デュエプレ ストーリーまとめwiki
前編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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……さ…… |
| ルピコ | |
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……きてくだ…… |
| ルピコ | |
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起きてください！ 【プレイヤー】さん！ |
| ルピコ | |
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……！ |
| ルピコ | |
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よかった…… なかなか目を覚まさないから 心配しましたよぅ…… |
| ルピコ | |
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ここはどこか、ですか……？ |
| ルピコ | |
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それが私にもわからなくて…… 私も目を覚ましたら ここにいたんです |
| ルピコ | |
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近くを調べてみたんですけど、 あるのは、この大きな建物 くらいで…… |
| ルピコ | |
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デュエマシティ ではなさそうですよね…… |
| ルピコ | |
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ここで目を覚ます前は 何をしていたのか…… |
| ルピコ | |
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思い出そうとしても なぜか思い出せないんです |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さんも 思い出せないんですか? |
| ルピコ | |
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困りましたね…… どうしましょう…… |
| ルピコ | |
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おい、貴様ら そこで何をしている？ |
| ？？？ | |
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……！ |
| ルピコ | |
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え？ そ、そんな…… |
| ルピコ | |
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どうして あなたがいるんですか？ |
| ルピコ | |
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……サスペンスさん |
| ルピコ | |
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何を言っている？ もうすぐ授業が始まるぞ 早く教室に戻れ |
| サスペンス | |
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サスペンスさんは イズモさんに吸収されて 消えたはずじゃ…… |
| ルピコ | |
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それに、教室？ 授業って…… 一体何を言っているんでしょう？ |
| ルピコ | |
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……えっ？ 聞いてみた方が早い、ですか…？ |
| ルピコ | |
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それは確かにそうですが…… ちょっと！？ 【プレイヤー】さん！ |
| ルピコ | |
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……何？ ここがどこかわからない……？ |
| サスペンス | |
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寝ぼけたことを言うな いつまで新入生気分だ？ |
| サスペンス | |
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授業が始まるまでに 教室に戻らなければ、罰を与える ……いいな？ |
| サスペンス | |
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行ってしまいました…… |
| ルピコ | |
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ああ、それと 次から我を呼ぶ時は 『先生』を付けろ |
| サスペンス | |
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は、はいぃっ！ |
| ルピコ | |
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……って、先生？ |
| ルピコ | |
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もしかしてですけど…… この大きな建物って |
| ルピコ | |
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学校、なんでしょうか……？ |
| ルピコ | |
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……！ 【プレイヤー】さん！ どこに行くつもりなんですか？ |
| ルピコ | |
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まさか、サスペンスさんに ついて行って、教室に行く訳では ないですよね……？ |
| ルピコ | |
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ぴぃっ！？ そのまさか、なんですかっ！？ |
| ルピコ | |
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き、危険すぎますよっ！ サスペンスさんの罠 かもしれませんし…… |
| ルピコ | |
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え？ この訳の分からない状況に サスペンスさんが絡んでいる かもしれない……？ |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さんが そう考えるのもわかりますけど… |
| ルピコ | |
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確かにここにいても 仕方ありませんね…… |
| ルピコ | |
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……わ、わかりましたっ！ でも、自分の安全を第一に 考えてくださいね |
