アンドレの最初の姿は目玉が一つと黒い触手が何本かというとても小さな状態から始まる。
アンドレは自然に生まれた生物ではなく人造的に作られた人造人間、いわゆるホムンクルスである。
時は錬金術が盛んな時代、とある貴族が錬金術師達を多額な金で自分の城に集めこう命令する。
完璧な人間を生み出せと、それを我が息子として跡取りとし我が一族の名を世にとどめかせるのだと
そんな名目のもと、偶然生み出されたのがアンドレである。
言語理解能力はある程度あると見られるものの感情の欠落性、体は目玉一つと黒い触手までしかできず
どうしてもそこから先にいけないため、データを取られた後、失敗作として城の地下にある
数ある失敗作の山に破棄されたのである。
その後、貴族と集められた錬金術師達は多額の金をこの後もつぎ込むも大した結果も出せず、
そのまま破産。研究施設である城ごと破棄されてしまったのである。
しかし、誰もいなくなったかつて城があった場所の地下に蠢く生物がいたのである・・・
■関連項目
最終更新:2013年05月03日 18:56