初心者の方へ

はじめに
ディスガイアもシリーズを重ね、やりこみゲームとして多くの人に愛されています。
それゆえに新たにディスガイアをはじめた人には、ハードルが高く感じるかもしれません。

何が話されているかもわからず戸惑ってしまう初心者さんが多そうですので、
簡単にイメージが掴めるような初心者向けページが必要かな?ということで作られたページです。

このゲームはどんなゲーム?

このゲームには、大きく二つの遊び方があります。

①普通のSRPGとしての遊び方。
②キャラをどこまでも強化していくやりこみ。

これだけ見ると、他のSRPGとあまり変わらないのですが、ディスガイアは②の要素のほうが大半を占めています。
①の部分だけを楽しむなら、難しく考えることはなく、ただレベルを上げていき武器を強いの買って・・・という普通の遊び方で全く問題ありません。2ちゃんねるなどで話されているのは、だいたい②を効率よくすすめるための方法論なので、あまり気にせずに進めてしまって良いと思います。

誰を育てたらいいの?

一言で言うと固有キャラです(ステータスが高い為)
またこのゲームの鉄則として、「シナリオ上散々な扱いをされるヤツらほどクリア後に大活躍する」というものがあります。

汎用キャラに関してですが、アイテム界を渡り歩くには“移動力に優れ敵キャラのすり抜けが出来る人”と“頑丈なカタパルトとして機能する人”がいないと無闇に時間を消費するだけになります。あとは“レベルが高ければ高いほどレベルの高いキャラから装備をかっぱらえる人”がいれば十二分に楽しめます。
“他はオマケ”と思って臨めばどうにかなるというのが結論です。

○○して良いのかな!?と気になるあなたに  Edit

先ほど書いたとおり、このゲームでは本編は(その長いやりこみ要素と比べれば)おまけのような感じです(人によっては本編をチュートリアルと呼ぶほどに)。なので、その頃に何かしても(転生した、アイテムを売ってしまった などなど)、やりこみには全く影響がないと言っても過言ではないでしょう。なのでとりあえず気にせず、やってみたいことをやってみてOK! システムが複雑なゲームですから、まずは一度やってみて慣れるのがおすすめです。

レジェンドアイテムはとっておけ  Edit

このゲームの鉄則です。
特に初期の頃に入手できる低ランクのレジェンドアイテムは後々大いに役立ちます。
逆に特別なイノセントの入っていない高レベル低レアリティのアイテムは余ったものからさっさと売り払った方が金回りが良くなります。

①アイテム界で出現する敵のレベルが最下層(90階以降)に行っても弱いまま。

 それでいてイベントや界賊団は下層のものが適用される為、界賊団から特殊装備を盗むにしても後で逆界賊するにしても好都合。

②アイテムを並べ替えたときに常に上位に来る。

 まずは初期のイノセントをすべて支配下に置き(あるいは地上げ屋でどかしたり、議会で削除を可決させたりして)、更には最下層まで下りてPOPを最大にすればイノセント保管袋として大いに役立ちます。特にマスタリー屋などのレアイノセントは揃うまでまとめて保管した方が行方不明になる心配がありません。

地上げ屋を利用しろ  Edit

貴重品カテゴリのアイテムには地上げ屋というイノセントが入っていることがあります。
このイノセントは未服従状態のイノセントを移動させることが出来るという便利なシロモノ。これを使ってそのアイテムにとって意味のないイノセントをどかしたり、特定のイノセントを合体で集めて一気に従属させたりといった使い方が出来ます。
地上げ屋の効率的な入手は別項にあります。

ヒーラーが育たない!  Edit

このゲームは、とどめを刺すと経験値がいっぱい入るタイプなので、回復役や支援キャラは経験値が稼ぎにくくて困っているかもしれません。そういうキャラが経験値を稼ぐには・・・。

