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基本情報 |
学名:Scolopendra gigantea
大きさ・体重
・全長:20-30cm。最大40㎝。
分布:南米大陸の熱帯雨林帯に生息。
食性:肉食で昆虫、クモなどの節足動物、トカゲ、カエル、小鳥、小型哺乳類などを食べる。
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オオムカデ目オオムカデ科に分類される多足類の一種。世界最大のムカデとして知られている。
概要
頭部は赤色をしており、胴体はワインのような赤色。脚は胴体の左右に17-19対あり、色は黄色で、関節の節目だけピンク色をしている。あまりにも派手な色をしているが、これは相手に自身は危険だと知らせる警告色であるとされている。牙は大きく強靭でプラスチックくらいなら砕くことができる。さらに牙には毒があり、成分は不明だがヒトの子どもを殺せるほどの威力があるという。最大時速10㎞で走ることができるらしい。
基本的に単独で生活し、夜行性で獲物を求めて木に登ることもある。獰猛な性格でヘビのように鎌首を上げて威嚇し、近づくものには容赦なく飛び掛かり噛みつく。
獲物を見つけたら、素早く近づき捕らえ、牙で噛みつき毒を流し込む。そして、毒が回って動けない獲物をゆっくりと貪り食う。獲物が取れなくても、数か月は何も食べずに生きることができる。
繁殖形式は卵生である。
寿命は最大で15年と節足動物の中では長生きである。
ヒトとの関係
その見た目などから虫捕りの間ではかなり人気のある生き物で、ペットとしても世界中に流通している。
名前が長く覚えづらいので、「ペルーオオムカデ」や「ダイオウオオムカデ」などの別名がある。
最終更新:2025年06月13日 22:50