初代(赤緑以降)
攻撃面 |
ヘドロこうげき(威力65)が最大威力なので複合タイプ頼り |
防御面 |
等倍かエスパーしか来ない |
総括 |
エスパーが強すぎる |
毒を持った強力なポケモンも多く、使用率そのものはそれなりにあった。
ただしエスパーが全盛期だった為、
強力なポケモンが欠点として毒を持っているというような認識だった。
この時代のみ虫に対して効果抜群を取れたり鋼がいなかったりするのだが、
毒の最強攻撃技は「ヘドロ攻撃(威力65)」。毒技の採用はほぼない。
当時は毒に対して虫が抜群だったので半滅、弱点共に3つ
毒タイプが半滅できる毒、草、格闘に強い技が少なく、守りの面でも不遇な位置にいる
第二世代(金銀以降)
攻撃面 |
ヘドロ爆弾(威力90で3割毒)追加。 しかし鋼追加。虫に対して二倍から半滅に変更 |
防御面 |
毒、草、格闘、虫を受けれるように。エスパーは減ったが地震が怖い |
総括 |
毒タイプが活きるように環境が変化 |
使いやすい「ヘドロ爆弾」追加。
毒技を無効化する鋼がでたことと、虫が抜群から等倍に変更されたことで弱点を突けるのが草のみになり、
毒タイプのポケモン以外がサブウエポンとしては採用しない技なのだが、これ自体は非常に優秀。
エスパーが減ったのは嬉しい限り。
格闘技などに対しても半滅できるものの、
まだまだ格闘ポケ以外の格闘技はメジャーではない時代。
そして多くのポケモンのサブウエポンとして地震の採用率が高く、格闘など受けれる訳ではない。
この頃からタイプ毒は攻撃面が不安なままサブウエポンに頼り、
防御面の優秀さを生かすように扱われ始める。
第三世代(RS以降)
攻撃面 |
追加技こそあれ結局ヘドロ爆弾。 覚えるポケモンは少し増えた。草ポケも少し増えた |
防御面 |
まだ地震は多い |
総括 |
マルノーム以外の新ポケが目立たないが既存ポケは強化傾向 |
特性が追加された。
中でも地面タイプの技を無効化できる「ふゆう」を手に入れた、
マタドガスやゲンガーは、弱点の地面を実質打ち消せるようになった。
第四世代(DP以降)
攻撃面 |
物理特殊で毒技が覚えられるように。相変わらず弱点は突けない |
防御面 |
物理技大幅増加により物理の地震の採用率低下 格闘や虫技を受けられる面で目立ち始める 専用アイテムくろいヘドロの追加 毒のみ無効化できる「毒びし」が追加 |
総括 |
環境の裏を付いてることもあり防御面で優遇な地位に |
技毎に物理特殊が設定されることになり、ヘドロ爆弾など一部の技が特殊化したりした。
そして物理、特殊共に選べるタイプ数が多くなった結果、多くのポケモンから地面技やエスパー技の採用率が減り、格闘や虫(あとは炎、氷など)のサブウエポン持ちが増えだす。
また、毒タイプ専用のたべのこし(つまり奪われても痛くない)である、くろいヘドロが追加。毒びしも浮いてない毒タイプのみ回収可能と、タイプの特色が色濃くなった。
第五世代(BW以降)
攻撃面 |
アシッドボム、ヘドロウェーブ、クリアスモッグ追加。 |
防御面 |
あまり変わらず。エスパー技サイコショック追加。 |
総括 |
第四世代と大差ない |
どくどくの命中率が強化されたこともあり、毒無効が活き易くなった。
グロスやラティのエスパー技搭載率が上がったため環境的には辛い。
総合的には前世代とトントンといったところ。
第六世代(XY以降)
攻撃面 |
フェアリー抜群追加。新技追加&既存技の強化。 |
防御面 |
フェアリー耐性追加。 |
総括 |
未知数 |
新タイプ・フェアリーに有利な相性を持ったことを筆頭に、全体的に梃入れが入った。
他にも、どくタイプの使うどくどくが必中化、ダストシュートの命中アップと地味ながら嬉しい調整がなされている。
個別のポケモンに目を向けると、ゲンガーがメガ進化したり、ペンドラーの夢特性が加速になったりしている。
最終更新:2013年10月17日 23:59