
旧・奴隷島の登場人物 [新へ]
大きく島側、奴隷、その他に分類、その中で所属別に登場順で掲載。
※分類は変わるかもしれません。男優の名前も登場作品によってころころ変わることが珍しくないので、参考程度に。
島側の人間
物語のカギを握る主要人物は吉田代議士、松岡、向井院長に白樺の家の2人。
会話から察すると、島関係者のうち松岡を含め雲川組員はあくまでも運営スタッフであり、
白樺の家の2人や藤田社長といった他の関係者よりも下に位置づけられているような印象がある。
吉田代議士とその関係者
政治家で括るにはちょっと少ない。
- 吉田良(栗原良)
- 3章より登場。続編も含めシリーズを代表する、ミスター奴隷島。
- 表向きは亜多加党の代議士だが裏の顔は島の責任者(オーナーもしくはスポンサーは別にいる)。
- 奴隷島周辺のリゾート計画にも関与していたようで、その邪魔となった人間を次々に抹殺&島送りにしていった。自ら調教を行うことも多い。
- けっこうな年齢だがそれを感じさせない絡みは見事。演技力の高さは折り紙つきで、さらに特撮系スーツアクターのキャリアがあり殺陣も得意。
時おり監督業もこなし、中でも
「タイムソルジャー・ティマ きこうでんみさ」は陵辱ファンタジー史に残る傑作。
- ボブ(T-ボーン)
-
吉田代議士のボディガードの黒人。スケベで手癖が悪く、また倉橋涼子の父殺害の実行犯でもあり、ひとつ間違えば人権派のみなさんが大喜びしそうな役どころ。
さらに調教でも奴隷をバックから犯しつつハンバーガーを喰らいヘッドフォンで何やらノリノリと、いろいろ困ったステレオタイプが描かれている。
ところでボブの子供は奴隷になるんだろうか?臓器移植のドナーとして使うには混血だと相性問題とかいろいろありそうだし・・・。
雲川組
島運営の実働部隊を担っていた新興暴力団。組織の規模は不明だが政治家や大企業との繋がりが深く、奴隷売買を通じ活動範囲は海外にまで及んでいる。
- 松岡(笹木良一)
- 2章から登場。以降、吉田の右腕として様々な局面で暗躍する雲川組の幹部。何気に所帯持ちだったことがシーズン3で明らかにされる。
- かなりの切れ者。島のスタッフを指揮し、調教も行う。また島谷パパを絞殺するなど自らの手を汚すことも厭わない。龍子と付き合っている。
演技力や存在感は本職の役者顔負けで、意味深な表情の作り方や落ち着いた語り口調は独特のダークヒロイズムを醸し出している。
- 斉藤(斉藤竜一)
- 1章の初期調教のみのピンポイント出演。旧では目立った活躍はなく名前すら与えられていない。
が、冷酷な黒幕系の役をやらせたら天下一品。ゆっくりとした台詞回しが得意で、めちゃくちゃ怖い。
「羊たちの沈黙」のAV的オマージュ、
「秘密捜査官の女 性開発された美人エージェント 七海なな」での和製レクター博士役は必見。
- 蛭川(一条英紀・一条真都)
- 1、2章に登場。存在感はけっこうあるのだが、旧では名もなき戦闘員として調教を手伝った。
- 花岡(花岡じった)
- 初登場は3章。いかなるときでも白Tシャツに青ジャージ。某シリーズでのキングオブレイパーとしての腕を買われたのかどうか知らんが、
調教のみならず島に不利な人間の抹殺も積極的に行うなど実働部隊のエースとして活躍。
野生的・動物的な、本能のおもむくままの絡みにはファンも多いが、体位の変化が忙しないので見てて落ち着かないかも。
余談だが、グラフィスの作品
「淫欲に犯される美少女
藤崎もえ」では敵兵役として登場、ネイティブの朝鮮語でなじるサマが実にハマっていた。
- 田淵(田淵正浩)
- 本編中では一度も呼ばれていないので不明・・・と思ったら新7章で初めて名前呼ばれた。
雲川組の幹部のひとりで、単なる松岡の話し相手としか映らずシリーズのプロットとは無関係に思われたが、
龍子を育て上げた龍麗が島に関与することの危険性を察し、気をつけるよう松岡に警告している。
