| 西暦 | 事件・出来事 | 詳細 |
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| 1961年 | MITがMH-1を開発 | |
| 1973年 | ヒュー・ダロウ誕生 | |
| 1975年 | マイクロコンピューター時代の幕開け | Altair 8800が発売、マイクロコンピューター時代の幕開けを告げる。 |
| 1978年 | 史上初のマルチチャンネル人工内耳インプラントが登場 | 聴覚障害をもったオースラリア人が、史上初のマルチチャンネル人工内耳の移植手術を受ける。 |
| 1982年 | フォークランド紛争 | 本紛争時に撒かれた反目の種子が、後に民間軍事請負業者ベルタワーの設立というかたちで萌芽することとなる。 |
| 1985年 | パイカスグループ設立 | マーティン・ダロウ卿によって設立 |
| 1987年 | 史上初の電気刺激システムのインプラントが登場 | 脳深部電気刺激システムが、進行性パーキンソン病患者に移植される。 |
| 史上初のレーシック眼手術 | レーシック眼手術が、初めてヒト患者に対して実行される。 | |
| 1993年 | アダム・ジェンセン誕生 | |
| 1994年 | 史上初のロボットウォーズ競技会 | カリフォルニア州サンフランシスコにて、マーク・ソープ主催のもと世界初のロボットウォーズ競技会が開催。 |
| 1996年 | ダロウ・インダストリー設立 | 大富豪ヒュー・ダロウが、イングランドにある経営難のプロテーゼ製造会社を買収、ダロウ・インダストリーとして法人化。 |
| 1997年 | ベルタワーUK設立 | ロジャー・セント・ジョン・フォルクスによって、民間軍事請負業者のベルタワーUKが創設される。 |
| 1998年 | 再生可能マウス発見 | エレン・ヒーバー=カッツ教授が、世界初の再生可能マウス(MRL系統)を発見。 |
| 史上初の動作刺激インプラント導入 | アトランタ、エモリー大学の研究チームによって、ヒト患者に対して脳を刺激することで動作を可能にするインプラントが初導入される。 | |
| 2000年 | ヒトゲノム計画 | ヒトゲノム計画によって、最初のゲノム作業草案が発表される(最終草案は2003年発表)。 |
| 史上初の人工網膜移植 | 人工シリコン網膜(ASR)が、ヒトの眼部に対して初めて移植される。 | |
| 日本、日米安保協力関係の見直し | 日本が米国との安全保障関係を見直し、(中国がいずれ台湾に侵攻するという不安も一因となり)巨額の再軍備計画に着手。 | |
| 2001年 | 史上初の完全ロボットアーム移植 | 両腕を切断したジェシー・サリヴァンが、シカゴ・リハビリテーション研究所が開発した完全なロボットアームを装着。 |
| 2002年 | 機械系オーグメンテーションの「ロゼッタ石」発明 | ダロウ・インダストリーの研究チームが、PEDOT電極を生体神経細胞と絡み合わせ、有機組織による補綴材の受容を容易にする生体適合性マトリックスの開発に成功。 |
| 台湾住民投票 | 台湾の陳水扁総統の呼びかけで、台湾の独立を問う住民投票が開催。 中国はこれに対し速やかに、投票決行ならば軍事力を行使すると宣告。 | |
| 2003年 | 革新的カーボンファイバー素材発明 | コペンハーゲンの技術者らが、革新的カーボンファイバー素材、ダイヤモワソナイトを発明。 より軽量で耐久性の高いプロテーゼ開発への道が開かれる。 |
| イラク侵攻 | 米国が主導する多国籍連合軍が、大量破壊兵器捜索のために、イラクへ侵攻。 イラクは1ヵ月以内に陥落するも、大量破壊兵器は発見されず。 | |
