サントラ・楽曲別使用状況
「ベイカー街の亡霊」オリジナル・サウンドトラック
本作は19世紀のロンドンを舞台としており、シャーロック・ホームズも登場する異色作です。そのため一昔前のロンドンやホームズをイメージした楽曲が多く作られており、特にバイオリンの音色が印象に残ります。その他、油断ならない雰囲気をまとったサスペンス曲は後に「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」において存分に存在感を見せつけてくれます。
2002年に公開された「ベイカー街の亡霊」の音響監督を担当したのは小林克良氏ですが、彼は同年の秋に引退しているため、同作品のBGMが通常放送で使われるようになった時の音響監督は浦上靖夫氏になっています。また2003年早々に井澤基氏も加わったため、以降、通常放送におけるBGMの使い方が従来に比べてかなり変化しています。
テレビでは’03年1月6日放映の第304話「揺れる警視庁 1200万人の人質」に解禁されました。前作「天国へのカウントダウン」の楽曲は’01年12月10日放映の第261話「雪の夜の恐怖伝説(前編)」から使われ始めたので、その間およそ一年ぶりになります。ズルズル先送りされつつあった最新映画BGMの解禁日が、ようやく落ち着いてきたと言えると思います。
ただ音響監督が交代した影響は大きく、小林氏の時代の終盤は「瞳の中の暗殺者」「天国へのカウントダウン」のBGMが中心になっていましたが、再び従来から使われていた定番曲中心の組み立てに戻っています。その方法が新曲にも影響したのか、確かに「ベイカー街の亡霊」BGMの解禁はされたものの、それらの新曲が新たに定着することは以前より少なくなり、多くても年に5回程度しか使われていません。この傾向は後続の「迷宮の十字路」「銀翼の奇術師」で更に拍車がかかり、「水平線上の陰謀」「探偵たちの鎮魂歌」ではごくわずかしか使われずほぼ完全に放置されました。音響監督が浦上氏単独に戻る’09年まで旧曲中心の選曲傾向が続きます(「紺碧の棺」は例外的に多く使われていた方ですが)。あくまで作品に合わせて曲を挿入するべきであっていたずらに新曲を使えばいいというわけではありませんが、あまりにも消極的すぎた感は否めません。映画で使われたあの曲がテレビでも…と想像するのは結構楽しいもので、「いつ流れるかな」とワクワクしながら視聴していた人もいるかと思います。しかしこの’03年からおよそ5年間(特に’04年後半から’06年及び’07年)、新曲が影を潜める時代が続き、マンネリ感が増長されたと感じます。マンネリにより視聴率が低下し、月曜の夜7:30というゴールデン枠を明け渡し土曜の6:00に引っ越すことになったわけですが、BGMの選択・使い方も深層心理に大きく影響していたに違いないと考えています。
以上のことから、テレビでは一度も使われなかったBGMがこれまでとは比べ物にならないほど多くなっています。’07バージョンに編曲される際にも影響があり、なんと「ベイカー街の亡霊」のBGMは、これまでのところ一曲も’07アレンジが使われたことがありません。作られているものの使われていないだけなのか、それとも本当に一曲も作られていないのか断定はできませんが、おそらく後者ではないかと考えます。従って「ベイカー街の亡霊」のBGMは’06年をもって全曲が引退したとほぼ断言できます。
映画では冒頭のヒロキ少年を紹介するシーンで流れた。天才少年の持つ優雅で品位のある風格をイメージした一曲であるが、テレビでは全く使われていない。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
1 |
|
|
|
|
合計1 |
|
天才少年の栄光に始まり彼が抱く心の闇を映し出していく…という流れをまとめた一曲で、「プロローグ~ノアズ・アークのテーマ」の別バージョンという印象だが、締めは重くなる。
テレビでは第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」で使用された。この話には船が出てくるがその「出航」に掛けて使った…としか思えない。妙な凝り方をしたものだが、それほど意味のある選曲でもなかったような。
3.名探偵コナン メイン・テーマ(ベイカー街ヴァージョン)
「14番目の標的」ヴァージョンに次いでテレビでは未使用だったメイン・テーマである(以降はほとんどが未使用になる)。「天国」ヴァージョンを土台にしているが、時計をイメージする「カチカチ」という音が随所に挿入されているのが特徴で非常に洒落ている。また、全体的に音の質が「天国」とは異なる。音の拡がり方は前作の方がいいが、立体的な音ということでは今作の方がいいと思う。更に、「天国」から間奏部分が新規のメロディになったがその部分も変化しており、よりパワフルに仕上がっている。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
|
1 |
締め部分・現実音 |
|
|
|
合計1 |
|
映画ではメイン・テーマ明けのテレビレポーターによるコクーン紹介と、終盤に全員のコクーンが帰還するシーンで使われた。希望や勝利のテーマだと解釈できるが、テレビではたった一度、しかも締め部分のみ、しかもしかも現実音として使われただけである。個人的には大団円のシーンや「江戸川コナン、探偵さ」とコナンが姿を現すシーンで聞きたかった一曲だ。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
