エアドラモン事変(エアドラモン事件)
- アニメでのエアドラモンの扱いによるデジモンアニメ批判の序章。
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著者:RYUTO
事の発端は、2000年6月25日に放送されたデジモンアドベンチャー02・第13話「ダゴモンの呼び声」でのエアドラモンの登場とその扱いについてである。この劇中、イービルリングに操られたエアドラモンが「ダゴモンの海」に現れ暴れ周り、エンジェウーモンに倒される(消滅する)という描写があり、これが後日デジモンウェブ内で問題として取り扱われたのである。
当時アニメでは、子供たちの側に物語の展開上「イービルリングに操られたデジモンは悪気はなく、イービルリングを破壊して救わなければいけない」という目的意識があったため、この話での「デジモンを殺す」という描写に疑問を持つファンも少なくなかった。とりわけアニメ化前からのデジモンファン層はこの描写に大いに不満を抱き、デジモンウェブ掲示板での「エアドラモンが殺されるのはおかしい」という書き込みを皮切りに、掲示板でアニメ側への意見・不満が多く出てくることになる。
やがてエアドラモンのみならず、多くのデジモンの不遇の扱いに反論する動きがネット上に現れ始めた(アニメ内で主人公級の扱いをされるデジモンを「メジャーデジモン」、それ以外のデジモンを「マイナーデジモン」と呼ぶようになったのもこの頃からである)。
掲示板常連の層を中心にこの動きは大きくなっていき、やがてデジウェブのみならずネット上のデジモンファン全体をアニメ擁護派・反アニメ派で真っ二つに分けることになっていったのである。この反デジモンアニメの動きはアニメシリーズが一旦終了する2003年ごろには沈静化するが、デジモンウェブ掲示板からから反アニメ派の常連層の一部が去るなど、大きな傷跡が残った。
現在ではデジモンシリーズそのものの多角化、アニメシリーズが一旦終了したことなどから、デジモンのアニメ内での扱いが問題にされることはほとんど無い。
エアドラモン事変は、掲示板を利用するファン同士で意見が真っ二つに割れたこと(何よりこの声がデジモンへの思い入れが特に強かった常連層から出ていたこと)から、同時期に起こっていた荒らしの問題とは大きく異なっていた。また議論や反アニメ運動が1年以上の長期に渡り続いた点、この問題を理由に掲示板を去る者までいたという点からも、デジモンウェブ史上最大の事件であると言えるだろう。
最終更新:2010年06月03日 01:00