| 2004年 | プロジェクト・フェニックス | 米軍によって、肢切断患者が先進プロテーゼ研究に参加する有志計画、「プロジェクト・フェニックス」が実施。 |
| ベルタワーUK、ベルタワー・アソシエイツに改名 | ベルタワーUKが、ベルタワー海上セキュリティ、ベルタワー・アルファ、ハックウォール・データプロテクションサービス、 スカイ・セキュア航空などの企業を傘下に収めベルタワー・アソシエイツへと再編。 | |
| 2005年 | 革新的バイオセンサー発明 | ダロウ・インダストリーの研究チームが、ヒト神経系と人工四肢間の接続を劇的に向上させる革新的バイオセンサーの発明に成功。 |
| 中国、反国家分裂法を採択 | 中国が反国家分裂法を採択し、台湾の独立分子が中国からの台湾独立を敢行した場合は、即座に武力行使に出ることを明文化。 | |
| 2006年 | ヒト脳プロジェクト始動 | 脳機能の理解と完全な解析を目指す国際科学研究計画、ヒト脳プロジェクトが、米国および英国の主導により始動。 |
| 2007年 | サリフ・インダストリー創設 | 先進プロテーゼの製造を自動化することを目指し、デヴィッド・サリフがデトロイトにある経営難の自動車工業を買収し、機械系オーグメンテーション工場へと転用。 |
| 2008年 | オメガ牧場の建設開始 | 疾病管理構想の一環として、世界保健機関(WHO)が、ウィルス遺伝学および生物学研究のための新総合施設の建設を開始。 同施設は、その後「オメガ牧場」の通称で呼ばれることとなる。 |
| 健常者競技会におけるプロテーゼ補助の使用禁止 | 国際陸上競技連盟(IAAF)が、健常者競技において、あらゆる形態のプロテーゼ補助を使用することを禁止。 | |
| 台湾独立宣言 | 北京で夏季オリンピックが開催されるさなか、台湾が独立を宣言。1ヵ月後、中国による侵攻が開始。米国および日本はこれを黙視。台湾は6日間で陥落。 | |
| 2009年 | オメガ牧場開園 | 3月15日、オメガ牧場が正式に開園。 |
| ベルタワーが軍出身の兵士を雇用 | 英国、米国、ドイツ、およびロシア軍の大規模な人員削減により、多数の熟練兵が失職。ベルタワーが、これらの中から特に優秀な人材を採用し兵力を増強。 | |
| リサイクル・ミリタリー・ビル、米議会を通過 | 2回の中東紛争で疲弊した米国の連邦議会は、再入隊する退役傷病兵全員に無料でプロテーゼを提供するリサイクル・ミリタリー・ビルを採択。 サリフ・インダストリーが、プロテーゼ製造契約を取りつけ巨額の利益を得る。 | |
| チベット独立宣言 | 台湾陥落への国際社会の反応を好機と捉え、チベットが独立を宣言。中国軍が急襲作戦を決行し、反乱は4日間で完全鎮圧。 後に密かに持ち出された写真には、侵攻軍側にプロテーゼを装着した兵士の姿が多数確認された。 | |
| 2010年 | 独 神経活動に関する研究結果を発表 | ドイツの研究チームが、神経活動における情報処理の機序について示唆する革新的な研究結果を発表。 |
| 台湾反乱 | 台湾の反乱分子が、中国の占領軍を放逐すべく最終抗戦を開始。 オーグ兵の部隊によって無残に粉砕される反乱軍の様子が、全世界にニュース中継される。 | |
| バンクーバー冬季オリンピック暴動 | バンクーバー冬季オリンピックの会場にて、IAAF規則に反対する障害を持つ選手の集団による抗議デモが、暴動に発展 | |
| 2011年 | 機械系オーグメンテーション適合検査発表 | ダロウ・インダストリーが、個人の機械系オーグメンテーションに対する適合性を測定可能な遺伝子検査を初めて発表。 |
