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遥か未来の地球かもしれない世界にて――神と悪魔の戦いの物語が幕を開ける!

人類が到達せし文明の到着点、古代科学文明――
人々は全人類の幸せを願い、その科学の力を持って、【神】を作り上げた。
全世界に配備された端末を通じて、世界の全てを管理するマザーコンピューター ――【ゼウス】。
これによって、全てが完璧に管理された、一切の犯罪が無い平和な社会になる――はずだった。

そして時は流れ現在――確かに”一切の犯罪が無い平和な社会”は実現していた。
ただし、皆一様に死んだような目をしている。【ゼウス】は完璧だった。完璧過ぎたのだ。
神はいつしか暴走を始め、人々は一切の自由を奪われた。


かつて華やかなる文化を誇ったというアキヴァの街にて――

薄暗い地下で、小太りかガリガリでリュックを背負った男達が集まっている。
文化華やかなりし頃の言葉でいう、いわゆるキモヲタである。
彼らは、ある者は古の遺産の写本である萌え漫画を読みふけり、ある者は美しき女性の偶像を愛でている。
そう、こんな世の中でも、【カタコンベ】と呼ばれる地下秘密基地において危険を顧みず趣味に興じる猛者達もいるのだ。
そこに、一人のキモヲタが凄まじい剣幕で駆け込んでくる。

「ここが【天使】に見つかった! 早く隠せ!」

騒然とする地下室内。
そうしている間に、天使のような姿をした人物が、光のロープを操りキモヲタ達を縛り上げる。
ゼウスが使役するプログラム【エンゼル】だ。

「もう遅いでござるよ! 禁書所持と異教偶像崇拝で全員タイーホ! 一生人力発電所で強制労働でござる!」

「嫌だぁああああ! 自転車漕いで一生終わるのは嫌だぁああああ!!」

お分かり頂いただろうか、ここはこういう世界だ。
世界観の説明のためだけに出演してもらったキモヲタ達に敬意を表す。

地名

最終更新:2012年09月23日 21:09
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