アノマロカリス・カナデンシス

先に述べますが、古生物の形態や生態は生きているものを実際に観察することができないため、確実に正しい情報は数える程度しかありません。予めご了承ください。
出典:ウィキメディア・コモンズより    ↑頭部付近の化石

出典:ウィキメディア・コモンズより    ↑生体復元図

+ 分類
 界 : 動物界
上門 : 脱皮動物上門
 門 : 節足動物門
 綱 : †恐蟹綱
 目 : †ラディオドンタ目
 科 : †アノマロカリス科
 属 : †アノマロカリス属
 種 : アノマロカリス・カナデンシス


+ 基本情報
  学名:Anomalocaris canadensis
大きさ・体重
 ・推定全長:0.3 - 1m
地質年代:古生代カンブリア紀
  分布:現在のカナダに生息。
推定食性:肉食で柔らかい無脊椎動物などを食べたと考えられる。


ラディオドンタ目アノマロカリス科に分類される節足動物の一種。カンブリア紀最大の動物として知られている。

概要

くびれた流線型の体つきをしていた。口の直前に前部付属肢と呼ばれる触手のような部位が14節からなり、2本あった。さらに、部位の腹側には一列に並んだ分岐している棘があった。胴体には13対の鰭があり、尾にも3対の鰭があった。両背側には1対の大きな複眼、腹面には放射状の口があった。口は噛む力が弱く、硬いものは食べられなかったと考えられている。

恐らく単独で生活していたと考えられる。

噛む力が弱いため、三葉虫などの硬い生き物は食べられず、外骨格のない柔らかい生き物を食べていたと考えられている。大きな複眼で獲物を見つけ、前部付属肢で獲物捕らえ口まで引き寄せて食べていたと考えられる。

繁殖形式は恐らく卵生である。

生態系の頂点だったので天敵はまずいなかったと考えられる。

進化により外骨格を持つ生物が増加し、食べ物に十分にありつくことができず、絶滅してしまったという説がある。

ヒトとの関係

そもそも生きていた時代が違うため、生体がヒトと関わることはまずない(はず)。

19世紀に発見されてから長年、エビやクラゲなどの全く違う生物だと考えられてきた。なので学名の「Anomalocaris」は「奇妙なエビ」という意味。

アノマロカリス属のタイプ種で一般的に広く知られ、よく研究されている。

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最終更新:2025年02月22日 15:31