| ルピコ | |
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いざとなったら私も 一緒に闘いますから！ |
| ルピコ | |
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サスペンスさんの姿を 完全に見失う前に 追いかけましょう！ |
| ルピコ | |
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諸君、呪術とは力 弱者が恐れ、強者が操る力だ |
| サスペンス | |
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我らが目指すは 己の欲望を貫き 世界を屈服させること |
| サスペンス | |
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目的達成のために力を惜しむな 呪術の真髄は支配にあり 支配者こそが正義だ |
| サスペンス | |
|
えっと…… 教室まで着いて来て 普通に授業受けちゃってますけど |
| ルピコ | |
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……やっぱり、変ですよ！！ |
| ルピコ | |
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だって チロルさんやアルバーノさん…… |
| ルピコ | |
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今まで出会った クリーチャーさん達…… |
| ルピコ | |
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勝太さんや龍さんまで…… 他のクラスメイトも 私達の知り合いだらけです |
| ルピコ | |
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皆さん、当たり前のように 授業を受けてますし…… |
| ルピコ | |
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もぐもぐ…… |
| 切札勝太 | |
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ま、まぁ、授業を真面目に聞かず カレーパンを食べてる人も 中にはいますが…… |
| ルピコ | |
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それに何より…… |
| ルピコ | |
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どうしてザキラさんまで 生徒として こちら側にいるんですか……！？ |
| ルピコ | |
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おい、そこ |
| サスペンス | |
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ぴ、ぴぃ……！？ |
| ルピコ | |
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喋りたいようだな 良いだろう、なら貴様に問おう |
| サスペンス | |
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『強さとは何か』…… 今までの我の話を踏まえて 答えてみろ |
| サスペンス | |
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え、えっと…… |
| ルピコ | |
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どうした？ 答えられないか？ |
| サスペンス | |
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支配だ |
| ザキラ | |
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相手をどれだけ操れるか 恐れさせ、服従させられるか…… 支配する力、それこそが強さだ |
| ザキラ | |
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……お前には聞いていないが その通りだ 強さとは支配力だ |
| サスペンス | |
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だが、忘れてはならないのは 支配する者には 裏切りがついて回ることだ |
| サスペンス | |
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裏切り？ 裏切り者は排除するだけだ |
| ザキラ | |
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誰もが従わざるを得ない力 それこそが真の強さだ |
| ザキラ | |
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……ふ、語るな |
| サスペンス | |
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若輩者に身の程を 教えてやりたいところだが…… |
| サスペンス | |
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残念ながら、時間だ |
| サスペンス | |
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次の授業では呪術の実践を行う しっかり準備をしておけ |
| サスペンス | |
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よっ、ルピコ！ さっきは危なかったな |
| 切札勝太 | |
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は、はい…… ザキラさんのおかげで 助かりました…… |
| ルピコ | |
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でも、なんだか複雑な気持ちです |
| ルピコ | |
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複雑って、どうしてだよ？ |
| 切札勝太 | |
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だって、ザキラさんは敵で…… |
| ルピコ | |
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あいつが敵ぃ？ |
| 切札勝太 | |
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お前、何言ってんだよ あいつはこの学校でも 超が付くほどのエリート！ |
| 切札勝太 | |
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おまけに周りからの人望も厚い！ |
| 切札勝太 | |
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そんな奴を どうして敵視するんだ？ |
| 切札勝太 | |
