江別市(えべつし)は、北海道石狩振興局管内にある市。西に隣接する札幌市中心部まで鉄道で約20分の距離にあり、同市のベッドタウンとして人口が道内第9位まで増加した。
大学や研究機関を誘致し文教都市として町づくりをすすめる一方、近年はレンガの町として観光化を図っている。明治中期にルーツをもつ「江別のれんが」は北海道遺産に指定されており、日本最大の赤レンガ製造工場などを市内に有する。
行政施設が多い江別(駅前)地区、多くの中高層集合住宅が建設され幹線道路沿いに飲食・商業施設が集まる野幌地区、公営団地や学校の集中する大麻地区と、3つの地区が発展してきた。しかし、江別地区は高砂町や弥生町を除けば発展は頭打ち若しくは下降の一途であるとともに、大麻地区でも高齢化による団地の人口減や少子化による学生減・学校の統廃合で衰退が始まっている。また、これらの3地区がそれぞれ異なる要因で発展したため、行政施設の多くが江別地区にありながら、商業施設は野幌地区に集中し、利用客が市内最多の駅は大麻駅であるなど、市民生活全般の中心となる地区が定まらなくなった。このため市は地理的にも中心にあたる野幌地区を再開発し、市の中心地区とするための「江別の顔づくり事業」に取り組んでいる。
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大麻駅を札幌市内の駅だと思っている人がいるが、江別市である。
野幌駅を特急停車駅にするようにJR北海道に申し入れていたが、却下された。申し入れていた理由は、江別市の中心駅であり、他の停車駅に比べて、乗降者数がはるかに多いことが理由。かと言って、札幌駅からも近いことから、特段利便性が上がるわけではない。
大泉洋の出身地。
市外局番は011。