カントウタンポポ

画像出典:ウィキメディア・コモンズより

+ 分類
 界 : 植物界
 門 : 被子植物門
 綱 : 双子葉植物綱
 目 : キク目
 科 : キク科
 属 : タンポポ属
 種 : カントウタンポポ
変種 : カントウタンポポ


+ 基本情報
学名:Taraxacum platycarpum Dahlst. var.
大きさ・体重
 ・体高:20 - 30㎝
 ・花径:3.5 - 4㎝
分布:日本の関東地方、中部地方東部の野原などに生息。


キク目キク科に分類される被子植物の一種。

概要

葉は、根生で広がった倒披針状線形で、葉縁は羽状に裂けている。中心から伸びた花茎の先に、1個の黄色い花をつける。花のつけ根にある緑色の総苞の外片が反り返らずに垂れ下がらない。これがセイヨウタンポポとの違いである。

群生はせず、野原などでまばらに咲いている。

種子により繁殖をする。セイヨウタンポポと違い、自分の花粉を自分の雌しべにつけて受粉することができない。なので、他の株からハチやチョウが花粉を運ぶ必要性がある。種子はほかのタンポポ同様、綿毛により風で流されて遠くへ運ばれる。種子は秋になるまで発芽しない。

ヒトとの関係

ヒトが持ち込んだセイヨウタンポポにより、都市部での個体数を大きく減らしている。

山菜として日本で古来より食用として食べられてきた。

花言葉は、「明るい笑顔が好き」。

タグ:

植物一覧
最終更新:2024年11月24日 09:23