にインストバージョンになっており、それがなかなかいい。もっと活躍の場を与えてもよかったのではないかと思うほどの出来である。
’97年の第76話「コナンvs怪盗キッド」で二回、’99年の第129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」で一回使われた。それぞれスペシャル回で(キッドの時はおさらいシーンにも使われたが)コナンが目標とする悪に立ち向かっていくという心情を演出できていたと思う。
未使用曲。仮面ヤイバーのテーマこと「新一のテーマ」を、今度こそ新一の曲として復活させようとして作ったのかもしれない。
未使用曲。「少年探偵団のテーマ」のアレンジで、歌詞を見ても完全に探偵団のイメージ曲扱いになっている。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’98 |
96.追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件 |
|
3 |
|
101.初恋の人想い出事件(後編) |
|
|
103.時代劇俳優殺人事件(後編) |
|
|
|
|
|
合計3 |
|
「蘭のテーマ」のアレンジ曲だが、それまでのどのアレンジよりも優しいものが感じられる名曲である。やはりこれも、テレビ放送の際には歌詞を抜いてインストだけになっている。だが、それがいい。
’98年に集中的に三度使用された。最初は第96話「追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件」において藪内家の事件の犯人が自供した後、何かほっと胸を撫で下ろしたように工藤優作に「あんたのことは信用できそうじゃ…」と呟き、コナンのナレーションが入る哀愁漂う場面で使用された。美しく、めでたしめでたしとなったわけである。その後は「初恋の人想い出事件(後編)」のCパート、そして「時代劇俳優殺人事件(後編)」の犯人の自白シーンに使われた。余韻が美しいので心に残る。もっと使ってほしかった。
5.ホシが歩いた道を~名探偵コナン 新メイン・テーマ~
未使用曲。
未使用曲。この曲はのちに高山みなみ氏の歌うバージョンで「水平線上の陰謀」「探偵たちの鎮魂歌」にて使用された。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’98 |
91.強盗犯人入院事件 |
|
1 |
現実音 |
|
|
|
合計1 |
|
「コナンの勝利」のボーカルバージョン。’98年に第91話「強盗犯人入院事件」のCパートの、沖野ヨーコによる歌唱シーンで使われた。実際には伊織が歌っているために声が違うのだが…
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’98 |
96.追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件 |
|
1 |
|
|
|
|
合計1 |
|
「蘭・愛のテーマ」のアレンジ曲である。やはりテレビではノンボーカルバージョンが使用された。第96話「追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件」にて上で紹介した「瞳を閉じれば」に続いて挿入された曲であり、この曲に続いてEDに入る。正真正銘のめでたしめでたしのテーマになった。
9.キミがいれば(アルバム ヴァージョン)~名探偵コナン メイン・テーマ~
「アルバム ヴァージョン」とは言うものの、要はコナンの掛け声が入っているだけである。楽曲としては何ら変わらない。
→時計じかけの摩天楼サントラのページへ
最終更新:2014年07月13日 00:48