やもすると奇人のような独特の粘着質な絡みが得意でそれを活かした変質者っぽい役も多いが、役を離れれば至ってダンディ、業界きってのワイン通でもある。
なお「夫の目の前で・・・」でじったと出会い頭のレイパー対決となり敗北している。
- 龍子(美神ルナ、ダブルキャスト)
- 唯一登場した島の女性スタッフ。雲川組の人間ではなさそうだがが義理の母でもある龍麗がバックにいるため人身売買を任されていたことから
- 島での立場はそれなりに、いやバックの龍麗の存在も含め、残虐非道にみな恐れをなしている。
- 元彼だった松岡の未練がましい策略によって、6章の星野唯と入れ替わる。
- 早坂(早坂人生)
- 6章から登場した島のスタッフ。島で龍子(の身代わりの唯)の調教を行うがプロット的には一介の戦闘員。
- 沢木(沢木一也)
- 松岡との接し方を見る限りそこそこ偉いと思ってはいたがやはり雲川組の幹部だった。
イケメン男優として名高いだけでなく堂々とした立ち振る舞いも魅力のひとつで、そこらの男優とはオーラがまるで違う。
11章のみのピンポイント出演にも関わらず劇中で笹木を超える存在感を放っていたのは沢木くらいのものだろう。
ただ大物感ゆえに笹木や栗原良ほどの受けの広さがなく、現場張り付きで自ら奴隷を調教する姿があまり似合わないのも確か。
一般企業等
一般人の中でも雲川組や吉田代議士と関係の深い人たち。
- 鮫島(剣崎進)
- 大同物産の商社マン。佐伯由梨子の上司で役職は部長。本編への登場は4章のみだが就職研修などをエサに奴隷調達ルートを確保するなど島との関わりは深い。
また吉田代議士に違法献金も行っており、それが新章の火蓋を切る引き金となる。
- 工藤(工藤弘幸)
-
芸能プロダクション社長。恩田麻衣子が所属していた。もともと島関係の人間だったわけではなく、葉山亜佐美やMAYAの誘いにより仲間になったと思われる。
- 葉山亜佐美(桜田さくら)
- 5章ヒロイン恩田麻衣子の恋人、中村正樹の幼馴染。親は大企業のトップらしく、セレブ繋がりで島谷次女とも顔見知り。
接触してきたMAYAと利害が一致して麻衣子を罠にハメた後も、たんなる共犯にとどまらず積極的に島関係者となったようで調教にも参加している。
当代きっての悪女で出演作は数知れず。S女としても定評がある。
- 藤田としお(大塚祐作)
- リゾート開発会社社長(総集編では建設会社となっている)。島周辺のリゾート開発を担当。
出番は多いが島関係者としての立場はあまり高くないようで低姿勢が目立つ。
- 村山(中光信治)
- 倉橋代議士の弟=涼子の義弟。倉橋洋一選挙事務所後援会会長として金庫番を任されていたが借金を抱え使い込みをしていた。
- 登場した瞬間に「こいつ裏切り者だろ」と丸わかりの演技でどっ白け。
- 須藤(島袋浩)
- 寺下香澄の恋人が勤める製薬会社の部長。向井総合病院の香澄に目をつけ、奴隷化を依頼していた。
男優としてのキャリアは今さら説明不要だろう。どうせ起用するなら街角ナンパした女を白樺の家に連れ込んで
「おう、新しい奴隷拾ってきたぞ」な感じの、一般人調達スタッフ的な位置付けにすると面白かったのだが。
白樺の家
もともとは島谷夫人が身寄りのない子供たちのために設立した慈善施設。ほどなく悪党どもに乗っ取られた。
普通の人が管理人のツラ見たらまず話を白紙に戻すと思うのだが、よほど話術やらに長けていたのか他に子供たちに選択肢がなかったのか。
管理人、特にMAYAの増長&ゲスっぷりは目に余るものがあり、「システムの破綻は関わる人間によってもたらされる」という大切なことを教えてくれた。
白樺の家経由の奴隷調達ルート喪失は、のちの島の一時閉鎖に少なからず影響しているであろう。
- 剛三(神部顕一)
