『理想の妹に関する一考察』
折角、理想の妹が出てきたので、ちょっと考察してみたいと思う。
そもそも、妹キャラは三種類ある。とボクは思っている。
1.実妹 2.義妹 3.妹的存在
1と2は分りやすいと思われるが、3は分り難いかもしれないので少し詳しく語ろうと思う。
妹キャラ、と言われるキャラクターはマンガ等の創作物ではよく出てくる。
しかし、妹キャラと妹的存在は大きく違うので注意して貰いたい。
妹キャラの多くは、ただ年下だったり、人懐っこかったりという、ただの年下キャラの種類の一つに過ぎない
これだけでは、本当の意味では妹的存在とは呼ぶことはできない。
では、そもそも妹とは何か。
最前提として、その存在にとっての『兄』(姉でも良いが、この先は単に兄と統一する)という存在がいなければならない。
妹という存在の最大の特徴は、この兄という存在である。
唯一無二のもっとも身近な存在で、お互いに切っても切れない絆を持つ。
身近だからこそ、好きになることもあるだろうし、嫌いになることもあるだろう。
それでも、そこには他の人物との間には存在しない、特別な繋がりがある。
多くの妹キャラと呼ばれる存在が、妹的存在とは呼べない理由はこれである。
みんなの妹。と呼ばれることもあうように、妹キャラと言われるキャラの多くには、特定の兄と呼べる存在が居ない。
これは、特別な繋がりのある存在がいないということである。
ようするに、妹としての最大の長所も持っていないということと同義である。
これではとても、妹的存在とは言えない。
つまるところ、妹的存在を妹的存在とするためには、兄が必要不可欠なのである。
さてそろそろ本題に入ろう。
今回の本題は、理想の妹となっている、『
メカ珪素』についての考察である。
……『兄と言う存在が無ければ妹では無い』という前提が、出だしから躓いているよ。
というか、性別:無性ってなんだろうね。せめて女にしておこうよ。
このキャラの何を考察すればいいんだろう……そもそも、どこが妹なのかが分らないよ。
……というか、そもそもメカ珪素に心が無さそうなんだよな。キャラ説を見る限り。ただ単に応援ソング(恐怖ソング)を歌う機械にしか思えないんだよなー。
果たしてそんなものを妹と呼んでも良いものか……
まぁ、それでも頑張って無理矢理考えてみるか。
あJ+マコち+珪素の最強トリオ、が兄にあたるのかな……それとも、桂あJ素の妹なのかな?義妹がいるって設定にも書いてあるし……
そう考えるなら、義兄が怖がらせようとしているのを手助けしようとしている。とか、義兄に対抗して怖がらせようとしている。と考えることはできるか。
けど、ただの応援ソングになっちゃってるあたり、そういう目的は果たせて無いな。そういう頑張ったけど失敗しちゃってる点はポイントが高いかな。
……とまぁ、一応分析してみたけど、ボクにはこれ以上の分析は不可能だ。
機械だから、こいつがなに考えてるのか分からない、そもそも考えがあるのかも分からない所が、分析できない最大の理由かなー。
結論:ボクにはこの妹は早すぎて分析できない。というか本当に妹なのかさえも分らない。
一体、何を思ってこのキャラに『D・D L・L・L』を装備したんだ。
このキャラを作ったやつ出てこい。そしてどの辺りが理想の妹なのか説明してみろー。
最終更新:2010年09月11日 19:50