332.疑惑の辛口カレー(後編) |
|
1 |
|
’04 |
348.愛と幽霊と地球遺産(前編) |
|
2 |
|
359.本庁の刑事恋物語5(後編) |
|
|
’05 |
394.奇抜な屋敷の大冒険(封印編) |
|
3 |
|
395.奇抜な屋敷の大冒険(絡繰編) |
|
|
396.奇抜な屋敷の大冒険(解決編) |
|
|
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
|
1 |
現実音 |
|
|
|
合計7 |
|
映画では2度考察シーンで使われている。典型的な推理曲のひとつだと思うのだが、テレビでの使用率は低い。’03年から’06年の4年間でたったの7回しか使われなかった(7回というのは「ベイカー街」のBGMとしては多い方である)。そもそも年に数回ずつちょろちょろ使う曲ではないと思うのだが…サントラ2で言うと「事件現場(オリジナルバージョン)」や「悪のテーマ(part2)」に位置づけられる曲である。一度使われ始めるとかなり重用されてしかるべきタイプの楽曲だが、なんと中途半端なことか。
映画未使用曲で、かつテレビでも未使用。本来なら小五郎と「二世・三世」の連中とのやり取りに使われる予定だったのだろうが、そこには「天国」の「ゲームスタート~ピッタリ賞」の後半部分及び「エンディング」前半部分のアレンジバージョン(「ベイカー街」で新たに作られた模様)が挿入された。特に言うことはない。小五郎の情けなさと「二世・三世」の態度に開いた口が塞がらないという感じの微妙なギャグ曲である。なにか「せこい」感じがするメロディだ。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
1 |
前半部分・音響調整バージョン |
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
|
1 |
現実音 |
|
|
|
合計2 |
|
映画では会場の雰囲気を盛り上げてコクーンを紹介するシーンで使われた。いかにもショータイム用に演出されたイントロと、気分を高揚させるメロディで構成される。
テレビでも2度使われた。特に第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」では、映画のシーンを意識したと思しき使われ方(亡霊船長が暗闇から現れて場を盛り上げる際にイントロが使われた)をした。もう一度は第450話「トリックvsマジック(前編)」の現実音である。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
358.本庁の刑事恋物語5(前編) |
|
1 |
|
’06 |
431.本庁の刑事恋物語7(前編) |
|
1 |
|
|
|
|
合計2 |
|
映画未使用曲だ。かなり本格的なギャグ用曲で、中途半端に使うと聞いていて恥ずかしくなりそうだ。
テレビでは2回、共に「本庁の刑事恋物語」シリーズである。一回目の第358話「本庁の刑事恋物語5(前編)」は刑事の慌てっぷりと相まってかなり笑わせてもらった。とことんギャグなシーンやストーリーなら効果的に働くだろう。例えば小五郎が下心丸出しで何か犯罪めいたことをした時はしっくり来そうだ。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
329.お金で買えない友情(前編) |
|
2 |
|
342.ハウステンボスの花嫁 |
|
|
|
|
|
合計2 |
|
映画ではなぜか「二世・三世」の子どもを憂うシーンで使われた。つまりこの曲が「二世・三世の子供達」のテーマとして使われたのだ。短いが優しく穏やかな曲で、曲名からもメロディからも「14番目の標的」の「母への想い」を想起させてくれる。きれいにCパートを締めたり、思い出を語ったりするシーンでもっと使ってほしかった。
テレビでは2回。あまり印象に残る使い方ではなかったと思う。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
318.幸運のシガーケース(前編) |
2 |
1(2) |
共に前半部分 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
4 |
前半部分 |
346.お尻のマークを探せ!(前編) |
|
|
371.物言わぬ航路(前編) |
|
後半部分 |
379.秘湯雪闇振袖事件(前編) |
|
前半部分 |
’05 |
387.ストラディバリウスの不協和音 後奏曲 |
|
2 |
後半部分 |
394.奇抜な屋敷の大冒険(封印編) |
|
|
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
2 |
2(3) |
共に前半部分・共に現実音 |
453.因縁と友情の試写会 |
|
後半部分・現実音 |
|
|
|
合計9(11) |
|
