野良で生きる

野良で生きる
固定と呼ばれる艦隊構成員ではなく野良として様々な艦隊構成のなか如何に個人能力を発揮するか考える。

まず、模擬を始めようと思った場合、野良から始めることが多いでしょう。
野良状態の艦隊に対し、どういったポジションで望むべきか一般的な考え方や戦術について書いていきます。

無軌道であることが普通
野良状態の艦隊は様々な艦隊員で成り立つ為、戦略的に艦隊構成を行うということができません。その分固定艦隊に大きく遅れをとっており、その場その場の的確な状況判断が求められます。
また、必ずしも勝つためだけに参加しいている人間ばかりではない、ということも覚えておく必要があります。

職業及び大砲による役割分担は無い
一般的な稼ぎカロネードが攻撃役であり、キャノンが防御役であるといったわけ方は出来ません。それぞれが自己判断で行動を行います。
まず味方の動きを見てどういった志向をしているか読み取ることが大切です。

一般的な戦術

  • 支援:野良状態において見方の有り余る支援は期待しないほうが良いです。支援量には個人差があり始めて間もない人や、苛烈な模擬に参加してこなかった人など様々な人が参加する野良においては自分が全てですので、出来るだけベストを尽くすことを心がけます。野良においては戦闘数が大きく異なる為、自身の支援量が多いのか少ないのか後から見直してもはっきりしないことが多いです。

  • カロネードのマーク:一般的な艦隊(エルナン装備)ではカロネードに対して有効な防御手段がありません。よってまずは相手のカロネードを優先的に行動不能に陥らせることを考えます。ここで重要なのはキャノンに対して防御手段を確実に実行しているという前提です。これが行われていない場合はキャノンのほうが危険になりますので白兵時に連弾防御を必ず入れましょう。

  • 相手カロネードの火力の確認:カロネードであっても最大火力を望めない場合があります。斥候カロネードや仕官マレイシャルカッツカロネード等、これらは戦闘開始直後は優先順位としては下位にあたるので戦闘前に相手の情報を確認し優先順位を明確にすることが大切です。

  • 耐久管理:戦闘開始後5分ごろには耐久に差が出てきます。耐久の低い船は狙われることによってさらに耐久を下げます。戦闘中暇があれば耐久確認を行い耐久に関して発言し情報を共有しましょう。自分が耐久が低い場合は狙われないように気をつけ、耐久が低い見方には注意を促すようにする等対策を立てましょう。耐久は生存率です、あらゆる耐久減について敏感になりましょう。何も無い場面で連弾入れずキャノンに横で撃たれつづける、優遇機雷を積極的に踏む等の無謀な行いは避けましょう。

  • 5分戦術:5-5、4-4、3-3等5分の状態における戦術です。相手カロネードの動きを注意しつつ見方カロネードもしくは自身が撃沈を狙います。ここで重要なのは盤面を把握し数を確認することです。2-3 3-2などバランスが偏っていないか?旗が孤立していないか?キャノンとカロネードがバランスよく配置されているか?これらに注意を払いましょう。また、自分がなんであれ相手カロネードを止めることに躊躇しない、見方のフォローを当然と思わない(何とか逃れる方法を見つける)フォローが期待できない場面では白兵に入らない。こういったことも重要です。

  • 優勢戦術:優勢になった場合は主に白兵によって相手の行動を封じることを年頭に置きます。優勢になるとプレッシャーに負けてっとりばやく試合を決めたくなる場面は多々ありますが、こういうときこそ粘り強く対処しすることが大切です。攻撃よりも防御に専念しましょう。ことここに至っては数の上で有利であり、物資も一隻分こちらが多いので時間をかけてでも安全に試合を進めることが重要になります。

  • 不利戦術:数不利になった場合、こちらは通常よりも若干攻撃的になりましょう。とにかくこのままいけば負けは確実です。相手旗を積極的に狙う、見方を見捨てて撃沈をとる等あらゆる手段が勝利のために許されます。