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……やっぱり変です |
| ルピコ | |
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変って何が |
| 切札勝太 | |
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変なものは変なんですよぅ…… |
| ルピコ | |
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……？ おかしな奴だな…… |
| 切札勝太 | |
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この学校でしばらく授業を 受けながら観察してみましたが |
| ルピコ | |
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やっぱり、この学校にいるのは 全員知り合いみたいですね…… |
| ルピコ | |
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この状況に違和感を 感じているのは 私達だけなんでしょうか…… |
| ルピコ | |
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…………………… |
| ？？？ | |
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？ 【プレイヤー】さん どうかしました？ |
| ルピコ | |
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えっ？ 知らない人がいる……？ |
| ルピコ | |
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ぴぃ！ |
| ルピコ | |
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ここにいるのは 私達が知っている人達だけだと 思っていましたが…… |
| ルピコ | |
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ちょっと話しかけてみましょう！ |
| ルピコ | |
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わわっと……！ どうして止めるんですか 【プレイヤー】さん |
| ルピコ | |
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もしかしたら、あの人は このおかしな状況について 何か知っているかもなんですよ！ |
| ルピコ | |
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えっ？ あの人を監視、ですか……？ |
| ルピコ | |
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……確かに、言われてみれば あの人がこの状況を作った犯人 ということも考えられますね |
| ルピコ | |
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まずは相手を探ることから…… わかりました |
| ルピコ | |
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気付かれないように クラスメイトとして接しながら あの人を探りましょう！ |
| ルピコ | |
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待ちに待った 支配の呪術を扱う実践授業だ |
| サスペンス | |
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呪術で相手を屈服させること ミスをすれば呪詛返しされるが それも学びだ |
| サスペンス | |
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じっ～ |
| ルピコ | |
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…… |
| ？？？ | |
|
じっ～～ |
| ルピコ | |
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………… |
| ？？？ | |
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じっ～～～……って、あ！ |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さん！ あの人、教室から こっそり出ていきました |
| ルピコ | |
|
私達も後を追いましょう！ くれぐれもこっそりと、ですよ |
| ルピコ | |
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おい貴様ら、どこに行く？ |
| サスペンス | |
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ピィ！ 早くもばれちゃいました…… |
| ルピコ | |
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余程、我の授業が退屈だと思える それとも呪術に自信があるのか？ |
| サスペンス | |
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ち、違います！ そういう訳ではなく…… |
| ルピコ | |
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謙遜するな 皆の手本として 見せてもらおうじゃないか |
| サスペンス | |
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ルピコと 【プレイヤー】 |
| サスペンス | |
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支配の呪術の実践だ 互いに向き合って 呪術を使い、相手を屈服させろ |
| サスペンス | |
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そ、そんなこと できるわけないじゃないですか！ |
| ルピコ | |
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できない？ ほう！ 理由を聞かせてみろ |
| サスペンス | |
|
返答によっては、貴様らを使って 支配の呪術の手本を 皆に見せなくてはならなくなるが |
| サスペンス | |
|
そ、それは…… |
| ルピコ | |
|
………… |
| ルピコ | |
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呪術を扱うための 藁人形と釘を忘れてしまって… 仕方なく売店に買いに行こうかと |
| ルピコ | |
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それで、こっそり抜け出そうと したんです…… |
| ルピコ | |
|
………… |
| サスペンス | |
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（うぅ……、ちょっと無理が ありましたかね……？） |
| ルピコ | |
|
