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分類 |
界:動物界
門:棘皮動物門
綱:ヒトデ綱
目:マヒトデ目
科:マヒトデ科
属:マヒトデ属
種: マヒトデ
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基本情報 |
学名:Asterias amurensis
大きさ・体重
・輻長:最大20㎝
分布:日本や中国北部、朝鮮半島などの沿岸の岩礁や砂泥底などに生息。
食性:肉食で貝類や魚の死骸などを食べる。
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マヒトデ目マヒトデ科に分類される棘皮動物の一種。
概要
体色は青紫や白、黄色など様々である。口側の面は黄色。体表には白いイボ状の棘で覆われている。腕は長く、基本5本だが、4本や6本の個体もいる。体内のサポニンという界面活性効果のある物質を含むため、他の生き物にあまり襲われない。
数匹で固まっていることが多い。稀に大量発生する。口側の面についている管足を動かし、移動する。
獲物を腕で捕まえて口に運んで食べる。
繁殖形式は卵生であり、無性生殖もできる。一度で約2000万個の卵を放出する。
ヒトとの関係
時々大量発生してはアサリやホタテなどの漁業資源を食べ尽くしてしまうため、邪魔者として駆除されている。
船のバラスト水に浸入し、オーストラリアの海に定着し、多大な被害を出してしまっている。そのため、世界の侵略的外来種ワースト100のリスト入りをしている。
日本では煮て卵巣だけを食べる地域がある。甘みと旨味があるらしい。
和名は「キヒトデ」の他に「マヒトデ」があり、どちらかへの統一はされていない。
最終更新:2025年06月15日 11:47