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分類 |
界:動物界
門:脊索動物門
亜門:脊椎動物亜門
綱:哺乳綱
目:ネコ(食肉)目
亜目:ネコ亜目
科:ネコ科
亜科:ネコ亜科
属:ヒョウ属
種: トラ
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基本情報 |
学名:Panthera leo
大きさ・体重
・体長:1.8 - 2.7m
・尾長:60 - 110㎝
・体重:最大310㎏
分布:インド、インドネシア、中華人民共和国、マレーシア、ロシア東部の一部の地域の熱帯雨林や針葉樹林、草原、マングローブなどに生息。
食性:肉食で大型・小型哺乳類、鳥類、爬虫類などを食べる。
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食肉目ネコ科に分類される哺乳類の一種。世界最大のネコ科動物として知られている。
概要
体色は黄褐色で、黒い縞模様がある。縞模様は、藪などで周囲に溶けこみ輪郭を不明瞭にし、獲物に気付かれずに忍び寄ったり待ち伏せたりすることに適している。また、1頭ずつ異なる人間の指紋のように、個体識別にも役立つ。腹面や四肢内側は白い。腹部はひだ状にたるんでいる。前脚は筋肉が発達し、後ろ脚は前脚よりも長いので、跳躍力が凄く、最大10m飛び上がる。全体的に筋肉質な体つきをしていて、最大時速75㎞で走れるが、すぐバテてしまう。野生では絶滅しているが、白色の変種ホワイトタイガーなんかもいる。
単独で一般で30 - 240㎞²、亜種によっては800 - 1000㎞²の縄張りを形成し生活する。縄張り意識が強く、頻繁に自分の縄張りを巡回し、木などに自身の尿を撒き、縄張りを主張するマーキングを行う。もし、繁殖期以外で縄張りに他の個体が入ってきたら、前脚や牙などで交戦する。ネコ科では珍しく、泳ぎが得意で最大30㎞泳ぐことがあるという。
力強い前脚で獲物を押さえつけ、喉元に噛みつき窒息死させる。肉は鋭い牙やネコ科特有のザラザラとした舌で噛みちぎったり、削ぎとったりして食べる。狩りの成功率は非常に低く、5 - 10%ほどである。なので、一度の食事で最大30㎏食べることもある。8回に1回狩りが成功すれば、生きていくことが可能らしい。
繁殖形式は胎生で、繁殖期の11月 - 4月になると、メスは一度に2 - 4頭の子を産む。子は親の縄張りを引き継ぐ。
寿命は10‐15年。最大で25年。
ヒトとの関係
開発による生息地及び獲物の減少、毛皮や肉目的の狩猟、娯楽としての乱獲、害獣としての駆除などにより個体数は減少している。現在レッドリストでは絶滅危機(EN)の絶滅危惧種に評価されている。亜種別としては
アモイトラ、
スマトラトラがより深刻の絶滅寸前(CR)に、
バリトラ、
ジャワトラ、
カスピトラがさらに深刻の絶滅(EX)に評価されている。
アジア圏では「百獣の王」は
ライオンではなく、トラとされ、様々なシンボルや言葉、崇拝などの象徴とされている。日本でも日本書紀などの古い文献や屏風図などで描かれることが多くある。
日本ではパンテラ属(ヒョウ属)単位で特定動物に指定されている。
獣害事件としては19世紀に合計436人が一匹のトラによって食い殺されたチャンパーワットの人食いトラ事件が有名。21世紀の現在でもトラよる被害は出続けている。
最終更新:2025年06月02日 10:35