時空編背景ストーリー
主な登場人物
「時空戦争(ディメンジョン・ウォー)」の発端
- 舞台は五大文明の戦乱が続く超獣の惑星。ある日、超獣たちの起こした衝撃が、異空間の扉をわずかだが開けてしまう。異空間の牢獄「夢幻牢」に閉じこめられていた時空文明の戦士は超獣世界に進出し、時空文明の若き先陣隊長:《鉄拳のホツラ》は、自分が忠誠を誓った時空文明の王の一人である《異空巨王ミラー・ストーラ》の命を受け、「過去の報復」として五大文明への制圧を宣言した。そして、時空世界で平和を提言できるのはホツラの弟である《弟拳のホツラック》だけだった。
- 闇の覇者《深淵の冥王ドルバデス》は、敵対視する自然の王《大勇者「無双の大剣」》 、光の王《開眼者サイチョウ》との抗争を一旦止め、時空文明への侵略をもくろむ。水の居城「アカシック・ゼロ」のサイバーロード達はドルバデスの指示を受け、密偵である《偵察機フェイス・ディーラー》を送るが、失敗。闇と時空の全面戦争が起こる。これは同時に、世界の混乱を招くものだった。
- ホツラは、老いた闇の王ドルバデスの言動を訝り、影に黒幕がいると確信。「星の試練」を経て《星拳士ホツラシア》へと進化を遂げる。
「時空の扉」へ
- 闘争の裏で、ドルバデスに助言を与えていた闇文明では名の知れた奇人《悪魔超人エル・ガロン》は、光文明の中枢(カーネル)を守る者「キーパーズ」の1人、《聖霊天使グロウ・ディアス》をそそのかし、時空の扉を完全に開き、時空と5大文明の力を全て得ようとする計画を密かに企てていた…
- 一方、火文明の教育係である《灰燼隊長フロド》の息子、機械分析のエキスパート《電火番兵フレッド》は、強固な壁であるタイム・マシーン軍団の弱点をいち早く見抜いた。フレッドは、相棒であり名高いワイバーン・ライダーの《飛竜兵リッパー》&《チェーンブレード・ワイバーン》と共にタイム・マシーンを倒しに「時空の扉」へ向かった。しかし、フレッド達に光の軍勢が襲い掛かる。ワイバーンがやられればフレッドもやられてしまう。フレッドがやられればタイム・マシーンを倒せない。タイム・マシーンを倒すためにリッパーは決死の覚悟をし、ぶつかって行った…時空の扉にたどり着いたフレッドを待ち受けていたのは、《異空巨王シャード・ライラ》の力を受け銀色に輝く機械たちだった。フレッドは「次は俺の番だ!」と叫び、タイム・マシーンの群れに飛び込んでいった・・・。
- そのころ、闇文明に利用されていた事を知った《コイルル》は、大勢のサイバーロードとともに時空の扉へと向かったのだった。
6人の覇者の誕生
- エル・ガロンの計画は成功した。「時空の扉」は完全に開き、空は様々な次元によって包まれる事となった。エル・ガロンは更に時空の扉の奥へ進んでいく。それを追う者もあった。彼らは時空の力に侵され、体が虹色に変化していった。そこに、6人の覇者が誕生した。彼らは、それぞれ「我は新たな世界の王となる・・・」と言うと、6文明をつぶしにかかってきた。
- ホツラは世界の危機を察し、一旦「時空世界」へ戻る事に。5文明それぞれの王はみな覇者との戦いに敗れ、倒れていった。その中で、《空龍星シルバー・ギアーズ》との戦いを控えた時空の王ミラー・ストーラは怒り狂い、暴走を始める。
時空戦争の終結
- エル・ガロンは、グロウ・ディアスの力を吸収、《悪霊グルガ・ロニアス》へと姿を変える。
- 戦乱の中、なんとか生き残ったフレッドは、リッパーの死を知らされる。フレッドは、亡きリッパーの志を継ぎ、《甲冑神龍フリードリヒ》へと進化を遂げる。
- ついに禁断の力を解放したミラー・ストーラは《異界巨神ミラース・ドリブラ》へ進化、コイルルの進化したサイバーロード集合体である《エンペラー・コイル》を軽々と薙ぎ払い、6人の覇者を次々と倒していく。
- ホツラはホツラックから王の暴走を知らされ、自分の過ちに気付く。ホツラは弟の力を借りて《絆拳士ホツラ・ユナイツ》へ融合。異界巨神との決戦へと向かう。
- グルガ・ロニアスは、火の生き残りフリードリヒを見つけ戦いを挑む。しかし数々の戦いをくぐりぬけて来たチェーンブレード・ワイバーンが真の姿《聖剣炎獣ブレイキア》に覚醒。グルガ・ロニアスは一瞬にして焼き払われる。
- ホツラはフリードリヒと合流、異界巨神の暴走を伝え、そして共に戦う事を誓い合う。ブレイキアに乗りミラース・ドリブラの元へと向かう二人。そして最後の戦いが始まった。
- 苦戦しつつなんとか戦いに勝利するホツラ達。しかしミラース・ドリブラの力はやはり強大だった。亡霊の呪いは、大いなる災い《インビンシブル・クライシス》をこの世に残した。そして、フリードリヒ達が時空から元の世界に帰った時、時空の扉は、消えていった。しかしこれが時空文明にとって新たな戦いの始まりだということは、この世界のクリーチャーたちは永遠に知ることが無いのである。
参考
最終更新:2010年03月06日 11:11