- 管理人。一章では園長と呼ばれていた。白樺の家設立前から島谷家に執事し、20年計画で乗っ取りを企む過程で島とかかわりを持ったと思われる。
島組織にとっては一機能を担っていたにすぎなかったのだが次第に増長し、7章あたりからかなり尊大な態度を取っていた。
- MAYAの不手際が発覚したことで、もはや不要と判断されたのかともに始末された。
- 麻耶(風間恭子[1章のみ]→MAYA[2~最終章])
- 管理人。剛三とともに20年計画で島谷家乗っ取りを企む。表情から台詞からとにかくイライラする、シリーズ最悪の人物(特にMAYA)。
傲慢さが招いた10章の不手際が島の存在を危うくし、剛三ともども始末されたのは視聴者にとっても救いであろう。ある意味、ミズ奴隷島。
なお同じアタッカーズの作品
「家族破壊 沢木愛
乙姫みゆ」では栗原良とMAYAが夫婦という設定で嘆き苦しむ様子が描かれているので、
奴隷島での両者の振る舞いに煮えくり返っていた方はぜひご鑑賞を(もっとも悪役はじっただけど)。
エルミタージュ社
コスメ製品などを扱うヨーロッパのブランド企業。水面下で島組織とがっちり癒着しフロント企業的側面も持つ。
日本進出の足掛りとして島谷あきらに対し業務提携を持ちかけ、橋渡し役を吉田代議士が請け負った(E社の交渉役は龍麗が担当)。
一章の冒頭から「ヨーロッパのある企業」として洋子と梨花にE社への研修を紹介しているほか、
洋子の母にプレゼントしたルージュ(「いいにおい」らしい)がのちに沖縄リゾート計画と白樺の家を繋げるためのピースとなり、
恩田若菜や山本弁護士を一連の事件の真相へと誘ってゆく(まさかそのルージュが洋子のケツの穴に刺さっていたものなどと誰が想像できようかw)。
プレイでは外国企業らしくパツキンが何人か登場するけど興味ないのでスルー。
- 龍麗(楊美麗)
- 表向きはエルミタージュ社のアジア担当者。裏の顔はチャイナマフィアの幹部で、龍子の育ての親でもある。
10章でチャイナ系バイヤーの案内的存在として初登場、その後ピンポイントで出番を重ねている。調教にも加わりレズ指導はお手の物。
あまり表立って動くことはないが、田淵が警戒しているように腹のうちは何を企んでいるかわからない危険人物。
楊美麗はチャイナ系悪女の登場する作品では必ずといってよいほど見かける女優さん。
- エレーン
- エルミタージュ社会長の孫娘。レズにしてエスだが白人以外にこれといって特徴がない。
またE社のアジア部門も実験を握っているのはおそらく龍麗で、エレーンも都合のいい手駒なのだろう。
なお、ロシアには世界遺産に登録されているエルミタージュ美術館が存在するが、ヨーロッパのファッション企業という位置づけから、本作のそれは「隠者の住処」を意味するフランス語をもとにしていると思われる。
その他
- バイヤー(?)
- 海外の奴隷商人。一通り奉仕させたのちに買い付けを行う。旧では6章でのみ登場した。
奴隷
作中で描かれた奴隷34人のうち、ストーリーのキーパーソンは島谷母と“三姉妹”、菊川洋子、佐伯由利子、倉橋涼子、星野唯に絞られる。
この8人は他のイベントへの影響が大きい。逆に残りの人物は代わりが利いたり結果的に巻き込まれたついでのようなもので必然性はあまりない。
島谷家
物語の奴隷側の中核的な存在で一家まるごと餌食となった不幸な方々。
いちおうセレブ設定なのだがまったくそんな印象がなかったのは「お前らほんとうに血の繋がった家族か?」という強い疑念のせいかもしれない。
- 島谷冴子(小林みゆき)
- 島谷家のママで白樺の家設立者。登場時にはすでに島送りの後だった。のちにセレブ母子として中国に売り出される。
間違いなくA級戦犯。彼女さえよけいないことを考えなければ奴隷にならずに済んだ女性はとても多い。マザーオブ奴隷。
- 長女・島谷梓(中川瞳)
- 新鋭デザイナーらしいが忘れていい。もっと適任はいくらでもいたと思うんだが・・・。