①連携に参加する
 実際に攻撃するキャラの隣のマスにいて連携攻撃が発動しますが、それで止めを差した場合、連携参加キャラにも結構な経験値が入ります。

②タワー状態で一緒に攻撃する
 実際に攻撃するキャラに持ち上げられた状態で、攻撃→止めを刺すと、持ち上げられているキャラにも経験値が入ります。持ち上げられているキャラは攻撃を一切受けないので、強いキャラが弱いキャラを何人も持ち上げて敵を倒す、みたいなやり方で、LV1のキャラとかも簡単に育てられます。

③転生などで攻撃手段を身につける
 転生すると、転生前に持っていた特殊技をそのまま引き継ぐことができます(その職業でないと使えない特殊な固有技も幾つかあります)。魔法などは基本的にすべて引き継げますので、例えば魔法使いからヒーラーに転職すると、攻撃魔法が使えるヒーラーが誕生します。

④邪シンボルを利用する
同じ魔エリアのキャラクターが経験値の10%を獲得できる邪シンボルがあります。
10%しかもらえないためそれ程大きな効果ではありませんが少しでも稼ぐ意味では役に立ちます。

⑤パネル効果を利用する
ダメージ反転パネルでは回復魔法がダメージ魔法になります。
アイテム界では超浸食とダメージ反転が両方ある場合は数ターンで全域に効果が及ぶのでヒーラーが大活躍することになります。

転生と特殊技の継承  Edit

このゲームは転生を駆使しないと強くなりません。ですので、何度も何度も何度も転生を繰り返すことになります。
しかし、レベルが1になることもあり、最初の頃は転生にとても抵抗があるかもしれません。ですので転生のルールについて詳しく記載します。

①転生の基本的なルール Edit

  • 転生するとレベルが1になる
  • 特殊技や魔ビリティはすべて引き継ぐ。ただし、前職固有のものは引き継げない。
 →各キャラの外すことができない1つ目の魔ビリティは固有なので引き継げません。
 →ビーストテイマーのドミネーションなどは他の職には引き継げません。

②なぜ転生する必要があるの?

 このゲームは、LV1の時の能力値が、そのままレベルアップ時の成長力になっています。
だから、Lv1の時の能力がちょっと違うだけで、高レベルになると大きく差がついてきます。
転生すると能力にボーナスがついて、LV1時点の能力を高くできるので、転生して同じレベルにまで鍛え直すとはるかに強くなります。また、転生前に覚えた魔ビリティや特殊技を引き継ぐことができるので、多彩な技が使えるキャラにできます(例:ファイアが使えるヒーラーとか)。

 ですので、転生すると一時的に弱くなってしまいますが、レベルを上げれば遥かに強いキャラになる、という感じです。

 先ほど述べた5-2のような稼ぎMAPでは、ひとりのキャラを集中して育てれば、LV100位まではすぐに上げられます。なので、こういうMAPで安定して稼げるようになったら、とりあえず転生してみて鍛えてみると良いと思います。

固有キャラの転生

固定キャラクターは転生しても職業を変えることができないので「他の職業になって特殊技を覚えて引き継ぐ」ということができません。なので特殊技はキャラ界というところで一つずつ覚えるしかなくなります。そのかわりメリットがいくつかあります。

  • 転生を何度繰り返しても、転生に必要なマナが増えない。
  • 最初の5回に限り、転生するたびにすべての能力の装備適性値が5%づつ増える。

最初の5回に限り、転生するたびに装備適性が増えていくのは大きいです。装備適性値というのは「武器や防具を装備したときにどの程度効果があるか?」というものですから、25%増えたら、単純にすべての装備が25%パワーアップするようなものです。

なので、固有キャラは、安定して稼げるMAPができたら、さっさと5回転生してしまうと良いでしょう。固有キャラは、転生を何度繰り返したところでデメリットは無いので、安心して転生して下さい。

