一番外側にルート要素として、project要素があります(プロジェクト)。
プロジェクトは1つ以上のtarget要素(ターゲット)を持ちます。
そしてターゲットは複数のタスクを持っています。「タスク」とは、
Antに処理してほしい具体的な仕事を表します。
その複数のタスクのまとまりがターゲットです。
このほかに、property要素(プロパティ)を設定することができます。
Javaでいえば、クラスの定数の設定にあたります。
ここで設定された定数はプロジェクト中で再利用することができます。
さきほどの例では"helloWorld"という名前のターゲットが、<echo>という「文字列を出力するタスク」を持っていました。
このほかにもAntには「javacコマンド」や「ディレクトリの作成」、「文字列の置換」など、コア・タスクとよばれるさまざまなタスクが多数用意されています。
最終更新:2007年01月26日 18:25