- ちなみに四姉妹の中で唯一恋人に関する言及がない。役回りも他の三人はみなキーパーソンなのにひとり空気。エア奴隷。
監禁されたとき、母と末妹はすでに海外に売られた後だった。
- 次女・島谷美咲(滝沢優奈)
- 最終章ヒロイン。トップモデルらしい。夫はふみひこ。トップモデルで亭主持ち、って発想がいまひとつわからないが。
山本弁護士の警告を受け、家族や白樺の家の子供たちの失踪を独自調査中、本人も失踪、最後の生贄となった。奴隷・ザ・ファイナル。
一度引退したが復帰してアタ作品に何本か出演。
- 三女・島谷沙耶香(椎名りく)
- 10章ヒロイン、そのまま最終章まで出演。天才と呼ばれるパフューマー(調香師)らしい。恋人はのぼる。
香水のセンスはいざ知らず、演技力は53万を誇る天才でその実力は本作でも遺憾なく発揮された。
さらに島送りにされようという刹那に事件の決定的証拠を仕込めるほどの奴隷ジーニアス。
- 四女・島谷晴香(星月まゆら)
- 3章ヒロイン。恋人はしんいちくん。海外で2年間プレスの勉強をしていたらしい。でもパパの会社に就職ということはPRのほうのプレスかな。
行方不明となった母の後を継ぎ白樺の家の理事となるが四姉妹で最初に失踪。冴子ママとのセレブ母子プレイは海外でも大人気のようだ。
すでにフィアンセは始末されていること、その一部始終を美貴が見ていたのを知らずにいることが彼女にとっての救いか。ナチュラル奴隷。
白樺の家出身者
主要調達ルートだけあってさすがに多い。島谷家やスタッフまで含めると奴隷となった白樺の家関係者は17人にのぼる(全登場奴隷34人の半数)。
始末された親族や恋人など失踪者の総数はさらに多いわけで、そりゃ不審に思わないほうがおかしいだろ、って話。
- 菊川洋子(姫咲しゅり)
- 1章ヒロイン。両親は健在だったが家庭の事情で一時的に白樺の家に身を寄せることとなり、それが縁で就職の斡旋を受けることになった。
シリーズ登場は1章のみだが、彼女の失踪を基点として奴隷島にまつわる事態が広がりを見せるようになる。はじまりの奴隷・ザ・ファースト。
ドラマでの信頼度が抜群に高い女優さんで、幅広い役に対応できる高い演技力、素人離れした語り口調のナレーション(マジで上手い)をはじめ安定した台詞回し、
美形ながらSMにアナルとハードな絡みもこなす女優根性と非の打ち所がない。あまり作品に恵まれなかったのが惜しまれる。
「
濡れた双月
山月館連続殺人事件」でも一般女優さながらの存在感や演技力の高さを見せているが、肝心の濡れ場は[お察しください]。
- 水野梨花(水咲涼子)
- 洋子の親友で、白樺の家出身者。やはり就職斡旋を受け洋子より一足先に研修に参加。妹の美貴が10年前から行方不明になっている。奴隷・ザ・セカンド。
姫咲しゅりに比べると見劣りするが演技力はそこそこ安定してる。余談だが引退からしばらくして
「余命1ヶ月の花嫁」のスキャンダルで名前が出てきた。
- 加川仁美(春うらら)
- 加川良太の妹で、兄の恋人である麗奈とも仲がよい。(おそらく)エルミタージュ社への就職を斡旋され、麗奈の2ヶ月後にヨーロッパに旅立つ予定だった。
麗奈より一足先に島送りとなったが、肉奴隷としてはあまり優秀ではなかったようだ。人質の奴隷。
- まみ(岡崎真美)
- セリフも説明も役もないが、島送り直後の麗奈が名前を知ってたので白樺の家出身なのだろう。パケに名前はないがエンドロールで出てきた。
- ちひろ(木下有季)
- セリフも説明も役もないが、島送り直後の麗奈が名前を知ってたので白樺の家出身なのだろう。パケに名前はないがエンドロールで出てきた。
- 水野美貴(江口美貴)
- 白樺の家出身。行方不明になっていた梨花の妹。プロジェクト最初の世代として島送りとなる。将来の夢は真一のお嫁さん。
