ウェイン | おまえが、ボルガノか? |
ボルガノ | そうだ。辺境の君主ふぜいがわしに何の用だ。 |
ウェイン | おまえの圧政でトランバンの民は苦しんでいる。 今すぐ領主の座を降り、自分の所業を悔い改めるのだ。 |
ボルガノ | ぐわっはっは。悔い改めろだと? 青二才が笑わせる。市民などに自由などいらぬわ。 みな、わしのために働き、そして死んでいけばいいのだ。 それこそがトランバンの民にとって名誉かつ幸福なのだ。 |
ウェイン | やはり、話し合いでは解決しないようだな。 |
ボルガノ | ぐえっへっへ。それはこちらのセリフだ。 ちょうどいい。ここでおまえを片づけて、わしがハイランドの王になってくれる。 |
ゼノン | 来たな、ウェイン。死ぬ覚悟はできたか。降伏するのなら生命だけは助けてやるぞ。 |
ウェイン | ぼくは戦いに来たんじゃない。その剣を捨てるんだ、ゼノン。 |
ゼノン | 何を言い出すかと思ったら。たわけたことを。このエクリシスさえなければおれに勝てるとでも思っているのか。 |
ウェイン | 違う。そのエクリシスは危険なんだ。その魔剣は敵はおろか、いずれはおまえ自身をも滅ぼしてしまうんだぞ。 |
ゼノン | それがどうした。それぐらいの危険は承知の上だ。 |
ウェイン | ゼノン。おまえも騎士なら魔剣の力などに頼らずに正々堂々と戦ったらどうだ。 |
ゼノン | 正々堂々だと?ふん。なに不自由なく育てられたお坊ちゃんの言いそうなことだな。 |
ウェイン | なんだと! |
ゼノン | 生まれながらに王族だったきさまに何がわかる。おれは子供のころから鉱山で働かされている奴れいだったんだ。 |
ウェイン | ど、奴れい…。 |
ゼノン | 奴れいだったおれは、くる日もくる日も地獄の底のような鉱山でこき使われていた。そしてある日、落盤事故に遭ったのさ。 おれはその時、洞窟に封印されていた。この魔剣エクリシスを見つけたのだ。エクリシスはおれの心に語りかけてきた。我と契約し、主人となればおまえをこの世の覇者にしてやるとな。 |
ウェイン | 違う。おまえはその魔剣に操られているんだ。エクリシスは新たなる犠牲者を得るためにおまえを利用しているだけなんだ。 |
ゼノン | だまれ、そんなことはどうでもいい!このエクリシスさえあればおれは無敵だ。 |
ウェイン | そのために自分がどうなってもいいのか! |
ゼノン | 構わぬ。おれがこの剣を手放す時はおれが死ぬ時だ。さあ、かかってこい。ウェイン。おれを倒せるものならばな! |
ゼノン | ウェイン、おまえの生命も今日限りだ。もはや命乞いをしても情けはかけぬぞ。 |
ウェイン | ティリスをリスキーマから救ったとき、たしかにおまえは騎士の誇りを持っていた。だが、今のおまえはただの血に飢えた殺人鬼だ。 |
ゼノン | ふっ。たわ言を。おれは真理に気づいたのだ。力こそがすべてであり、絶対の正義であることにな。どのみち弱者は滅びる運命なのだ。それをおれが斬り捨てて、何の不都合がある? |
ウェイン | 違う。目を覚ませ、ゼノン。エクリシスを捨てるんだ。今ならまだ戻れる。 |
ゼノン | 愚かな。何を言おうとおれを惑わすことはできぬ。見苦しい、ウェイン。さあ、死ぬがいい。 |
ユリシス | 待つんだ、ゼノン! |
ゼノン | どうした?ユリシス。 |
ユリシス | ぼくもウェインと同じ意見だよ、ゼノン。エクリシスを捨てるんだ。 |
ゼノン | バカな、ユリシス。おまえまで何を…。 |
ユリシス | ぼくは魔導師だから感じるんだ。エクリシスの持っている魔力と狂気の怨念を。それは、人間が使っちゃいけない剣なんだ。 |
ゼノン | おれたちの夢を忘れたのか、ユリシス。おれたちの自由な国をつくるという夢を!おれたちが大陸を統一するには、どうしても、強い力が、エクリシスが必要なんだ。 |
ユリシス | 違うよ、ゼノン。ぼくたちなら、そんな魔剣がなくても、国をつくれるさ。それにぼくたちがつくりたいのは、自由な国のはずだろ。力による恐怖で、支配されている国なんかじゃないはずだ。 |
ゼノン | ユリシス…。 |
ユリシス | さあ、ゼノン。エクリシスを捨てるんだ。優しく、誇り高いきみに戻ってくれ。そして、もう一度やり直そう。 |