映画では序盤の犯行シーン、その現場に駆けつけるシーン、優作の推理シーンなど複数回使われている。もし小林氏がそのまま残っていたらテレビではかなり重用されたであろうサスペンス曲である。前半は静かに進み、中盤に溜めができて、後半に盛り上がるという構成だ。
テレビでは合計9話、回数にして11回と使われていないこともないが、やはり各年の年間使用回数を見ると中途半端な気がしてならない。こういう中核になり得るサスペンス曲はレギュラー候補に挙がるものだが、一向に定着するわけでも集中的に使われるわけでもなく(第371話~394話の間は意識的に使うようにしていたのかもしれないが、それでも少ない)、たまに思い出したように使っている感じが奇妙である。
新曲に関して小林氏と以降の時代の一番大きな違いは、定着する新曲の数だと思う。浦上氏・井澤氏の時代は絶対数も少ないのだが、新曲の中からテレビで重用される作品が出てきてもおかしくないのにほとんどそういう曲は生まれず、レギュラー曲と言えば小林氏の時代から使われている楽曲が中心である。これが5年前後続いたのだ。
小林氏の時代には映画のBGMにも、テレビで定着して「あのシーンと言えばこの曲!」という代名詞として挙げられるものが複数ある。サスペンス系で言うならば、「時計じかけの摩天楼」の「犯人からの電話」「忍び寄る危機」、「14番目の標的」の「トリック」「殺意」、「世紀末の魔術師」の「尋問」、「瞳の中の暗殺者」の「暗殺者のテーマ-忍び寄る魔手-」「記憶喪失(影)」「Need not to know.」「犯人(スナイパー)の正体」「驚愕の真実」「漆黒の殺意」など、テレビ用サントラに負けないぐらいの使用率を誇ったものも多く、「その時代」のコナンを映し出した。その曲が流れていれば、いつ頃のコナンだなーということを思い起こせるぐらい代表的な役割を果たしている。
’03年からしばらくの間の選曲で最も不満に感じたのは、こういう「新しい曲の定着」がほとんどなかったことである。もちろんテレビ用には使いづらい曲もあるのは承知しているが、できるだけ積極的に試していって、せめてその中で新しい風を入れていく姿勢は見せてもらいたかった。’09年以降は新曲に対する積極性が復活しているので(むしろ’09年はあまりにも積極的すぎた)、些細な問題は残るにせよ、格段に印象がよくなっている。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
342.ハウステンボスの花嫁 |
|
1 |
|
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
1 |
|
|
|
|
合計2 |
|
映画ではコナン達が100年前のロンドンに到着し、悲鳴が響き渡るシーンで挿入された。イントロは軽めの事件発生曲で、そこから「ベイカー街」のサスペンステーマが流れる。このサスペンス曲は背後にある暗闇の恐怖と純粋推理を織り交ぜたような曲で使いやすいと思われる。
ところが、やはりテレビでもほとんど使われなかった。本来ならかなり使用頻度が高くなると考えられる曲なのだが。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
304.揺れる警視庁 1200万人の人質 |
|
3 |
|
325.炎の中に赤い馬(事件編) |
|
|
342.ハウステンボスの花嫁 |
|
|
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
1 |
|
|
|
|
合計4 |
|
映画未使用曲。もうひとつの「ベイカー街」のサスペンステーマである。はっきり言ってかなり怖い曲で、お化けが背後から絡みつきそうな感じがする。推理シーンなどよりも冒頭やロケ地の緊迫感を演出するのに適した一曲である。サントラ4に「迷路」という楽曲があり、それに近い使い方が想定できそうである。
テレビでは4度使われたが、このうち第304話の「揺れる警視庁 1200万人の人質」と第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」における使い方は非常によかった。いずれもドキドキハラハラのスペシャル回であり、このBGMが流れた際の緊張感は凄かった。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
304.揺れる警視庁 1200万人の人質 |
|
1 |
|
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
3 |
|
361.帝丹高校学校怪談(前編) |
|
|
364.シンクロにシティ事件(前編) |
|
|
’05 |
385.ストラディバリウスの不協和音 前奏曲 |
|
2 |
|
386.ストラディバリウスの不協和音 間奏曲 |
|
|
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
|
2 |
現実音 |
452.こんぴら座の怪人 |
|
|
|
|
|
合計8 |
|
これも「ベイカー街」サスペンスシリーズのひとつで、楽曲のタイプからしても汎用性の高い曲である。考察シーン、推理シーンはもちろん、前編やAパートの引きにもふさわしい(楽曲の長さは異なるが「14番目の標的」の「ターゲット サスペンスC」とイメージが重なり、ブリッジとしても使えると思うからだ)。