- 休む間もなく子を孕み続け、姉もまた島送りとなって望まぬ再会を果たし、喉を潰され脚の筋を切られ、唯一の心の支えだった真一まで島送りとなり、しかも晴香と婚約したことを教えられ、
- その真一の目前で脱糞し、目隠しした晴香にちんぽを尺られながら真一が始末される一部始終を見せ付けられ、それを知らない晴香から絶望の追い打ちを喰らって殺意の波動に目覚めた。翌日海外に売り飛ばされた。
- とまあ扱いの酷さは新旧問わずシリーズでも群を抜いている、まさに奴隷の中の奴隷。
- ただ、(晴香の)10年前に島送りにされて子供ガンガン産んでたって、当時何歳だよってツッコミは入れたくなる。
- 寺田詩織(眞雪ゆん)
- 美貴と同時期に拉致られたことくらいしかわからないが、島谷母子が名前を知っていたから白樺の家出身なのは間違いないだろう。
彼女も10年ものあいだ島で奴隷暮らしをしていたわけだが、裏を返せば美貴同様に優秀な奴隷だったともいえる。
- 寺下香澄(さくらりこ)
- 向井総合病院の事務。白樺の家出身で良太や麗奈とは顔なじみ。彼らの死への疑問を奈緒に相談した結果、島にとって危険とみなされる。
また取引先である製薬会社の須藤からも目をつけられていたのも、島にとっては好都合だった。ナース奴隷。
白樺の家スタッフ
わかっている範囲では4人。島からすると位置づけは家出身者と変わらないようだ。
- 沢口麗奈(藍山みなみ)
- 2章ヒロインで9章にも登場。白樺の家出身者だが、短大卒業後は保母として働いていたのでこちらに分類。
恋人は同じ白樺の家出身の加川良太で、妹の仁美とも仲良し。海外の児童施設の研修という名目で拉致される。
ベールに包まれていた島の実態は2章後半になってようやく具体的に描かれたのだが、その様子を藍山みなみが熱演、
- 奴隷島の悲惨さや絶望感は麗奈によって形を成した、といっても過言ではないだろう。礎の奴隷。
中でも出番の最後に、すべての希望を奪われても人としての矜持を捨てないことを選ぶのはシリーズ屈指の名シーン。
- 堀口貴子(緒川さら)
-
白樺の家のスタッフ。暫定解放された麗奈を見て「妊娠したの?」とからかったり園長のパソコンをこっそりさわったりと、考えなしの性格が結局身を滅ぼすことになった。
もっともMAYAの「次はあなたの番よ」という台詞から、年頃の娘はみなターゲットにされていたようだが。自爆奴隷。
- 宮沢早紀(長谷川あゆみ)
- 保母を目指し田舎から上京、白樺の家で働いていた(恐らく貴子の後任でもあろう)。ヘマをしなくても年頃の娘なら誰でも奴隷候補。
監禁初期の回想シーンでチラッと美穂が映る。ほどなくして里奈が監禁され、島送りとなるまでともに調教の日々を送る。
島送りとなったのち、最終章で再び登場。さらに総集編では旧奴隷島シリーズの狂言回しという大役を任された、語り部の奴隷。
- 長谷川あゆみというと、「
万引き優等女学生」でのじったとの絡みは素晴らしかったので機会があればぜひ。
- 山崎恵(早川凛)
- 白樺の家で保母をしていた。恐らく早紀の後釜でもあろう。ただでさえ存在感が薄いのにセリフらしいセリフもほとんどない。
恋人からの贈り物であるルージュを調教で使うことでなんとか被虐感を出そうとしてる感じ。陽炎の奴隷。
その他の奴隷
ストーリーへの影響が強いのは佐伯姉妹、恩田姉妹、倉橋涼子あたり。
- 佐伯由梨子(望月加奈)
- 4章ヒロイン。元上司の頼みで夫の海外赴任に同行、その間まだ小さな娘の由香を白樺の家に預けていた。
また吉田代議士出馬の際、妹の美穂とともに選挙事務所の手伝いをしている。
たぶん登場した奴隷の中で最年長だけあって、絡みは妖艶。ベテラン奴隷。
- 佐伯由香(-)
- 由梨子の娘。ちょっと迷ったけど奴隷に分類。年齢は明かされていないが恐らく1歳とか2歳であろう。
本編に姿こそ見せないものの、島の計略で臓器売買のドナーとなったこの子の話題はいろんな章で出てくる。幻の奴隷。
- 吉野美穂(山口まゆ)