  • カロネードを持つ:カロネードを持った場合の基本。カロネードは艦対戦の花形です、手早く撃沈を取ることが出来るのでこの大砲を選ぶ人も多いでしょう。重要なのは相手を狙う時は水平弾道貫通をしっかり入れることです。水平弾道回避のワンセットは確かに便利ですが、現状のMAX模擬では貫通まで手が届かなければカロネードの威力は激減します。狙う時は貫通まで、狙わない時は連弾まで。攻守をはっきり意識することで生存率を高め、撃沈も狙うことが出来ます。ただし、撃沈をとることによって初めて明確に艦隊に貢献できる存在なので撃沈できる船を的確に見分ける判断能力が重要になります(士官カロネード、斥候カロネードは絶対に出ないダメージがあるので選別がよりに重要になります)。目に付いた白兵抜けを適当に狙ったり、スキルの切替がうまくいかなかったり、相手フォローとの距離を把握できていなかったり、相手のミス待ちをしているとなかなか上手く行きません。

  • キャノンを持つ:キャノンを持った場合の基本。キャノンがどうして必要か?こういた疑問は誰しも持ちます。特にカロネードが撃沈を華々しく飾っている中で、キャノンは狙うよりも補佐に重点がおかれがちです。しかしながら、キャノンがいなかった場合を考えるとどうなるか。キャノンがいない艦隊には連弾は必要ありません。しかし相手にキャノンがいると連弾が必須になります。キャノンは存在することで相手艦隊の攻撃力を落とすことができます。存在するだけで相手に対してプレッシャーになります。キャノンは存在するだけですでに艦隊に貢献できています。防御火力共に優秀な士官との相性も良いです。基本行動は相手が連弾回避を入れている(入れさせている)前提での立ち回りになります。見方カロネードをフリーにし敵カロネードの行動を封じる動きをすると良いでしょう。相手カロネードを封じているだけで艦隊に貢献していることになります。相手の防御スキルに左右される特性のためカロネードの補佐に回ることが多いですが。回避・連弾が入っていない船に対しては強力な火力を誇ります。基本的にキャノンのほうが攻撃力は高いので攻撃力を生かした立ち回りが求められます。防御を意識しつつ相手の回避連弾の発動状況を予測し一撃で勝負を決めるそういった運用が出来ると相手はよりキャノンを意識して萎縮する傾向があるので全体的に優位に立てます。また他には無い耐久削り能力も重要です。連弾が入っていない船に対しては横撃ちをするだけで耐久面、資材面で大幅に優位に立てるので撃沈には至らずとも後の撃沈を考えて横で削れる時は狙いましょう。

  • 白兵戦術:白兵の有用性は相手の行動を封じるところにあります。相手の攻撃を封じ、見方を助ける。相手のスキルを固定する、戦場を選択する。こういった意図で白兵は行われます。では白兵中何をすればいいのか?白兵中は位置関係を把握するのに丁度いい時間が生まれます。次に何をすべきかこの余った時間で判別します。見方が向かってきたらパスを出せるように準備をします(例・キリを使用する。)見方がこない場合は白煙で攻撃力を下げる、抜けてフォローに向かう、など次の選択肢を選びます。相手の攻撃を抑える為に白兵しているのか、相手に攻撃を抑えられて白兵しているのか理解し維持するのか抜けるのか考えます。また、基本的に優先順位はパス>白兵圧迫です。白兵圧迫はよほどの攻撃力が無い限り有効に働かない(一撃で50人以上の被害があるかどうか。)のでパスからの撃沈を念頭に置いて行動してください。

  • 装備を選ぶ:攻撃的な装備にして回避を落とすか、回避を上げて自己犠牲を前提に長期戦を狙うか、旋回を上げて振り回すか、選択肢は多々ありますが。重要なのは数値を上げることでどういった効果が得られるか体感として理解しているかどうかです。コマンダー弓淡水稼ぎはどれくらいダメージが見込めるか?(相手にどれだけダメージを出されるか?)対砲撃はどれくらい効果があるのか、旋回をあげることでどういった利点があるか?正確に数値を理解する必要は無いですし不可能ですが、ある程度理解することで初めてこれが有効に働きます。後は選択した数値を最大限に活用できるようベストを尽くすだけです。
最終更新:2011年09月19日 12:19
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