それにもかかわらず4年間で8回というのは寂しい気がする。
映画未使用曲。クチャクチャというべたっとした旋律が緊張感を薄れさせるためにボツになったのだろうか。「いい曲」というわけでもないが、繰り返し聴いているとなかなか味のあるメロディである。
テレビでも未使用だ。このタイプの「流れる」ような旋律はコナン達の捜査シーンや、前編のおさらいで使っても面白かったのではないだろうか。
映画では文字通り、ノアズ・アークが5つのゲームコースを紹介する場面で使われる。ひとつずつゲームの内容が異なるので、ゲームの内容ごとに曲が5分割されている。
テレビでは未使用曲である。確かにそのままでは使えないだろうが、お得意の「パート取り出し」により一曲一曲を分けて考えると案外使い道があったように思う。ソロモンの秘法、ラリー、オールド・タイム・ロンドンのテーマは聞いてみたかった。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
329.お金で買えない友情(前編) |
|
2 |
|
342.ハウステンボスの花嫁 |
|
|
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
2 |
2(5) |
|
361.帝丹高校学校怪談(前編) |
3 |
|
|
|
|
合計4(7) |
|
映画未使用曲。トラック11「事件現場~コナンの推理」の後半サスペンス部分だけをほぼそのまま取り出したような曲であり、締め部分が若干異なる。
これも極めて使いやすいメロディだと思うのだが…やはり使用頻度が低い。怖いムード作りにも推理曲としても使えるので、なんとかならなかったものだろうか。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
348.愛と幽霊と地球遺産(前編) |
|
1 |
|
’05 |
385.ストラディバリウスの不協和音 前奏曲 |
|
2 |
|
386.ストラディバリウスの不協和音 間奏曲 |
|
|
|
|
|
合計3 |
|
映画では、冒頭のヒロキが死を選択するまでの流れとヒロキの小学校時代について工藤優作が説明するシーンで流れる。本作はサスペンスシリーズが多いが、その中で哀愁漂う一曲として注目できる。
この曲こそ積極的に使ってほしかった。物寂しさ+心の闇を映し出していてやるせない感が漂っており隠れた名曲だと思う。ほろ苦い過去の事件の回想や自白のテーマとしてもっと使う機会があっただろう。第386話「ストラディバリウスの不協和音 間奏曲」ではコンテのよさと相まって印象に残っている。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
|
2 |
現実音 |
453.因縁と友情の試写会 |
|
現実音 |
|
|
|
合計2 |
|
映画では橋が落ちるシーンで使われた短いアクション曲である。
事件発生曲としてはややパンチが足りないように思う。事件発生以外では驚きを表現するなどでもよかっただろうが相変わらず使われていない。2度使われたがいずれも現実音としてであり、コナン本編を演出するBGMとしては役に立っていない。
映画未使用曲。同じく未使用に終わったトラック14「ゲームの説明」のアレンジ曲だと思われる。
このBGMはテレビでも使いにくかったかもしれない。それでも意外かもしれないが、推理曲として使うという選択肢もあったのではないかと妄想する。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
379.秘湯雪闇振袖事件(前編) |
2 |
1(2) |
前半サスペンス部分+締め部分1・前半サスペンス部分1 |
|
|
|
合計1(2) |
|
これは映画で曲名通り、コナン一行がロンドンを移動しビッグ・ベン(現エリザベスタワー)の針が逆に戻っていると気づくシーンまで流れる。イントロは勇敢な少年達のテーマ、そこから「いよいよゲームステージへ」型サスペンスに入り、その後は「ノアズ・アーク悪のテーマ」のアクションアレンジへと表情が大きく変わる一曲だ。
テレビでは一話だけ使われた。第379話「秘湯雪闇振袖事件(前編)」で、主にサスペンス~アクションアレンジ部分が使用されている。
映画ではホームズの部屋に入り、その雰囲気を堪能するコナン達の背景で流れる。まさにホームズのイメージテーマだが、テレビでは未使用曲である。さすがにこの曲はたやすく使えないだろうが、豪邸の歴史を語るシーンなどで流したら映えそうだ。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
342.ハウステンボスの花嫁 |
|
1 |
前半部分 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
|
4 |
音響調整バージョン |
361.帝丹高校学校怪談(前編) |
|
|
364.シンクロにシティ事件(前編) |
|
後半部分 |
379.秘湯雪闇振袖事件(前編) |
|
|
’06 |
450.トリックvsマジック(前編) |
|
2(3) |
現実音 |
452.こんぴら座の怪人 |