| プロテーゼ装着患者専用のクリニックが初開業 | 起業家のヘイドン・スヨンが、ヒュー・ダロウから5千万ユーロの融資を受け、プロテーゼを装着した患者のみを対象とした初のヘルスケアクリニックを中国に開業。 | |
| ブルーウォーター・グローバル・スキャンダル | 米国最大の民間軍事組織、ブルーウォーター・グローバルが、民間軍事請負業界を根底から震撼させるスキャンダルにより、解散。 ベルタワーがこの機に乗じ、ブルーウォーター撤退によって生じた市場の空白を埋める。 | |
| 2012年 | 脳地図の初稿発表 | ヒト脳プロジェクトが、脳地図の初稿を発表。回想、未来予想などの複雑な事象をつかさどるニューロンの脳内分布が明示される。 |
| 米軍、イラクより撤退 | 米軍がイラクより撤退。撤退直前の出口戦略の一環として、最激戦地帯にプロテーゼを装着した兵士の部隊が配備された。 | |
| 独、ロンドン夏季オリンピックをボイコット | ドイツがロンドン夏季オリンピックをボイコットし、代わりに選手団をパラリンピックへと派遣。パイカス・コミュニケーションがオーグによる競技会を中継し、高視聴率を獲得 | |
| 2013年 | 50院目のオーグ患者専用クリニック開業 | 機械系オーグ患者専用のヘルスケアクリニックの50院目がニューデリーにて開業。 ヘイドン・スヨンはインタビューに応じ、このクリニックネットワークをリム・インターナショナルと正式に命名。 |
| SEAC結成 | ブエノスアイレスを本拠として、南米経済連合(SEAC)が結成。 | |
| オーグメント・バトル・チャレンジ(ABC)発足 | 新形態の総合格闘技、オーグメント・バトル・チャレンジ(ABC)が、アジア地域の地下興行として台頭。 1年も経たず、12ヶ国で合法スポーツとして承認され、オンラインおよびラスベガスでの賭博が開始。 | |
| 2014年 | 革新的脳インプラント導入 | 脳の特定部位を刺激することで、人間の基本的な認知機能を大幅に増幅可能な脳深部インプラントが、ダウン症の患者に移植される |
| ヴィラマ・カルデラの惨事 | アルゼンチンのヴィラマ・カルデラ火山に作られた複合施設が、予兆のない「超火山噴火」によって爆発。 犠牲者は数十万人にも及び、アルゼンチン、チリ、ボリビアの広大な範囲が火山灰に覆われる。 災害後の救助および復興活動では、オーグがその強化された能力を活用し、大きな存在感を示す。 後の検証では、オーグの貢献が決定的な役割を果たしたと評価される。 このヴィラマ惨事の余波により、経済面、環境面で長期的な反動が生じ、数十年に渡り全世界的な影響が残ることとなる。 | |
| IAAF、オーグ選手の協議参加を承認 | IAAFがオリンピック競技に関する指針、慣行および規則に対して見直しを行なうことを発表。2016年夏季大会でのオーグ選手参加への展望が開ける。 | |
| アダム・ジェンセン、デトロイト市警へ任官 | アダム・ジェンセンがデトロイト市警に採用される。 | |
| 2015年 | 中国軍、脳インプラントを導入 | 中国軍が、軍士官および諜報員に対して、脳深部知性増強インプラントの埋め込みを極秘裏に開始。 |
| サウジ油田にテロ攻撃 | サウジアラビアの油田に対して大規模なテロ攻撃が発生し、同国のインフラは壊滅。 全世界規模の深刻なエネルギー危機が到来する。 | |
| グリーンリバー・エネルギー法案、米議会を通過 | 米議会は緊急集会を招集し、グリーンリバー・エネルギー法案を採択。 ユタ、コロラド、ワイオミング各州に存在するシェールオイル鉱床の開発が決定する。 | |
