増多冠徒(ますた かんと)
■性別
男性
■学年
その他
■所持武器
化生玉
■ステータス
攻撃力:0/防御力:9/体力:6/精神力:3/FS(投擲距離):12
特殊能力:『黄緑(ブルーレッド)』
<計算式>
効果: 永続戦線離脱 100
範囲+対象:隣接2マス一人 1.6
時間:一瞬 1.0
非消費制約: 自身のいるマスから1マス離れるたびに発動率-33% 0.65
非消費制約: 対象となったキャラの残り体力1につき成功率-5% 0.7
消費制約:防御力消費3 15
FS:12 2.2
発動率:93% 成功率:100%
能力原理
4色の力を混ぜ合わせ作り出した化生玉を相手に投げ付け封印する
キャラクター説明
かつてこの日本を支配していた宝一族に使えていた、通称『宝家者』にて最強と言われた増多家の初代殿堂者。
超が付く程の無口。
この世界は色で構成され、その色を使い分けることで万物の操作や支配を可能とする術を用いていた増多家において神童と呼ばれ、僅か10歳にして東国各地を守護していた八首領と宝一族の居城を護る宝四天王を倒した事で、当時の宝一族の長にその強さを称賛され、殿堂者の称号を与えられた。
根元たる赤の力と緑の力、その派生である青の力と黄色の力を極めていた冠徒であったが、彼が殿堂者となった1年後に増多家の部下であった光中(ひかちゅう)家が、同じく増多家の部下であった堀吾(ほりご)家に己の罪を被せた為に起きた堀吾の乱にて酷く心を傷めると共に己の無力さを実感した為、己を鍛え直し、更なる力を得るために山に籠り歴史の表舞台から身を引いた。
しかし、彼の弟であり彼に勝るとも劣らぬ天才である増多定徒(じょうと)が残した書物によると、定徒が発見した金や銀等の鉱物から色の力を引き出す方法を白銀に染まりし山頂にて冠徒に伝えた際に、突如天に巨大な穴が開き、冠徒はその中に消えていった。
その現象が時空の歪みによるもので、冠徒が遥か未来に旅立った事を導き出した定徒は、兄に増多一族の全てを伝える為に、後世に新たな色の力を用いる術とその為に必要な鉱物を残すとの記述があり、その予測通り、時空の狭間への扉から『宝家者』増多冠徒は、現代の私立希望崎学園に現れたのであった。
余談ではあるが、増多家が残した色の力の詳細は複雑な暗号のような物としてだが残され、現代ではある程度(※2023年までに第9代殿堂者増多春手(はるて)まで)解読されている。
歴史に詳しい者ならばそれが陰陽道や錬金術に影響を与えたとされる一面があることは有名だが、下手に色の力を得ようとすると廃人化し、意味不明の数字や言葉を呟き続けるので、政府が認めた者以外が研究・使用は禁止されている。
最終更新:2023年02月01日 17:21