2 |
|
|
|
|
合計7(8) |
|
「ベイカー街」の中で最も緊迫感の強い恐ろしい曲であり、「世紀末の魔術師」の「古城のテーマ」を彷彿させる。映画ではジャック・ザ・リッパーの考察に目を通すシーンの他、オペラ劇場の出来事を予感させるテーマとしても使われた。
テレビでも使われてはいるのだが、何度も言うように回数が足りない。とっておき感が強いだけに流しまくるわけにもいかないが、ここぞというシーンでは出し惜しみもしてほしくない一曲だ。「古城のテーマ」はかなり使われているのだから、この曲ももっと積極的にいってほしかった。できれば推理曲として、あるいは犯人の自白曲としても聞きたかった。
映画ではタイトル通りのシーンで使われた。少々掴みどころのない曲だが、聴けば聴くほど味わいが出てくる。後半の旋律に感じられる哀愁の臭いは懐かしい気さえする。
テレビでは全く使われていない。いったいどんなシーンで使うか考えてみたが、ズバリ自白曲か過去の悲しい事件の回想シーンである。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
346.お尻のマークを探せ!(前編) |
|
5(6) |
|
356.怪盗キッドの驚異空中歩行 |
|
前半部分 |
359.本庁の刑事恋物語5(後編) |
|
前半部分 |
361.帝丹高校学校怪談(前編) |
2 |
共に前半部分 |
364.シンクロにシティ事件(前編) |
|
前半部分 |
’05 |
395.奇抜な屋敷の大冒険(絡繰編) |
|
1 |
前半部分 |
|
|
|
合計6(7) |
|
映画ではモラン大佐のイカサマを少年が指摘し、モランと対峙しアクションへ転じるシーンで使用された。前半部分はジリジリと汗の滲む緊張感(「世紀末の魔術師」の「古城の探索」に近い気がする)、後半部分は形勢の不利なアクションである。
テレビでは6話と相変わらず少ないが、本作のBGMにしては珍しく集中的に使われた感のある曲である。第346話「お尻のマークを探せ!(前編)」から第364話「シンクロにシティ事件(前編)」までの間に5話使われた。特に356話「怪盗キッドの驚異空中歩行」から4話なので、かなり流れた計算になる。’04年の春頃だけだが使用率が高かった。ところが、おそらくこの頃に井澤氏が選曲の中心になったと思われるが、全く使われなくなった。
映画テレビ共に未使用の曲だ。危機感を煽るアクション曲だがどこかコナンの勇敢さを包含しており、かっこいいメロディに仕上がっている。
個人的には推理シーンの詰めの段階で聴いてみたかった一曲だ。犯人を追いつめていく感じがこのメロディに合うと思うのだがどうだろうか。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
383.甲子園の奇跡!見えない悪魔に負けず嫌い |
|
1 |
前半部分 |
’06 |
453.因縁と友情の試写会 |
|
1 |
前半部分・現実音 |
|
|
|
合計2 |
|
映画ではモランに向かってワインを掲げたコナンが「撃てるなら撃ってみれば?」と挑発するシーンで流れた。この曲も後半部分が渋くてとてもかっこいい。
テレビでは流れたものの全く目立っていない。そもそも肝心の後半部分は使われていない。「コナン一同の危機」と同じく推理の詰め、あるいはコナンが不敵に笑って事件を前へ進めるイメージで終わる「引き」で使ってほしかった。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
364.シンクロにシティ事件(前編) |
|
1 |
出だし部分のみ |
|
|
|
合計1 |
|
映画ではタイトル通り。前半部分は23「モラン大佐の所へ~潜入」の音を若干強めたバージョン、後半は背筋がゾクっとする気持ちのこもったバイオリンによるメロディ。この後半部分の哀愁の漂い方も最高である。
テレビでは出だしだけ一度流れたことがある。第364話「シンクロにシティ事件(前編)」において、テレビ映像に被害者のニュースが映し出されるまでの数秒の間に使われた(映像が映し出されたら「迫りくる悪」に切り換え)。音の強さからして、おそらく「モラン大佐の所へ~」ではなく「モリアーティ教授の元へ」である。しかしいずれにせよ、後半部分が聞きたかった。自白のテーマか「想いを乗せた手紙」のような愛情たっぷりのシーンで用いてほしかった。
…本作以降は使われていない曲が多いため、どうしてもこんな妄想が多くなる。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
342.ハウステンボスの花嫁 |
|
1 |
前半部分 |
’05 |
399.奇妙な一家の依頼(後編) |
|
1 |
|
|
|
|
合計2 |
|
これもタイトル通りに映画で使われた。静かな哀愁に始まり、後半部分は「ダイイング・メッセージ」型サスペンスである。この後に登場するトラック30「モリアーティの広告」に近い。
テレビでは2回(この回数が異様に多いような)。いずれも哀愁部分が自白曲として使われたが、それほどの感慨はない。
この曲もタイトル通りのシーンで使用されている。ミニ考察や捜査のテーマだろう。
テレビでは未使用。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