| 退役オーグ兵の採用増 | 肉体的に過酷な職場にて、退役オーグ兵が破格の高給で採用される事例が徐々に増加。 | |
| グリーンリバー法案の余波 | グリーンリバー法案制定の余波を受け、迫り来るエネルギー危機を控えた国内の混乱に備えて、 連邦緊急事態管理庁(FEMA)および国家安全保障局(NSA)に新たな権限が緊急譲与される。 | |
| 地球軌道上での事件 | 地球軌道上にて事件が発生し、民間スペースシャトルのクルーが死亡する事態となる。 パイロットの過失による事故とされたが、詳細は発表されず。 同宙域で中国軍が活動していたという噂が広まる。 | |
| 2016年 | 中国軍のオーグパイロット、米へ亡命 | 脳深部知性増強インプラントを施された中国軍パイロットが、フィリピンの米軍基地へ逃亡。 米軍はただちにチップの分解解析を試行。 |
| 機械神派教会、創立 | 2011年に結成されたオーグメント支持派の疑似宗教団体、機械神派境界が正式な教会として認可される。 | |
| パンチェア・プロジェクト施工開始 | 北極海および世界各地のその他海洋にて、大規模地球工学実験施設、パンチェア・プロジェクトの施工が開始。 同プロジェクトは、国連および国際合弁企業から資金融資を受け、鉄の種まきによって地球温暖化の緩和を目指す。 | |
| ロシア連邦国、建国 | ロシア連邦にて新たに選挙が執り行われ、新たに選出された一連の議員らが全面的な改革を実行し、無血クーデターが成立。 国名をロシア連邦国と改名し、国際政治の舞台にて強硬姿勢を固める。 | |
| 2017年 | サリフ・インダストリー、極秘契約を受注 | サリフ・インダストリーが、米軍向けに脳深部知性増強チップを製造する極秘契約を入札なしで受注する。 |
| ダラス、保護都市国家化を宣言 | 米ダラス市が、保護都市国家化を自主宣言。 その後数年間で、いわゆる要塞都市がその他にも複数誕生することとなる。 | |
| 上海、アッパー・シティ建設プロジェクト始動 | 急激な拡張によって、上海市の人口は限界点を迎えた。 アッパー・シティ建設プロジェクトという野心的な工業化および都市建設計画が発案され、タイヨン・メディカルが他社に先駆けて参加指名を受注する。 | |
| 豪州独立宣言 | オーストラリアが独立を宣言し、オーストラリア共和国となる。 6ヵ月後、ニュージーランドが準国家化。 | |
| 加、ポールセン・プログラムを制定 | カナダが、南の隣国アメリカからの経済的圧力に直面し、国境警備と軍事力の順次強化を目的としたポールセン・プログラムを制定。 カナダ国内の豊富なオイルサンド鉱床の国有化を強行し、エネルギー資源を独占したことが大きな懸案事項となった。 この時点より、米加の緊張が激化することとなる。 | |
| 2018年 | ポール・デントン誕生 | アダム・ジェンセン、デトロイト市警SWAT部隊へ入隊 |
| 米、国際宇宙ステーションを掌握 | 国際宇宙ステーションの統括権が米空軍宇宙軍団(AFSPC)へ正式以上される。 これに対抗し、中国軍は科学目的の神龍宇宙プラットフォームを即時武装化。 | |
| 日本経済、大停滞 | 日本経済が大停滞期に突入。その後3年間、浸食的崩壊を阻止するために、同国の政治および企業体制が大幅に刷新されることとなる。 | |
| パイカス・グループ、400基目の人工衛星を打ち上げ | パイカスグループが、400基目の人工衛星を打ち上げ、中華圏向けのバーチャルチャンネルを新設。 実質的に世界最大の放送範囲をもつ娯楽・ニュースチャンネルとなる。 | |
