DNS

 ・http://www.itboost.co.jpという入力のうち、コンピュータ自身を指すwww.itboost.co.jpの部分を 219.96.85.3というIPアドレスに変換してくれるシステムがDNS(Domain Name System)になります。

 ・DNSサーバは、ホスト名を問い合わせると対応するIPアドレスを答えてくれます。
 また、IPアドレスを問い合わせると対応するホスト名を答えてくれます。
 このホスト名→IPアドレスを正引き、IPアドレス→ホスト名を逆引きと呼びます。
 また正引きは、名前をIPアドレスに変換解決することから「名前解決」とも呼びます。
 このことから、DNSサーバを「ネームサーバ」と呼ぶ場合もあります。

 ・「jp」や、「com」、「net」などのドメインの最上位になるドメインをトップレベルドメインといいます。
 トップレベルドメインを管理するDNSサーバの情報を持っているDNSを「ルートネームサーバ」といい、それぞれのDNSサーバは、下位ドメインを管理するDNSサーバの情報(IPアドレス)を持つようになっています。
 つまり、各ドメインを管理しているDNSサーバは、自分の管理するドメインに参加しているホストとIPアドレスの対応などのゾーン情報とともに、下位ドメインの管理をしているDNSサーバを持ちます。

 ・ホスト名・ドメイン名を省略せずにすべて指定した記述形式のことをFQDN(Fully  Qualified Domain Name)といいます。
 例えば、「www.itboost.co.jp」はFQDNですが、「itboost.co.jp」はホスト名が省略されているのでFQDNとはいいません。

 ・DNSの情報には有効期限があり、DNSサーバのゾーン情報に「TTL」値として登録されています。各レコードに設定されるデフォルトのTTL値を「$TTL」として設定することができます。

 ・ESMTP(Extend SMTP)は、SMTPの拡張プロトコルです。
 SMTP-AUTHは、ESMTPのオプションの一つで、SMTP通信に認証メカニズムを提供します。
 SASLは、SMTP-AUTHのもとになっている、汎用的な認証メカニズムです。

 ・メール配信や、メールの転送機能を「MTA(Mail Tranfer Agent)」といいます。
 主なMTAに、sendmailやqmailがあります。
最終更新:2007年01月26日 16:07
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