2 |
1(2) |
|
’06 |
425.ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間 |
3 |
2(4) |
|
453.因縁と友情の試写会 |
|
現実音 |
|
|
|
合計3(6) |
|
映画未使用曲。トラック12「ダイイング・メッセージ」の派生曲だが、より静かに不気味になっている。途中から音が盛り上がっていき緊迫感が増す。
テレビでは組織編のイメージテーマとしてなかなか貴重な働きをした。特に第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」では冒頭でいきなりこの曲が挿入され、何かこれまでと違う「対決」の瞬間が近づいているという特異なムードを作り出した。
これもタイトル通り、アイリーン・アドラーのイメージ曲だ。いかにも華やかな世界の女性という旋律だ。
テレビ未使用。豪邸やそこに住まうセレブリティのイメージ曲として使っても面白かっただろう。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
383.甲子園の奇跡!見えない悪魔に負けず嫌い |
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1 |
前半部分・「追跡~チャリング・クロス駅」とセット |
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合計1 |
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オペラ劇場が倒壊し、人々が急いで脱出するシーンで使われた。いわゆるタイムサスペンス向けの「急げ!」という曲である。従って「瞳の中の暗殺者」の「5・4・3・2・1!」や「天国へのカウントダウン」の「危機迫る~コナン出動」「テーブルの下に爆弾~急げ」タイプの曲だと言える。
テレビでは一回だけ使われた。第383話「甲子園の奇跡!見えない悪魔に負けず嫌い」で、その通りの無難な使われ方をしている。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
383.甲子園の奇跡!見えない悪魔に負けず嫌い |
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1 |
後半一部分・「オペラ劇場が~恐怖」とセット |
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合計1 |
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映画ではジャック・ザ・リッパーと電車の上で戦うシーンで使われた。戦闘曲であり事件発生曲でもあるだろう。後半部分は哀愁漂うテーマで、蘭の新一回想シーンへと繋いだ。
テレビでは上記の「オペラ劇場が~恐怖」と繋げて後半一部分だけ使われた。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
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1 |
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合計1 |
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映画ではタイトル通り、「犯人はお前だ!」と指摘するシーンで使われた。「モリアーティの広告」を微妙にアレンジしただけだが、イントロがあるのと締めは「忍び寄る危機」や「コナン推理」のように大きい音で緊張感を醸し出す。
テレビでは一度しか使われなかったが、この曲もやはり推理シーンで多用できたはずである。
ある人物に扮したジャック・ザ・リッパーがその本性を現そうとする短い間で流れた曲だ。「犯人はお前だ!」同様に、推理シーンの山場に使うと凄く盛り上がる曲だと思う。
「正体」というキーワードから、密かにこのBGMをベルモットが正体を明かすシーンで使ってくれないかなと思っていた。もちろん第345話「黒の組織と真っ向勝負~」のシーンのことだが、残念ながらそのシーンは無音で通されてしまい、ワンテンポ遅れて「赤い光のスナイパー1」(世紀末の魔術師)が挿入された。尺の長いスペシャルだったためにいちいち動きが遅くなり絵的に合わなかったのだろうと察せられるが、誠に残念で仕方がなかった。以降もどこかで使われないかと期待していたのだが、夢は叶わなかった。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
329.お金で買えない友情(前編) |
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2 |
後半部分 |
330.お金で買えない友情(後編) |
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後半部分 |
’04 |
345.黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー |
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2 |
音響調整バージョン |
364.シンクロにシティ事件(前編) |
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後半部分 |
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合計4 |
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映画未使用曲だ。優作が推理を披露する場面では「シンドラーのサスペンス」が使われた。前半部分は「ダイイング・メッセージ」の音量をやや抑えただけでそれ以外は全く区別がつかない。後半部分はオリジナルの推理曲。この後半部分はなかなか重厚感のあるメロディになっている。
テレビでは、未使用だった後半部分がしっかり使われている。でももっと使えただろうといつものツッコミを入れておく。
映画未使用曲。形勢が不利な状況に追い込まれた時のイメージだが、当該シーンには「ジャック・ザ・リッパー?」が使われた。
テレビでも未使用。さすがにこの曲は使いにくかったかもしれない。通常の事件ではまず流せないタイプだ。しかし組織編や甲子園の話では…どうだっただろうか。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
330.お金で買えない友情(後編) |
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1 |
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合計1 |
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映画ではヒロキの涙の告白シーンで使用された。トラック28「ジャック・ザ・リッパーの生い立ち」のアレンジで、より自白曲向けにアレンジが施されている。
テレビでも第330話「お金で買えない友情(後編)」でのみ使用された。これまた、なぜこの一度だけ使われたのか不思議だ。この作品のテーマが「友情」で本作と被るからなのか。まさか本当にそんな理由なのか。
映画未使用曲。そのシーンには「追跡~チャリング・クロス駅」が用いられた。これも「囚われの身の蘭」同様に映画っぽい激しい曲である。
それでもテレビで使う機会を窺ってほしかった。コナンの危機的状況を説明する曲名になっているが、個人的にはコナン寄りの曲だと思う。この曲からは「14番目の標的」の「スペードのエース」と同じ臭いを感じる。従って犯人を追いつめるシーンやコナンが登場し犯人退治をするシーンで決まりである。ああ、使ってほしかった。。
映画では、蘭が自ら電車を飛び降りるというショッキングなシーンで使われた。ただショック音楽というよりは、そんな蘭の勇気に拍手、素晴らしい!という旋律である。
テレビでは未使用だ。この曲は更に使用範囲が限られているだろうが…いいシーンが思いつかない。「江戸川コナン、探偵さ」とコナンがみんなの危機に現れるシーンぐらいだろうか。後半は空虚で静かなメロディになっているので、この箇所なら使えたかも。
映画でも未使用曲。お助けキャラホームズ出現のシーンか、あるいは「血まみれになる」シーンでの使用を想定していたのだろうが…後者はメイン・テーマが使われているが、この曲よりはやはりコナンらしくていいと思う。
映画ではラストのヒロキとコナンの対話シーンで使われた。トラック1「プロローグ~ノアズ・アークのテーマ」のアレンジで、より尊大な雰囲気を醸し出している。何か平和な王宮のテーマという感じもする。
テレビで使うとすれば…洋館の歴史を語るシーン、後はその謎が解けて大団円へ向かうシーンぐらいだろうか。
映画では現実へと帰還したコナンが優作と対峙するシーンで用いられた、大団円のテーマである。非常に壮大な曲なのでさすがにテレビでは使えなかっただろうか。
ED後にコナンがテレビゲームのコントローラーを握りながら身体を左右に傾けて腐心する締めのシーンで使われた。要はいつものギャグ落ち曲である。この作品以降、定番のギャグ曲がテレビでほとんど使われなくなり残念である。
45.ありがとうホームズ(Long Version)
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
368.魔女の棲むお菓子の家 |
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1 |
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合計1 |
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これは実質ボーナストラックの曲である。もちろん映画では未使用だ。ホームズをイメージして心躍るメロディをバイオリンで表現している。
テレビでは一度だけ使われた。第368話「魔女の棲むお菓子の家」の冒頭で、お菓子の家のウキウキしたイメージをこの曲に込めたわけだが、こんな不思議な使い方をするのだから、他の曲ももっと…と思わざるを得ない。