| オメガ牧場、格納壁破損 | マレーシアのオメガ牧場にて、研究所の格納壁が破られ、H5N1型鳥インフルエンザウィルスの改変種が爆発的に拡散。 同国中に伝播して、数十万人規模の犠牲者をだす。 この余波を受け、バーサライフとその関連企業は、同施設との関係を完全に断絶する。 | |
| チェコ共和国、初の女性大統領誕生 | ゾフィー・ルジッカがチェコ共和国初の女性大統領として就任。 その後9年間、経済的手段で同国を世界的大国へと変貌させるという彼女の展望によって、チェコ共和国は前代未聞の繁栄を遂げ、 技術系、医療系、そして金融系の企業が大挙して移入することとなる。 | |
| 2019年 | リム・インターナショナル・クリニック、125院目が開業 | ヘイドン・スヨンが、ヒュー・ダロウに100万ユーロを支払い債務の返済を完了。 同時に、ユタ州に125院目のリム・インターナショナル・クリニックを開設する。 |
| オメガ牧場、閉鎖 | オメガ牧場が浄化完了し閉鎖。国連会議の管轄下に置かれる。 | |
| ベルタワー・アソシエイツ、オーグメンテーション計画を制定 | ベルタワー・アソシエイツがオーグメンテーション計画を制定。 戦闘で負傷した兵士を対象に、契約延長を条件として、オーグ化処置を提供することを約束する。 | |
| ゲームショースキャンダル | 史上最高視聴率のゲームショーで、ある競技者が知性増強脳インプラントを使用していたことが判明し、全世界規模のスキャンダルに発展。 後に当該競技者は、2018年にサリフ・インダストリーを解雇されていたことが判明。 | |
| 2020年 | ヒュー・ダロウ、全研究スタッフを解雇 | 大富豪ヒュー・ダロウが、研究スタッフ全員を解雇し、ダロウ・インダストリーの衛星複合施設の売却を開始。 早期リタイアを企図した行動なのではと憶測が飛び交う。 |
| 米、肢切断の権利をめぐり訴訟 | 米国で、まったくの健常者であるアントワーヌ・シスデールが、ユタ州の好況に沸くシェールオイル産業に就職できないことを理由に、 自ら手足を切断する権利を求めて訴訟を起こす。 | |
| カリフォルニア、米連邦離脱運動敗北 | カリフォルニア州で行なわれた住民投票の結果、同州の連邦離脱派が極僅差で敗北。 | |
| RCMPに対する捜査開始 | カナダ連邦騎馬警察隊(RCMP)が、米国からの経済難民(通称スノウバック)の一団を退ける際に致死的手段を用いたとして、捜査の対象となる。 難民らはルースビル町付近のモンタナ-ブリティッシュコロンビア間国境を超えようとしていた。 RCMPの警官らは後に無罪放免となり、米加間の緊張関係はさらに激化することとなる。 | |
| 2021年 | 米、自己オーグメンテーションの権利を認可 | 米国の最高裁判所が、個々人が機械系オーグメンテーションの施術を自らに行う権利を認め、歴史的判例となる。 この判決の結果を受け、ユタ州にヒューマニティ・フロントが結成。 |
| ヒュー・ダロウ、オメガ牧場を買収 | 第三者機関の交渉人を通じて、公開審査なしに国連との秘密契約を結ぶことで、ヒュー・ダロウはオメガ牧場を買収。 同年クリスマスまでに、新たな研究チームが着任する。 | |
| 中国、アッパーシティ完成 | 中国、上海地域におけるアッパー・シティ建設プロジェクトが完了。 ヘンシャ島をはじめとするチョンミン区の3島が、タイヨン・メディカルがすべての実権を握る、事実上の企業支配地となる。 | |
| ベルタワー、世界一の民間軍事請負業者に | ベルタワー・アソシエイツが、世界一の民間軍事請負業者とみなされるに至る。 | |
| 日本、国境閉領 | 経済的大損失を回避するための最終手段として、日本のモロボシ・アタル総理大臣は、新政策「ネオ鎖国」を策定。 17~19世紀の歴史的方針を模倣し、同国の国境を完全に閉鎖する。傷を癒すために、日本は外界との関係を途絶することとなる。 | |