- 由梨子の妹。恋人は蓑田たかし。吉田代議士の紹介により、白樺の家経由で(恐らく)エルミタージュ社への就職を斡旋される。
姉夫婦の海外赴任の1ヵ月後にヨーロッパに旅立つことになっていた。どこが姉妹だよ!というツッコミは認めない。ビギナー奴隷。
- 恩田麻衣子(羽田夕夏)
- 4章ヒロイン。姉は若菜、父は刑事。恋人は高村まさき。グラビアアイドル(どこが)という設定で、沖縄ロケの際に星野唯と出会っている。
思いを寄せていた幼馴染のまさきを奪われた葉山あさみと、恩田刑事関係者を快く思っていないMAYAの利害が一致し、罠にはめられた。地下アイドル奴隷。
- 恩田若菜(七海菜々)
-
麻衣子の姉。刑事である父の死の真相を追っているうちに、吉田代議士や白樺の家、エルミタージュ社に疑念を抱くようになる。その関係で倉橋涼子と知り合い、盟友となった。
ヒロインの座は妹に譲ったものの、5章&8章に登場し11章でも話題にされ物語への関わりは姉のほうが深い。奴隷記者。なおエスワン専属だった“七海なな”とは別人。
- 星野唯(美神ルナ・ダブルキャスト)
-
6章ヒロイン。暮らしている島が吉田やと藤田の進める沖縄リゾート計画の予定地に含まれていて、その反対運動のリーダーを務めていた父が何者かに襲われた。恋人はようすけ。
ダブルキャストで龍子役も務めた美神ルナはキャラ付けが正反対の二人をよく演じ分けていた。刺青の奴隷。
トレードマークの背中のタトゥーは脚本や演出が上手く取り入れたので不自然さはない。
- 山口理沙(つかもと.友希)
- 唯が島送りになった際の先住奴隷。唯が龍子と入れ替わっていることにただひとり気がついた。その唯と生涯をともにすることとなる。道連れの.奴隷。
- 吉崎尚美(白山ゆり)
-
唯が島送りになった際の先住奴隷。唯と入れ替わる前の龍子の手により目の前で恋人を殺され、心に深い傷を負ったことがのちに唯の命運を左右することになる。復讐の奴隷。
- 青山里奈(加瀬あゆむ)
- 7章ヒロイン。もとは島と因果関係のないただの一般人だったが、就職をエサに鮫島が張った罠に引っ掛かり、白樺の家を訪れる。
- 旧の全編通じて唯一、島や地下室ではない外の世界(自宅)で絡みがある。鋼鉄の奴隷。
編集者のお気に入りで、奴隷島シリーズに手を出すキッカケになった。
ラストシーンで見せた表情が実に素晴らしい。
- 佐藤那美(木村那美)
- 早紀と入れ替わりで監禁された奴隷。ヒロインに劣らず地下室から島まで克明に調教の様子が描かれてるものの、
シナリオと無関係だからってまともなセリフを用意してもらえなかった、シリーズでいちばん気の毒な人。骨折り損の奴隷。
- 倉橋涼子(橘未稀)
-
8章ヒロイン。恋人は藤沢のぶあき。母は向井総合病位に入院中。非業の死を遂げた父の意思を継ぎ代議士として出馬。敵の敵は味方、で恩田若菜と盟友になる。
デビュー当時はすっぴん系だったような気がするけどすっかりベテランとなり女優も板についてる。フェミ奴隷。
- 藤沢亜紀(星野めぐ)
- 涼子の恋人・のぶあきの妹。涼子を実の姉のように慕っている。倉橋代議士殺害犯人の顔を見ていた。恋人がいるが詳細は触れられず。
10章にも登場するが印象はあまり強くない。オマケの奴隷。
- 藤崎奈緒(小泉彩)
- 9章ヒロイン。保険会社勤務。香川良太事故死の調査で向井総合病院に深入りし、島にとって危険人物とみなされる。戀人は同僚のあつし。
ルックス悪くないし嫌いじゃないんだけど、デビュー当時から顔もカラダも変わりすぎちゃってなんだかなあ、と思う。アンドロイド奴隷。
- 水城沙羅(成瀬るな)
- 向井総合病院の看護師。涼子の母、倉橋みつこの死因に疑問を抱き、島にとって危険人物とみなされた。
なお「
監禁薬漬け
淫乱奴隷の強制快楽」で見せた野獣のような唸り声は本作では見受けられなかった。羊の皮を被った奴隷。