前半のパーティシーンで、小五郎がワインを飲みながら「高い酒は悪酔いしないんだよ」と言う場面で使われたミニブリッジである。テレビ未使用。
未発表曲2(「エンディング」前半部分 別バージョン)
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’04 |
350.忘れられた携帯電話(前編) |
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9 |
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352.フィッシング大会の悲劇(前編) |
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354.小さな依頼者(前編) |
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355.小さな依頼者(後編) |
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356.怪盗キッドの驚異空中歩行 |
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359.本庁の刑事恋物語5(後編) |
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370.逃げ回るゲームソフト |
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372.物言わぬ航路(後編) |
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383.甲子園の奇跡!見えない悪魔に負けず嫌い |
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合計9 |
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未発表曲1に続き、二世・三世のチルドレンがふざけたことを言うシーンで使われている。初耳では「天国へのカウントダウン」の「エンディング」の前半部分が流れているかと勘違いするが、微妙にメロディが変わっている。
この部分が’04年限定だがまずまず使われた。「ベイカー街」で数少ない定着曲のひとつである。せめて1年に5~10回程度使われるか、年に3回以上を数年続けるかしないことにはレギュラー曲とは言えないと思うのだが、以降「探偵たちの鎮魂歌」までレギュラー化する新曲はほとんどない。
未発表曲3(「シンドラーのサスペンス」後半部分 別バージョン)
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
304.揺れる警視庁 1200万人の人質 |
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2 |
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342.ハウステンボスの花嫁 |
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’04 |
349.愛と幽霊と地球遺産(後編) |
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2 |
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361.帝丹高校学校怪談(前編) |
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合計4 |
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映画では優作が捜査を始めるシーンで使われた。「シンドラーのサスペンス」の後半部分だけが流れているようにも聞こえるが、若干音色も楽器もメロディも異なっており(やや音が浮ついた感じ)、明らかにアレンジされた別の曲である。
テレビでもこのバージョンが4度使われている。
西暦 |
話数とサブタイトル |
使用回数(2回以上のみ;赤) |
年間使用話数と回数(赤) |
備考 |
’03 |
342.ハウステンボスの花嫁 |
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1 |
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合計1 |
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映画では蘭が、トロピカルランドで新一が言っていた「ホームズの好きな言葉」について思い出すシーンで使われている。トラック21に収録されている「ホームズの部屋」と違い裏のバイオリン音がカットされているのが特徴だ。
テレビでは一度だけ、第342話「ハウステンボスの花嫁」で使われた。
最終更新:2014年07月13日 01:05