- 939 :名無しの心子知らず:2011/02/17(木) 05:04:06
ID:qBLyyojr
- こんな深夜に昔話でも
周囲でインフルエンザがはやってたときふと思い出した
診療所での泥って言うか強奪未遂
1、2年前、急に9度越えの熱が出たためその頃はやっていた
新型インフルかもと母親の車に乗せられインフルに特化した
遠くの診療所へ
自分は意識朦朧、母親に肩をかり待合室へ
母親は俺に毛布をかけ、診察券を出し、入り口においてきた車を
駐車場に停めるため外へ
母親が車を停め待合室に入ると俺にかけていた毛布を左右から
取り合うおばさんAと赤子を抱いたおばさんB
Aが叫ぶには
「人でなしあんたなんかにこの子を育てる資格はない」
Bが答えるには
「この子はそんなにやわに育ててない、むしろ赤のほうに
毛布はかけるべき」
当の俺はやっぱり意識朦朧で「さむいダルい」を繰り返すばかり
状況をうまく飲み込めない母が
「スミマセンその毛布うちのなんでうちの子(俺)に返して
あげてくれませんか?」
とAとBに話したところキョトンとするAと逃げ出すB。
Bは診察は終わっていたのかそのまま逃走
A曰く診察室から出てきたBがごく自然に俺から毛布を剥ぎ取る。
意識朦朧の俺がかぁさん寒いとつぶやく
それを聞いたAはこんなに苦しんでいる自分の子(勘違い)から
毛布をはぐなんてなんと言う母親だとBに向かって
毛布を俺にかけなおしてやれと言ったところ↑のような状態になり
そこに本物の母親登場となったらしい
結局自分は新型ではなかったもののインフルで、薬を処方してもらい
Aにお礼を言って帰っていきましたとさ。
今思ってみるとAさんもなかなかすごいって言うか問題に
なりそうな人だったな。結果オーライだったけど。
- 940 :名無しの心子知らず:2011/02/17(木) 07:41:19
ID:GehpUA1L
- この話だけ見ればAさんって変な人には思えないけど
しかし自分の子が別の病気を貰う可能性は考えないんだろうなB
- 963 :名無しの心子知らず:2011/02/17(木) 12:46:09
ID:WN6G3Kap
- >>960
読み返せば読み返すほど、Aさんが優しい人に思えてしょうがないんだが
- 964 :名無しの心子知らず:2011/02/17(木) 12:52:01
ID:kq9AQZGU
- Aさんがいい人なのは間違いないけどすぐ暴走しそう
-
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最終更新:2021年04月27日 16:40