| チェコ共和国、大好況 | オーグ労働者を税制上優遇する方針も相まって、チェコ共和国は好況に沸き、プラハは東欧とEU諸国を行き来する期間契約労働者の拠点として発展を遂げる。 しかし同時に、これらの短期滞在者に対する住居の不足も問題化する。 | |
| 2022年 | リム・クリニック、抗議の中ブラジルで開業 | ブラジルで初開業となるリム・クリニック(全世界359院目)の門前に、人体は神聖なものであり決して改ざんすべきでないと主張する団体、 ヒューマニティ・フロントの構成員が集結し、抗議デモを行なう。 |
| 2023年 | 米―メキシコ国境地帯で衝突 | エルパソ郊外の国境地帯で、テキサス州兵軍とメキシコ軍が衝突し、数ヵ月間にわたり緊迫したにらみ合いが続く。 最終的にメキシコ側が撤収するが、これがメキシコ政府に大きな禍根を残し、この機に乗じたロシア連邦国の代議員らが、メキシコへ協力を申し出ることとなる。 |
| チェコ政府、サントー・グループと契約 | ますます増加する臨時労働者の移入、他方では、適切な住居の不足という問題に切迫され、 チェコ政府は、欧州に拠点を置く大手建設業者、サントー・グループと契約を結び、 プラハ郊外に巨大な特殊仮設住宅施設の建設を依託。施設はウトゥレック団地と命名される。 | |
| 2024年 | ベルタワー・アソシエイツCEO、辞任 | ロジャー・セント・ジョン・フォルクス卿がベルタワー・アソシエイツCEOを正式に辞任。 同社の経営権を息子のルーサーとアンドリューに移譲する。 実際は、過去10年間の彼のCEOとしての地位は、名目上のものでしかなかった。 |
| 2025年 | ケベック州分離運動、崩壊 | ケベック州が独立を問う住民投票を要求し扇動を行なうも、カナダ議会はこれに抵抗。 この問題に対する世間の関心が失われ、分離運動は空中分解する。 |
| ジャガーノート・グループ事件 | ジャガーノート・グループが、パリの人気気象操作士が使用する大気プロセッサーを掌握し、ペイジ・インダストリー主催のイベントを徹底妨害。 新たなハッカー集団として鮮烈な登場を果たす。 | |
| アフリカ人ポップスター、テロ攻撃により重傷 | 人気急上昇中のアフリカ人ポップスター、ニアシャ・アキムがラゴスでのテロ攻撃で重傷を負う。 戦争で荒廃し疫病が蔓延するナイジェリアで生まれ育った境遇を歌った彼女の楽曲は、世界中のファンの心を捕らえており、 多くがろうそくを灯して無事を祈った。 | |
| 2026年 | 国連、超国家的テロ対策部隊の創設を検討 | 継続する残虐なテロの脅威を受け、国連が一連の検証討議会を開催。新規の超国家的対テロ部隊の将来的な創設を検討する。 |
| アダム・ジェンセン、デトロイト市警を辞任 | 人質救出作戦の失敗の責任を取り、アダム・ジェンセンがデトロイト市警を辞任。 ジェンセンは、デヴィッド・サリフCEOじきじきに、サリフ・インダストリーの企業セキュリティ部門への就任オファーを受け、これを承諾。 | |
| 2027年 | オーグ・インシデント | パンチェアからのヒュー・ダロウの放送を切っ掛けとして、後に「オーグ・インシデント」として永遠に歴史に刻まれる出来事が発生。 世界中のオーグが精神に異常を来し、他の住人を攻撃。 有史以来最大の犠牲者を出す大惨事となる。 人口密度が高く、オーグを優遇していた都市の被害がもっとも大きかった。 |
