カスタムIEMのシェルは、BAドライバー等を中に詰めるために中空である必要がある。
一番簡単なのは、中の詰まったシェルをリューター等で削って中空にしていく方法だが、
時間がかかるし作り直しになったときにげんなりするのでおススメしない。
現在考えられているシェルの作り方は、以下の二つ。
①オス・メス型作成方
オス型、メス型のシリコン型を作って、中空のシェルを作成する方法。
260 自分:組立工作員 ◆CWsdx63MM2 [sage] 投稿日:2012/03/08(木) 00:32:39.90 ID:tEhHkDyO [2/4]
ではオス型のシリコン型についてのレポをば・・・長文失礼
~オス型ができるまで~
0. UVレジンを使えば、手軽にシェルができます。(かんたんシェル)
ただ、表面がベタベタするのでペーパーがけが必要なのと、粘性があまりなく
音導チューブ孔を開けるときに欠けてしまったりします。なんでオス型を作って
クリスタルレジン(商品名)などを使うのがベターだと思います。
1. メス型完成。大体こんな感じに出来上がります。(シリコン40g)
2. この中にパテを盛り込んで内側に均一に厚みをつけていきます。
ちなみに、UVレジンで作ったシェルの中にそのままシリコンを流し込んでしまえば
この工程はスキップできます。
3. 盛り込んだパテのふちにプラ棒などを接着して、レジンを流し込むガイドを作ります。
シリコン、パテ、プラ棒に離型材を満遍なく塗ってください
4. シリコンを流し込んで出来たオス型がこちら。
オス型の周りにリューター等で溝を掘っておくと、空気だまりを作ることが出来て気泡防止になります。
最終更新:2012年04月02日 18:12