ヒクイドリ

画像出典:ウィキメディア・コモンズより

+ 分類
界:動物界
 門:脊索動物門
亜門:脊椎動物亜門
 綱:鳥綱
 目:ヒクイドリ目
 科:ヒクイドリ科
 属:ヒクイドリ属
 種:ヒクイドリ


+ 基本情報
学名:Casuarius casuarius
大きさ・体重
 ・頭高:1.2-1.9m
 ・体重:最大85kg
分布:ニューギニア島南部、オーストラリア北東部/パプアニューギニア(移入)の熱帯雨林に生息。
食性:雑食で果実、昆虫、両生類、小型哺乳類・爬虫類などを食べる。


ヒクイドリ目ヒクイドリ科に分類される鳥類の一種。アジア最大級の鳥として知られている。

概要

胴体が黒い羽毛に覆われていて、頭部から頸部にかけて羽毛がなく、青い皮膚が露出している。首元には赤い肉垂れがあり、頭に骨質の茶褐色のトサカがある。翼はとても小さく飛ぶことはできないが、3本指に鋭利な鉤爪がついた鱗に覆われている脚を持つ。この脚は脚力が強く、時速50kmの速さで走ることができる他、殺傷能力もあり、キックを一発放てば、木材の板は真っ二つに折れ、金属の板も凹むという。

子育て期や繁殖期以外は基本単独で生活する。

果実を食べ、糞と一緒に消化しきれなかった種子を排出する。その後その種子が芽吹き、彼らの行動とともに新たな森が形成されてゆく。

繁殖形式は卵生で繁殖期になると、轟くような声などで鳴く。オスは地上に、草本植物を使って5-10cmの厚さで、幅が最大100cmほどの巣を作る。そこへメスが135×95mmほどの大きさで薄緑色の卵を3-4個ほど産む。卵は2ヶ月ほどでかえる。

寿命は50-60年。

大人は天敵はいないが、ヒナや卵はオオトカゲネズミに襲われることがある。

ヒトとの関係

森林伐採・農地開発による生息地の破壊、食用の狩猟などにより生息数は減少している。現在レッドリストでは低懸念(LC)に評価されている。

性格は臆病で気性が荒いため「世界一危険な鳥」として知られている。

日本では、ヒクイドリ科単位で特定動物に指定されている。

江戸時代初期に日本の江戸幕府に献上されたことがある。

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最終更新:2025年06月16日 00:40