汎用キャラの転生 

 戦士とかヒーラーのような汎用キャラクターは、どの職業・どの魔物にも転生できます。ですので、あらゆる魔法を使いこなす戦士をつくることも、鉄壁の防御スキルをもった魔法使いを作ることも可能です。初期のおすすめは、やはりヒール系魔法を使える他職業でしょうか。ヒーラーを作成し、ヒール、メガヒール、エスポワールあたりを覚えたら別の職業に転生!で、気軽にヒールが使える職を作成できます。なお、引き継いだ特殊技や魔法は、転生後もちゃんと強化できるので(職業:魔法使いでも、引き継いできたヒールのレベルを上げたりできる)、覚えたらすぐ転生で大丈夫です。

 ただ、汎用キャラは転生するたびに、議会で「転生する」を実行するために必要なマナが倍々で増えていきます。ですので、10回20回と転生を繰り返すと、だんだんマナの負担が大きくなります(=転生するために必死でマナを貯めないといけなくなる)。とはいえ、必要マナが多くなる時期には、数分で百万マナぐらい稼げるようになるので、よほど調子にのって転生しまくらなければ大きな問題にはならないでしょう。(と言うより途中からマナは余るようにすらなってきます)5回くらいまでは気軽に転生して、いろんなスキルが使えるキャラを作ると便利です。

転生と能力値決定の詳細  Edit

 ちょっと複雑ですが参考までに書いておきます。のちのちやりこみをする頃に必要になる知識です。

 先ほど書いたように、このゲームはLV1時点の能力値がそのままレベルアップ時の成長力になります。ですので、LV1時点の能力値をいかに高くするか?が強いキャラを作る上で重要になります。そのために、将来は何度も転生を繰り返すことになるでしょう。ではその転生時の能力決定ですが、以下のような感じになります。

a.ベース能力
 各固定キャラ、各職業ごとにLV1時点の能力は決まっています。なお、同じ職業でも上位になればなるほど、ベース能力は高くなります。

b.素質ボーナス
 素質タイプによるボーナスです。どうしようもないクズで-5、天才で+10っていうあれですね。

c.総LVボーナス
 そのキャラが、過去にどれだけLVアップしたかのトータル数字が総レベルです。この蓄積により素質ボーナスがプラスされます。これは前回転生までの合計で計算されます。
 例えば、戦士Lv50→転生でヒーラになりLV50→転生で魔法使いになりLv50→これからまた転生する!という場合。
 この場合、戦士時代のLv50+ヒーラ時代のLv50で、総レベル100になります。総レベル100ですと、素質ボーナスが+4されます。この総レベルは完全に蓄積型ですから、何度も転生する中で自然と育っていきます。ちなみにMAXは、総レベル18万6千で、ボーナスは+200となります。

d.パラメータボーナス
 今まさに転生しようとしているキャラクターの現在の能力値によりつくボーナスです。装備などを全て外した素の能力値に応じてベース能力に自動的にプラスされます。例えば転生前、素のATKが5000だと、転生後のベース能力ATKに+11のボーナスが付きます。これは素の能力が28万で+40のボーナスが付くのがリミットです。が、転生時に選んだ素質によって制限がついてしまって、例えば平凡だと+25までしか付きません。素の能力値が万単位になるような頃には、このボーナスを無駄にしないためにも、出来れば天才、せめて極めて優秀ぐらいで転生するようにしたほうが良いです。

もっと厳密に言えばいくつかありますが、上記a〜dでほぼ能力が決定されます。
最終的には、

転生後の能力決定は、ベース能力+各パラメータにパラメータボーナス → これがベースの能力として表示されます。
これに素質ボーナス+総レベルボーナスによって得られたボーナス値を、自分で自由に割り振る、という感じですね。

以上のようになります。

注意すべき点は下記ですね。

  • あまりにも低い能力で転生すると(ぶっちゃけLV1とか)、d.パラメータボーナスがほとんどつかないので、転生後の能力値がとても低くなってしまいます。今自分が行ける稼ぎMAPで気楽に上げられるぐらいまではレベルを上げてから転生したほうが、転生後の能力が上がる→其の次の転生のパラメータボーナスでも有利、という流れにつながります。
最終更新:2015年03月02日 03:51