- 白石泉美(紅月ルナ)
-
11章ヒロイン。国際捜査官という設定らしく携帯の着歴を消してたり番号通知をしないよう山本に指示したりとそれなりの警戒心はあるが、ヒールで施設侵入して台無しに。
クライマックスの演技は涙もの。もともと島との関係がないヒロインであるにもかかわらず強い印象を残した。潜入奴隷。
- 相沢由希(森下理音)
- 向井総合病院の医師。院内の不審な点をいろいろ調べていたことで、島に危険とみなされた。フィアンセがいるようだが特に存在感はなし。
素晴らしいおっぱいの持ち主なのだが、どの作品も絡みでの反応がいまひとつなのがもったいない。鮪奴隷。
- 山本茜(持田茜)
- 山本弁護士の妹。白樺の家に関する資料を託されていたが、兄の葬儀の帰り際を花岡に拉致られる。恋人がいるが詳細は触れられず。
現在はしじみに改名、個性的なその演技を評価されVシネなどで引っ張りだこ。本格派奴隷。
その他の登場人物
ストーリーへの影響の大きい人物は菊川秋子、香川良太、恩田刑事、山本弁護士。全員死亡したが、山本の行動はその後のシリーズにまで余波を与えている。
- 菊川秋子(中村京子) [R.I.P]
- 1章のヒロイン洋子の母。娘の洋子への性的虐待を行っていた夫を刺し、服役していた過去を持つ。
本編登場直後に瞬殺され海に捨てられたが、南京袋ごと死体が漂着したことで波紋が広がっていく。
なお春香に当てた手紙を見ると
住まいは八王子のようだ。
- 加川良太(田中良太) [R.I.P]
- 2章ヒロイン沢口麗奈の恋人。仁美の兄。ふたり同様白樺の家出身者で、向井総合病院の看護師をしていた。
麗奈失踪後、表向きは交通事故で死亡したことになっているが、島関係者が仕組んだものであるのは疑いようもない。
- 真一(?) [R.I.P]
- 3章ヒロイン島谷晴香のフィアンセ。美貴ちゃんの幼馴染でもある。人生のラストにサプライズが待ち受けていた。
美貴と真一を皮切りに島の残虐性が直接描かれるシーンが増していったように思う。
ただ他のヒロインの恋人と比べて明らかに見劣りがする。良家のお嬢さんのフィアンセなんだから、もうちょっとマシな人選できなかったものか。
- 佐伯正之(?) [R.I.P]
- 4章ヒロイン佐伯由梨子の旦那。大同物産の企画開発部でエースだったらしい。上司は鮫島。
そんな有望な人材であるにもかかわらず、吉田代議士への違法献金の罪を背負う形で始末された。
- 蓑田たかし(-)
- 吉野美穂の恋人で佐伯の部下。4章と最終章で声のみ出演。美穂と音信不通となってからのち、別の女性と結婚、結果的に生き延びた。
- 恩田道夫(?) [R.I.P]
-
5章ヒロイン麻衣子の父にして刑事。菊川秋子が過去に夫を刺したときの事件を担当しており、彼女の失踪を疑問に思い単独で白樺の家の聞き込みを行っていた。
登場は7章。秋子と既知の関係にあったことを知らない麻耶に対する聞き込みの際の表情がなかなかいい味出してる。
本編では薬を飲まされるところまでしか描かれていなかったが、のちに表向きは殉職扱い(原因は刺殺)になっていると判明。公安上層部にも島関係者がいる可能性は高い。
- 中村正樹(?)
- 5章ヒロイン恩田麻衣子の恋人。大手企業の部長で父も役員らしい。麻衣子の自社CMへの出演が縁で付き合い始める。
幼馴染の葉山あさみに思いを寄せられていたことは麻衣子にとっては不運だが、当人にとっちゃ生死を分けかねないポイントである。
本編では高村と名乗っているが総集編の資料では中村となっている。どっちでもいいけど。
- 星野作造(?) [R.I.P]
- 6章ヒロイン星野唯の父親。リゾート建設反対運動のリーダー格だが望んでのことではなかったようだ。
暴漢(誰)に襲われ大怪我を負う。さらに入院中、限りなく娘に似た誰かの手であの世に送られた、不幸の固まりみたいな人。
- 洋介(?)