準備をしておけ そう言ったはずだろう？ |
| サスペンス | |
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す、スミマセン！ |
| ルピコ | |
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呪術を扱う準備がない者では 手本にならんな |
| サスペンス | |
|
急いで買ってこい！ |
| サスペンス | |
|
は、はいぃっ！ |
| ルピコ | |
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何とか教室からは出られましたが 戻ってくるのが怖いですね…… |
| ルピコ | |
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あの人は どこに行ったんでしょう……？ |
| ルピコ | |
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ひとまず 校内を歩き回って 探すしかなさそうですね |
| ルピコ | |
|
………… |
| ？？？ | |
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い、いましたっ！ |
| ルピコ | |
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どこかに向かってますよ……！ こっそり後をつけましょう |
| ルピコ | |
|
……！ 足を止めました！ |
| ルピコ | |
|
振り返られると、まずいです！ そこにロッカーが二つあるので 隠れましょう……！ |
| ルピコ | |
|
……………… |
| ？？？ | |
 |
ふぅ…… 丁度良い所に掃除用ロッカーが あって良かったですね |
| ルピコ | |
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おい、お主ら そこで何をしている？ |
| ？？？ | |
|
ぴぃ！ |
| ルピコ | |
|
……って エイリアン・ファーザーさん！？ |
| ルピコ | |
 |
慣れ親しく呼ぶな 『先生』を付けろ |
| エイリアン・ファーザー | |
|
エイリアン・ファーザーさんまで ここにいるなんて…… |
| ルピコ | |
|
今は授業中のはずだろう？ |
| エイリアン・ファーザー | |
|
そ、それは…… |
| ルピコ | |
|
サスペンス先生の呪術の授業で 箒を使ったので 戻しに来たんです……！ |
| ルピコ | |
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なに、サスペンス先生が？ |
| エイリアン・ファーザー | |
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（うぅ……これもちょっと無理が ありましたか……？） |
| ルピコ | |
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あやつ…… 授業中にそんな雑用まで 生徒にやらせているのか |
| エイリアン・ファーザー | |
|
サスペンス先生には 注意しておく |
| エイリアン・ファーザー | |
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早く教室に戻るんだぞ |
| エイリアン・ファーザー | |
|
あ……はい！ |
| ルピコ | |
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何とかなりましたね…… |
| ルピコ | |
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見～つけた |
| ？？？ | |
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ぴぃ！ |
| ルピコ | |
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……って、あなたは……！ |
| ルピコ | |
|
私のことを付け回してたのは やっぱり貴方達だったんだね |
| ？？？ | |
|
貴方達が私をここに閉じ込めた 黒幕かな？ |
| ？？？ | |
|
そ、それはこっちの台詞ですよ！ |
| ルピコ | |
|
あなた、誰ですか？ 他の人は顔見知りばかりなのに あなただけ知らない人なんです！ |
| ルピコ | |
|
あなたの方こそ、 私達をここに引っ張り込んだ 犯人なんじゃないんですか？ |
| ルピコ | |
|
ふーん……そうくるんだ |
| ？？？ | |
|
このまま話しても平行線だね 話し合い以外の方法で決着を つけるのが手っ取り早いかな？ |
| ？？？ | |
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貴方達に決闘を申し込むよ デッキを出して |
| ？？？ | |
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デュエル・マスターズのカード！ この方、デュエリストです！ |
| ルピコ | |
|
……って 【プレイヤー】さん もうデッキを取り出してます！？ |
| ルピコ | |
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……オッケー、相手は貴方だね じゃ、始めよっか |
| ？？？ | |
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デュエマ・スタート！ |
| ？？？ |
勝利時
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（あ、あれ～～……？ あっさり負けちゃった……） |
| ？？？ | |
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（華麗に実力を見せてスマートに 問い詰めるつもりだったのに この人すごく強い！？） |
| ？？？ | |
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こ、こほん |
| ？？？ | |
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驚いた デュエマ、凄く強いんだね |
| ？？？ | |
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【プレイヤー】さんは デュエマシティ随一の 強さですからね！ |
| ルピコ | |
|
デュエマシテイ……？ 聞いたことない名前 |
| ？？？ | |
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うーん…… 【プレイヤー】さん この方が犯人なんでしょうか…… |
| ルピコ | |
|
犯人だとしたら あまり敵意みたいなものを 感じられないんですが…… |
| ルピコ | |
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……決闘の勝者は貴方達だよ 私をどうするつもりなのかな？ |
| ？？？ | |
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ど、どうするって…… ただ私達は元の世界に 帰りたくて…… |
| ルピコ | |
|
元の世界への戻り方を 教えてほしいんです |
| ルピコ | |
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あ、あれ？ それだけなの？ そっか…… |
