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        分類 | 
        
 界:動物界
 
 門:脊索動物門
 
亜門:脊椎動物亜門
 
 綱:両生綱
 
 目:カエル(無尾)目
 
亜目:カエル亜目
 
 科:ヤドクガエル科
 
 属:フキヤガエル属
 
 種: モウドクフキヤガエル
 
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        基本情報 | 
        
 
学名:Phyllobates terribilis
 
大きさ・体重
 
 ・全長:5-6㎝
 
分布:コロンビアの熱帯雨林に生息。
 
食性:肉食でおとなは昆虫などを食べ、子はボウフラを食べる。
 
 
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カエル目ヤドクガエル科に分類される両生類の一種。
概要
体色は橙色、黄色である。稀にミント色などの変異個体もいる。フグの毒に似たような毒をもっており、強さがとんでもなくわずか1㎎で1万匹のネズミもしくは2頭のゾウを殺せるほどあるらしい。しかし、その毒は捕食した毒虫の毒を溜めて使っているだけなので、無毒なものを食べ続ければ毒を分泌しなくなる。
昼行性で単独で生活する。
待ち伏せして獲物を狩る。
繁殖形式は卵生で、卵は地面に産卵し落ち葉の下に隠す。孵化したオタマジャクシはおとなの背中にくっつき、水たまりなどの水がある場所まで運ばれる。
ヒトとの関係
開発による生息地の破壊により生息数は減少している。現在レッドリストでは絶滅危機(EN)の絶滅危惧種に評価されている。
コロンビアの原住民は本種の毒を抽出し、吹き矢の先に塗って狩猟に利用している。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。
最終更新:2024年10月31日 18:24