| アダム・ジェンセンの遺体発見 | 12月、浸水したパンチェアの最奥部にて、ハイロン・プロジェクトの残骸に紛れて、アダム・ジェンセンの遺体が発見。 遺体はイルミナティ配下の回収班によって水中から引き上げられ、身元確認と検証のためにバルト海のブラックサイト施設へと極秘輸送される。 | |
| ソフィー・ルジッカ、死去 | オーグ・インシデントのさなか、プラハにて、ゾフィー・ルジッカのオーグのボディーガードがヴルタヴァ川へとリムジンを突入させ、結果、両名ともに死亡。 ルジッカの死によって、チェコ政府は政策を転換。その後の数ヵ月間で、オーグ推進派の議員は次々と追放、彼らが制定した法律は撤廃されていくこととなる。 | |
| パンチェアの生存者 | 北極海では、救助班がパンチェアへと集結し、生存者を捜索。 数少ない生存者の中には、デヴィッド・サリフがいた。 ヒュー・ダロウ、チャオ・ユンルー、ビル・タガートらの生存は絶望視。 11月半ばまでには、救助活動は回収活動まで縮小され、世界の関心は他の場所へと移っていく。 | |
| 2028年 | 国連、タガート法を採択 | オーグ・インシデントにより引き起こされた世界規模の危機に応え、国連は、機械系オーグメンテーション産業の規制を目的とするタガート法を拙速に採択。 同法において、厳格な区分と認可制度が規定され、あらゆるオーグメンテーション製品の販売前に公式印章を取得することが義務づけられた。 タガート法は、機械系オーグメンテーション製品とそれらの製造会社のみを対象とする。 オーグ住民への暴行や差別が横行する事態に対応するため、世界の諸政府は、それぞれ独自にオーグ住民を「保護」するための法整備を進めていくこととなる。 |
| オーグ連理連合、創設 | オーグ住民もまたオーグ・インシデントの被害者であることを看過している多くの新法制に憤慨し、全世界の草の根レベルのオーグ支持団体が結束を強めていく。 7月までに、これら団体は「オーグ権利連合」として再編され、タロス・ラッカーをリーダーとし指示を仰ぐようになる。 | |
| 機械系オーグメンテーション産業、崩壊 | タガート法、ならびに現地政府の規制・禁輸措置の二重苦にさいなまれ、機械系オーグメンテーション産業は崩壊を開始。 ブラックマーケット業者や彼らを支援する犯罪組織の登場がさらなる追い打ちとなり、崩壊は決定的なものとなる。 | |
| バーサライフ、ミーガン・リードを採用 | 米国では、ミーガン・リードがバーサライフでの職を引き受け、サンフランシスコで新生活を始める。 「オーキッド」と名付けられた彼女の新プロジェクトは、表向きはエイズ治療法の開発であったが、 オーグ・インシデント以前に彼女がサリフ・インダストリーで行なっていた研究に大きく立脚したものだった。 | |
| プラハ政府、ウトゥレック団地を接収 | プラハの新たな反オーグ政府が、サントー・グループとの契約を破棄し、ウトゥレック団地を接収。 以後、同施設を未認可オーグの恒久的住居として使用することを宣言し、多数のオーグ住民を移住させる。 ほどなく、ウトゥルック団地は「ゴーレムシティ」の通称で呼ばれることとなる。 | |
| ベルタワー・アソシエイツ、経営破綻 | 活動家のハッカー集団、コレクティブが、南沙諸島近海に位置するブラックサイト施設に関する詳細をリークしたことで、 ベルタワー・アソシエイツの人身売買への関与が、全世界的な注目を集める。 オーグ・インシデントによって特殊部隊人員の3分の1以上を失い、既に気息奄々であったベルタワー・アソシエイツは、これにより経営破綻となる。 | |