-
6章ヒロイン星野唯の恋人。新進気鋭の建築デザイナーらしい。唯の父の死後、藤田社長との付き合いを薦められ島一味に加えられたが、本人にその自覚はなさそうである。
また、理沙ですら勘づいた唯と龍子の入れ替わりに気付かないあたり恋人失格なのだが、おかげで生き延びることができたのは皮肉というか。
- 弘(?) [R.I.P]
-
吉崎尚美の恋人。島に拉致され尚美の目の前で龍子の手で締め殺された。
それを単に龍子の残虐さを描くための都合で終わらせず、のちの展開に活かしているあたりも6章の完成度の高さに繋がっている。
- 山本誠(早川誠) [R.I.P]
- 11章ヒロイン泉の元カレ。弁護士。6章にも登場し、星野唯に依頼されたリゾート開発反対運動の件をきっかけとして白樺の家の真相を探っていた。
島谷冴子と並ぶA級戦犯。彼がよけいな首突っ込まなければ平和に暮らしていたはずの女性は多い。
- 雅也(?) [R.I.P]
-
7章ヒロイン青山理奈の恋人。再会した理奈の行動に不審を抱き、部屋に忍び込む。その直後、理奈を連れて部屋に戻ったときの松岡の目配せと含み笑いがなんとも意味深。
いきなり始末はされず初の男奴隷として島で飼われるが、その姿を目にした里奈の表情がなんとも趣があってよい。
- 倉橋洋一(未登場) [R.I.P]
- 8章ヒロイン倉橋涼子の父で代議士。涼子の海外留学中に強盗に殺された。
事務所の金庫番を任せていた実の弟村山が使い込みの発覚を恐れている。
- 藤沢信明(真央はじめ)
- 8章ヒロイン倉橋涼子の恋人。恋人と妹を拉致られるという死亡フラグをかいくぐりなんとか生き残った様子。
- なかなかの演技派で編集者もけっこうお気に入りなのだけど、本作では出番が少なくて活かされず。
「
麻薬潜入捜査官カレン
―失った愛情―」ではラストで恋人に射殺されるという壮絶な最後だった。「奴隷街」でもラストで命を落としている。
- 倉橋みつこ(-) [R.I.P]
- 涼子の母。本編には未登場。夫が殺害されたことがきっかけで病に倒れ、向井病院に入院していた。
9章冒頭で入院中に「倉橋」という人物が死亡する描写があり、おそらくみつこのことと思われる。
- 篤志(?) [R.I.P]
- 9章ヒロイン藤崎奈緒の恋人で生保会社の同僚。奈緒が残した香川良太の調査資料を発見したのはいいが、相談相手を間違えた。
島では男奴隷として飼われていたが章の最後で恋人の変貌を見届けたのち、始末される。
- 白石昇(?)
- 10章ヒロイン島谷沙耶香の恋人。MAYAの遊び心?で一歩間違えれば死の橋を渡ることになりかねなかったが、かろうじて(気付かずに)生き延びた。
つか、MAYA調子に乗りすぎ。監視カメラなどの防犯設備は充実してたようだけど、結局どんなシステムもそれを扱うのは人間である。
- 島谷アキラ(野上正義、野上健二) [R.I.P]
-
でっかい会社のいちばんえらい人(デザイナーズブランド創始者という設定)。ヒロイン4姉妹のパパだが人物設定が決まってなかったのか登場は結局最終章のみ。
悪党2人に目をつけられたばっかりに身内や財産はおろか、娘の危機を知ったことで己の命まで失った、奴隷以外の登場人物でいちばん気の毒な人。
- 島谷文彦(?) [R.I.P]
- 最終章ヒロイン島谷美咲の夫。美咲の託した資料を役立てることができずあっさり捕獲される。
描かれているのは男奴隷となったところまでだが、その先は推して知るべし。
- 早紀の母(-)
- 本編は声のみ登場。行方知れずとなったままの娘の身を案じつつも、どうやら始末されるのは免れた模様。
最終更新:2017年10月22日 16:32