地獄の戦場アヴェルヌス

公式シナリオ『バルダーズ・ゲート:地獄の戦場アヴェルヌス』(Baldur's Gate - Descent into Avernus)関連のメモ。
ネタバレ注意!

関連年表


  • 日本語ではなかったので、The Forgotten Realms Wiki など見て簡単にまとめたもの
  • シナリオに関係しているエルタレル(Elturel)やアヴェルヌス(Avernus)関連の出来事を、フェイルーンの主要な出来事と合わせて記載

DR 出来事
1346 Avernus君主であったTiamatがDemigoddessとなる
1350頃? Elturelが都市として確立
1354 ZarielがHellriderを率いてAvernusに攻め込む
1354? Zarielが堕天してTiamatの代わりにAvernus君主となる
1356-1357 1e FRCSの現在
1358 Time of Troubles (災厄の時)が発生。Era of Upheavalの始まり
1366 VoloがElturelを訪問
1367 2e FRCSの現在
1372 3e FRCSの現在。Elturelの人口は22,761人(この時点でElturgardの首都)
1372 この年までにZarielを幽閉したBelがAvernus君主になっている
1374 ネザリル復活
1385-1395 Spellplague (呪文荒廃)
1430年代 ElturelでHellrider隊総監がVampireであることが判明。Companion (友垣) が発生して解決
1444 Thavius Kreegがhigh observerになる
1479 4e FRCGの現在。Elturelの人口は17,000人。この時点ではまだBelが君主
1482 Second Sundering (第2次世界分割) をAoが開始
1482 Bhaalが復活 (4e 殺戮のバルダーズゲート)
1485 5e Storm King's Thunder
1486 GilgeamがAbeirに復帰
1487 Second Sunderingが終了。神格の復活、Abeirの分離、Spellplague跡の消失が始まる
1489 AoがEra of Upheaval (激動の時代)の終わりを宣言
1489 5e SCAGの現在。この頃までにZarielがAvernus君主に返り咲いている
1489 Thavius Kreegがhigh overseerになる
1489? 5e Hoard of the Dragon Queen
1489? 5e The Rise of Tiamat
1489 5e Icewind Dale: Rime of the Frostmaiden
1491 5e Princes of the Apocalypse
1492 5e Waterdeep: Dragon Heist
1492 5e Waterdeep: Dungeon of the Mad Mage
1492 or 1494 5e Baldur's Gate: Descent into Avernus. ElturelがAvernusに引き込まれる

  • 本シナリオは付録は1492基準だがシナリオ内の記述だと1494であるべきという矛盾がある。他のシナリオでも他書籍との関連で矛盾があるらしい

関係者


ガーゴース(Gargauth)

  • アーチデヴィルからDemigodとなった
  • 5eシナリオ外でもSCAG p.124で、ウォーロックが契約するフィーンドとして名前が挙げられている
  • いつから現在の状態なのか、詳細は不明
    • 2e Powers and Pantheonsの時点でThe Hidden Lord of the Shieldという称号があり、元々は盾を介して通信できた模様
    • 3eのLords of Darknessに同アイテムの記載があり、この時点でも盾を通じて通信できるという記載。盾は889 DRに出現し、Knights of the Shieldによって保持されていた
    • Spellplagueの間に力を失って盾に囚われたらしい?
  • 元々Peleveriaの穴に囚われていたらしく、1001DRにDuke Tithkar Illehhuneに言葉を届け、1018DRに解放された。その後、今度は盾に囚われるとか割とかわいそうな経歴

ティアマト(Tiamat)

  • 元々はLesser goddessだった
  • アスペクトの1つ(3つ首の竜)の姿でアンサー・パンテオン(Untheric pantheon)の1柱になる
    • ここにはBahamutの別側面であるMardukもいた
  • −1071 DRにOrcgate WarsまたはBattle of the Godsにおいて、Bahamutと相打ちして共に神性を失いarchfiendとなる
  • AsmodeusによってAvernusの君主とされたが成果とぼしく、降格されて挽回の機会としてDisへの門の守護者となる
  • 1346DRにアンサーのカルト信者たちによってDark Ladyとしてのアスペクトが召喚され、demigoddessとなる
  • Time of Troubles中にアンサー・パンテオンの主神であるGilgeamを殺し、再びlesser deityとなる
    • その後Bahamutもlesser deityの神格を得ている
  • 1371DRにフェイルーン・パンテオンに席を得る
  • Spellplague後にAvernus君主の座を提示されたが断り、戦士として協力している
  • 現在のRealmはAvernusのCave of GreedやTiamat's Lairなど
  • 5e The Rise of Tiamat時点ではAvernusに拘束されており、Torilへの脱出のために教団にMask of the Dragon Queenを組み立てさせようとしている

ザリエル(Zariel)

  • 元はLathanderに仕えるSolarで、Blood War(流血戦争)の様子を見守る任務を受けていた
  • 天使としては剣(Sword of Zariel)を使っていたが、現在は失った左手をフレイル付きの義手に置き換え、Kostchtchieから奪ったMatalotokというウォーハンマーを振るっている
  • 5e The Rise of TiamatではTiamatの脱出に協力していた (Belは妨害側)
  • 天候操作能力の伝承があり、3e時代のAvernusに降るFireballは、当時幽閉されていた彼女の怒りによるものだと言われている (3e Fiendish Codex II p.36)。5eのAvernusにFireballが降らないのは彼女がLordに返り咲いたからか…

アヴェルヌス

  • 君主(Lord of the First)として名前が挙がっている存在は意外と少ない
    • Tiamatの就任は−1071 DRにarchfiendになって以降だが、それ以前は不明
    • Tiamatの降格~Zariel堕天の間も不明
    • 1stや2ndのヘル関係の本には何か書いてあるかも (Zariel堕天は1stのFRセットより前なので)
最終更新:2021年03月09日 17:36