| タスクフォース29、結成 | 武器およびオーグメンテーションのブラックマーケットでの売買が未曾有の規模に到達する一方、各国の諜報機関は、全世界的に続発する大規模なテロ攻撃に対処できずにいた。 この失態を国際的な情報共有制度の不備によるものと考えた国連は、インターポール監督下の総合対テロ諜報・即応部隊、タスクフォース29の結成を求め発議。 責任者としてジョセフ・マンダリーが指名される。 | |
| タロス・ラッカー、ウトゥレック団地へ移住 | ウトゥレック団地より日増しに広がる嫌がらせや虐待の噂に懸念を抱き、タロス・ラッカーが同団地への移住を決意。 オーグ権利連合の事実上の本拠地となる。 | |
| タイヨン・メディカル、制御チップを発表 | CEOの死去以来、おおむね沈黙を保っていたタイヨン・メディカル社が、同年年末、躍進的技術、制御チップの発明を発表。 このチップをオーグメンテーションに埋め込むことで、ユーザーを「再び安全化」できると宣言する。 反オーグメンテーション法の一貫として、このチップの埋め込みが、数カ国で義務化されることとなる。 | |
| アダム・ジェンセン、昏睡状態より覚醒 | アラスカ州にて、アダム・ジェンセンと特徴が一致するオーグ男性が、世界保健機関が運営するリハビリセンター内で昏睡状態より覚醒。 自分自身とそれまでの経緯に関して、当初は記憶があいまいな様子であったが、数週間以内に、アダム・ジェンセンの名がパンチェアの生存者リストに正式に追加されることとなる。 | |
| 2029年 | ベルタワー、特殊部隊部門を売却 | ロンドンにて、ベルタワー・アソシエイツが、非公開の買い手に対して同社の特殊部隊部門を人知れず売却。 オーグ職員の大半を解雇し、残りの人員よってタルヴォス・セキュリティ・サービスへと再編成する。 |
| サリフ・インダストリー、経営破綻を宣言 | 規制法制、契約のキャンセル、デトロイトでの反オーグ感情、そして言うまでもなく、CEO兼創立者の長期入院など、悪条件が重なり、サリフ・インダストリーは経営破綻を宣言。 その資産の多くは、オーグメンテーション産業崩壊の数少ない生き残りの1社、タイヨン・メディカルによって収奪されることとなる。 | |
| アダム・ジェンセン、デトロイトへ帰還 | 記憶の大半を取り戻したアダム・ジェンセンは、リハビリセンターから逃走し、デトロイトへと帰還。 フランク・プリチャードと再会を果たす。 2人は、ジェンセンのオーグメンテーションに埋め込まれた追跡装置を発見。 それを起動した数日後に、ジェイナス・コレクティブからの接触を受け、イルミナティ打倒のために協力を要請される。 | |
| アダム・ジェンセン、TF29の勧誘を受ける | デトロイトにて、プリチャードとジェンセンは、サリフ・インダストリーから軍規格のオーグメンテーションの窃盗を試みるストリートギャングの一団と遭遇。 ジェンセンは、ギャングと闇市場との関係を暴き出し、同じく事件を捜査中であったクリスチャン・ジャロー率いるタスクフォース29の関心を引く。 ジェンセンの能力に感銘を受けたジャローは、彼にインターポールの職に志願するよう促す。 | |
| プラハ爆破事件 | プラハの高級ホテルで爆弾が爆発し、数十名が犠牲となる。 パイカス・ニュースは、政府機関がホテルで会合していたことを明かし、オーグ権利連合が犯人であると糾弾するが、タロス・ラッカーはこれを否認。 2ヵ月後、2つ目の爆弾が、今回は警察署内で爆発。タスクフォース29が、プラハに内密で現地出張所を設置し、調査を開始することとなる。 | |
| 国連、人間復興法案を起草 | 悪化の一途をたどる、機械系オーグ住民をめぐる人道上の危機に瀕して、国連安全保障会議は、全世界のオーグ住民の現状に対処することを意図した決議案として、人間復興法案を起草。 十分な内部審議および公開討論会を経て、11月に採決をとることとなる。 |