ロドリゲスクイナ

画像出典:ウィキメディア・コモンズより

+ 分類
 界 : 動物界
 門 : 脊索動物門
亜門 : 脊椎動物亜門
 綱 : 鳥綱
 目 : ツル目
 科 : クイナ科
 属 : Aphanapteryx
 種 : ロドリゲスクイナ


+ 基本情報
学名:Aphanapteryx leguati
大きさ・体重
 ・体長:約35㎝
 ・体重:約500g
分布:インド洋西部のロドリゲス島に生息していた。
食性:雑食で無脊椎動物や死骸、カメの卵、種子などを食べる。


ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種。

概要

羽毛は明るい灰色。嘴と脚が赤く、目の周りも赤かった。頭部は細長く、体は脂肪が多く、丸々としている。翼は短く、飛ぶことはできない。

恐らく単独で生活していた。なぜか、赤いものを見ると、惹かれて飛びかかってくるという。

落ち葉や樹皮をつついて、餌を探していた。

繁殖形式は卵生で島の内陸部の森林で巣を作り、そこに卵を産んできたと考えられる。

ヒトとの関係

1691年にフランスから亡命してきた新教徒たちによって食用目的などで乱獲されたことやその新教徒の持ち込んだネズミによる食害により、18世紀半ばで姿が見られなくなった。現在レッドリストでは絶滅(EX)に評価されている。

ヒトによって絶滅させられた多くのロドリゲス島固有種の一種である。

味は美味だったとされる。

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最終更新:2025年06月12日 23:41