| ？？？ | |
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元の場所に戻る方法は 私も知りたいんだ |
| ？？？ | |
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私もここに閉じ込められて 困ってた |
| ？？？ | |
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私は探し物をしてただけ なんだけど…… |
| ？？？ | |
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気付いたら 知らないクラスメイトや先生が いる中で授業を受けてたよ |
| ？？？ | |
|
だから、授業を受けるフリして 観察してたの |
| ？？？ | |
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私をこの空間に引っ張り込んだ 黒幕が尻尾を出すんじゃ ないかなーってね |
| ？？？ | |
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そしたら、貴方達が一番 不信な行動を取ってて…… こうして誘い込んでみたの |
| ？？？ | |
|
……まあ、私が未だに手出しを されていないということは |
| ？？？ | |
|
貴方達は 犯人って感じでもなさそうだし 当てが外れた訳だけど |
| ？？？ | |
|
私達も似たようなものです……！ |
| ルピコ | |
|
気付いたら 見知らぬ場所にいて…… |
| ルピコ | |
|
ここにいる人達は 見知った人達なんですけど どこか記憶とはズレてて…… |
| ルピコ | |
|
そんな中で知らない人が 一人だけ紛れ込んでて…… |
| ルピコ | |
|
だから、もしかしたら こんなおかしい状況を作ったのは あなたかもしれないって…… |
| ルピコ | |
|
でも……なんだか あなたは犯人じゃないような そんな気がしてます |
| ルピコ | |
|
…………………… |
| ？？？ | |
|
もしかしたら私達は 敵対するんじゃなくて、手を 取り合うべきなのかもしれないね |
| ？？？ | |
|
ちょうど心細かったし 仲良くしてくれるとありがたいな |
| ？？？ | |
|
私はノイン、よろしくね |
| ノイン | |
|
私はルピコです！ そして、こちらは…… |
| ルピコ | |
|
【プレイヤー】 だよね よろしく |
| ノイン | |
|
さて、と……ひとまず これからやるべきことは 情報の共有だね |
| ノイン | |
|
まずは私から |
| ノイン | |
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このおかしな状況を脱するために 授業をサボったりして 学校を出てみようとしたんだけど |
| ノイン | |
|
駄目だった 結界の様なものが張ってあって 学校の外には出られなかった |
| ノイン | |
|
ということは 誰かが意図的に、私達を 閉じ込めてるということですか？ |
| ルピコ | |
|
それも考えてみたんだけど 学校内を調べても 犯人は見つからなかった |
| ノイン | |
|
最悪なのは、犯人が 結界の外側にいるパターンだね そうなったらお手上げかも |
| ノイン | |
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幸い、今のところ 犯人からの攻撃は受けてないけど ……でも、不思議だよね |
| ノイン | |
|
売店で食べ物は売ってるから 兵糧攻め、という訳では なさそうだし…… |
| ノイン | |
|
どうしてこんなことを するんだろう…… |
| ノイン | |
|
確かに……おかしな話ですね |
| ルピコ | |
|
他の人達は普通に学校生活を 受け入れてる中 |
| ルピコ | |
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閉じ込められたと思っているのは 私達3人だけのようですし…… |
| ルピコ | |
|
そもそも、どうして私達が 選ばれたんでしょう？ |
| ルピコ | |
|
わからないね…… 見当も付かない |
| ノイン | |
|
それに、おかしなことは それだけじゃありません |
| ルピコ | |
|
かつて敵同士だった人も クラスメイトとして 授業を受けているんです |
| ルピコ | |
|
そのうえ この世界にいるはずがない人まで 先生として溶け込んでいて…… |
| ルピコ | |
|
既に存在しないはずの者に 存在をゆがめられた者達…… 支離滅裂だ |
| ノイン | |
|
もしかして ここは私達を惑わすためだけの 空間なのかなぁ |
| ノイン | |
|
【プレイヤー】と ルピコの記憶を使って 雑に組み上げられた空間…… |
| ノイン | |
|
だとすると厄介な魔法だね |
| ノイン | |
|
ま、魔法……？ ということは クリーチャーの仕業でしょうか？ |
| ルピコ | |
|
うん？ クリーチャーに限らないけど…… |
| ノイン | |
|
確かに、クリーチャーの可能性も あるかもね |
| ノイン | |
|
私の力を使えば 破れるかもしれないけど |
| ノイン | |
|
私が頑張ると 【プレイヤー】達を 巻き込んじゃうし…… |
| ノイン | |
|
穏便に済ませたいな |
| ノイン | |
|
あ、そういえば 少し気になることがあって…… |
| ノイン | |
|
売店に売っている物が 偏ってるんだよね |
| ノイン | |
|
もしかしたら そのクリーチャーの好物 だったりするのかもしれない |
| ノイン | |
|
偏ってるって どんな風に偏ってるんですか？ |
| ルピコ | |
|
売ってる食べ物が カレーパンしか ないんだよ…… |
| ノイン | |
|
しかも こんなに誰が食べるんだろうって くらい大量に用意されてて…… |
| ノイン | |
|
カレーパン…… それってもしかして、勝太さんも 関係しているんでしょうか…… |
| ルピコ | |
|
何か心当たりがあるの？ |
| ノイン | |
|
勝太さん……教室にいる クラスメイトなんですけど カレーパンが大好物なんです |
| ルピコ | |
|
それも ただの大好物って訳ではなく |
| ルピコ | |
|
毎食カレーパンを食べても 平気なくらい 大大大好きなんです！ |
| ルピコ | |
|
どんな大好物でも いつも食べてたら流石に 飽きそうなものなんですけどね |
| ルピコ | |
|
………… |
| ノイン | |
 |
……ねえ もしかしたらなんだけど |
| ノイン | |
|
その勝太って人が この世界を作った って可能性はないかな？ |
| ノイン | |
|
カレーパンを いっぱい食べるために 何かしらの力を使ってさ |
| ノイン | |
|
……！ |
| ルピコ | |
|
そ、それは…… |
| ルピコ | |
 |
（あ、あれ？ もしかして私 凄く変なこと言っちゃった？） |
| ノイン | |
|
勝太さんの名誉のため 否定したいんですけど…… |
| ルピコ | |
|
もしかしたら あり得るかもしれません…… |
| ルピコ | |
|
え？ ほ、ほんとに？ |
| ノイン | |
|
……言ってみるもんだね そんなすごく変わった人 いるんだぁ |
| ノイン | |
|
こうなったら 私達がやることはただ一つ |
| ノイン | |
|
その人が怪しい行動をしてないか 調査してみよう |
| ノイン |
敗北時
|
調子が悪かった？ それとも、私の見込み違いかな？ |
| ？？？ | |
|
どうしてもというなら もう一戦やってもいいけど |
| ？？？ |
