菅原 空海
順位 |
キャラクター名 |
合計P |
あ や ま だ |
C A T |
銀 河 |
ク オ ン タ ム |
珪 素 |
さ さ さ |
滝 口 流 |
ぺ ん さ ん |
無 知 園 児 |
ロ ケ ッ ト 商 会 |
36位 |
菅原 空海 |
5 |
0 |
1 |
0 |
1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
あやまだ
だから戦闘を端折るなって!!! せっかくカッコよさげな雰囲気出せるんだから、雰囲気だけで終わらせずに実体も出してくれないと、個人的には片手落ちに感じちゃいます。
CAT
既存の概念について大真面目に格好良く武術化するギャグは強いですね。2500字でプロローグに加えエピローグまで書いてしまう大胆さも評価したいです。
銀河
私が知ってる書道と違う…文系武術とは…。能力の方は複雑にして困難な発動条件、体感時間停止という効果の双方が気になります。
この一連の動作を如何にして成功させ、その効果でどう勝機を掴むのか。プロローグでは明かされなかったため何とも言えませんが、作者の描く勝利の道筋が気になります。
クオンタム
これは感じ方に個人差があると思うんですが、『語彙が豊富な文章』ってやたらと目が滑る事があるんですよね。
つまり、シンプルな言い回しで済むところをあえて難解な言い回しにしちゃって読みにくくなってしまう、みたいな感じ。なんかそっち系の印象を受ける文章でした。嫌いじゃないんだけど……。
珪素
文字数の限られたレギュレーションにおいて、時系列を小刻みに組み替えて見せ方を工夫することで、読者の想像の余地を上乗せして物語に厚みを持たせる、
個人的に非常に好きなタイプのテクニックがあるプロローグSSです。所々のモノローグの情緒もウェット過ぎない切なさがあり、ドラマ面で特に期待できるキャラクターの一人です。
さささ
良かったです。自分の好みだともっとトンチキを求めてしまうのでもったいないなーと思いつつこの点数を入れてしまったんですが、良かったです。構成が面白い!
滝口流
掛け合いが面白いです。文章も上手いし、筆力を感じます。(筆だけに)
ただそれだけに、シーンの切り取り方が勿体ないように感じました。
まるでクライマックスを削除したようなストーリー構成で、その為文野の存在がキャラの魅力やストーリーの面白さに
関わらず終わってしまったような印象を受けました。構成や技法の前に、「そのキャラを最大限に面白く魅せられる状況」
という観点で設定やシーンを構築していくと、より読者にアピールできる構成になるかと思います。
ぺんさん
ショドウバーストの設定いいな……。カードゲームみたい。やっぱ袴女子はいいよな……。もうそれだけでポイント高いもん。
女の子同士の掛け合いもいいですね。守りたいものは村っぽく見えるけどそれ以外でも通るように書いてあるのが憎いですね。書き手次第で面白いことにもひどいことにもなりそう。どう転がるかなあ。
無知園児
良いところ:文章が読みやすいです。伝えることを伝えつつ、特に伝えなくていいところはさらっと流して書くところが、取捨選択ができていて良い感じだと思います。
また、書道と言う武器も、永字八法という奥義も、実にダンゲロスらしい与太に溢れていて、凄く好きです。永字八法、もう名前からしてメチャメチャ格好いいですよね。
目の付け所が、素晴らしいです。エピローグから始まるという挑戦的な構成も、チャレンジ精神を感じて好印象でした。
気になったところ:この構成が効果的に機能しているかと言うと、何とも言えません。
確実に好きな人もいると思うのですが、私はこの先どんなに魅力的なキャラと戦い、成長しても、”ここ”にたどり着く以外の道がなくなってしまうんだな、と自由度を狭めてしまったような気がするんですね。
恐らく評価は割れると思うのですが、私の好みではありませんでした。ただ、そこを除けば全体的に高レベルなことは間違いないので、頑張ってほしいところです。
最終更新:2018年07月08日 20:12