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基本情報 |
出典:『平家物語』、『摂津名所図会』、『源平盛衰記』など
分類:妖怪、合成獣
伝承地域:京都府、静岡県、愛媛県など
大きさ:絵を見る限り推定2m
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日本で語り継がれる妖怪の一種。
概要
一般的な容姿は猿の顔、狸の胴体、四肢は虎、尾は蛇をしている。伝承によっては尾が狐な場合もある。翼はないが、空へ舞い上がることができる。
「ヒョーヒョー」という鳥の
トラツグミによく似た不気味な声で鳴き、人々を悩ませる。空に上る際に辺りに雷鳴を響かせ、黒雲の中に姿を隠す。葬られた塚を壊すと怨霊となって祟りを起こすという。
作中での活躍
『平家物語』、『摂津名所図会』では、平安時代末期に天皇陛下のお住いになられている御所の周りで毎晩のように鳴き、陛下を病気にさせてしまうほど悩ませていた。その後、鵺退治を命じられた源頼政により、矢で射いられ、悲鳴を上げながら地面に落下し、頼政の家来である猪早太にとどめをさされ、絶命した。その後亡骸は船で鴨川に流され、海を渡って兵庫県の浜に漂着し、そこの人々によって鵺塚が造られそこに葬られたという。ちなみに鵺塚は関西地方のそこら中に存在する。
『源平盛衰記』では、亡骸は川に流されたのではなく、清水寺の下に埋葬されたと書かれている。
その他
「鵺」という名称は元々、夜中に不気味な声で鳴く鳥の総称であったが、後に怪物の名称として定着していった。これは「鵺の声で鳴く得体のしれない何か」を鵺と名付けたことにある。
最終更新:2025年06月14日 23:37