ゼノン | やめろ、ユリシス。おれに近づくな。 |
ユリシス | 頼む、エクリシスを捨てるんだ。 |
ゼノン | やめろ!来るなぁっ!うわーーーっ! |
ユリシス | ぐふっ!ゼ、ゼノン…。 |
ゼノン | あ、あ…ああ…。 |
ユリシス | エクリ…シスを…捨て…るんだ…。 |
ゼノン | ユリシス!しっかりしろ。ユリシスーーーーっ! |
ユリシス | ………… |
ゼノン | 返事をしろ。目を開けるんだユリシス。死ぬな。おれをおいて先に死ぬんじゃない。約束を破る気か、ユリシス。一緒に国をつくる、約束をしただろうが…。ユ、ユリシスーーーっ!ウェイン…きさまが、きさまが妙なことを、吹きこまなければユリシスはこんなことには…。殺す!きさまを殺してやるぞ、ウェイン! |
ゼノン | このおれに斬り刻まれに来たか、ウェイン。もはやおれは殺気を、人を殺したいという欲望を抑えきれぬ。裏切ったのか、ベルターナ? |
ベルターナ | いえ、私はただ昔のゼノン様に戻ってほしいだけです。 |
ゼノン | 昔のおれになどもう、戻れはしない。おれはこのエクリシスとともに覇道を歩むのみ。邪魔をするというのであればおまえでも斬る。 |
ベルターナ | ゼノン様…。 |
ウェイン | 変わり果てたな。ゼノン。僕はもう、ためらわない。今、おまえを魔剣の呪縛から解き放ってやる。 |
マドルク | 感じる。感じるぞ…。憎きハースガルドの波動を感じる…。誰だ?ハースガルドの力を継いだ者は誰だ…? |
ウェイン | この声、頭の中に…。直接呼びかけてくる…。この禍々しい波動…。おまえが邪神マドルクか!?かつてレジェンドラに崩壊をもたらしたという。 |
マドルク | さよう、我こそはマドルク。破壊と滅亡を司る者なり。 |
ウェイン | なぜ、おまえは我々を滅ぼそうとする?なぜ、神より生まれしものを塵に還そうとする!? |
マドルク | なぜ?それが世のことわりというものだ。女神は塵より星々を創り、男神は星々を塵に還す。そして、すべてが終った時、我は、世界の支配者となる。 星々も女神も、塵となりて、我の血肉となり、我が治める、新しき世界の礎となるのだ! |
マドルク | ムダだ。すべての抵抗は無意味に過ぎぬ。おまえたちは我ら神々によって創られた。ゆえにどうあがこうと決して神には勝てぬ。くっくっくっく。はあっはっはっはっはっ。 |
ウェイン | ぼくたちを塵に還して、新しき世界を創るだと?そんなことはさせない!おまえが神であろうと、レジェンドラの平和はぼくが守る! |
マドルク | これこそ我の新しき姿。そして新しき創造神の姿。予は女神アステアも含むすべての神々を抹殺し、この世で唯一の、創造と破壊を司る神となる。レジェンドラ大陸は我の力をたくわえる足がかりとなるのだ。 |
ウェイン | バカな。そんな恐ろしいことをさせるものか! |
ゼノン | おれの完敗だな。見事だ、ウェイン。だが、エクリシスとの決着は、おれ自身がつける。他人の手は借りぬ。 |
ウェイン | ゼノン…。 |
ゼノン | 魔剣エクリシスよ。おまえの主人として、最後の命令をする。我が、肉体とともに滅びよ!ぐふっ! |
ウェイン | ゼノンっ!何ということを。 |
ゼノン | 来るな、ウェイン!これでいいんだ…。エクリシスは、おれの魂が封じる。そして、この魔剣が二度と甦ることはない。永遠に……。 |
ウェイン | ゼノン…。 |
ゼノン | ユリシス。おれたちの国をつくろう…。誰にも支配されない‥‥おれたち二人の国を…。なあ、ユリ‥シス…。 |
ベルターナ | ううっ。ゼノン様…。 |
ウェイン | …ゼノン。見事だった。 |
マドルク | ぐ‥‥‥‥くっくっくっ。おもしろいぞ、虫ケラよ。こ、これほど、た、楽しませてもらったのは、ハ、ハースガルド以来だ。 |
ウェイン | やったか‥?だが、笑っている? |
マドルク | よかろう。おまえが我が復活のための、最初のいけにえとなるがいい。 |
ウェイン | 確かに手応えはあった!マドルクは不死身なのか!? |
初会見 | レジェンドラの平和が戻る日まで、 全力で戦うよ |
初会見 | ティリス、ハイランド国王の名にかけて 必ずや、きみの役に立ってみせるよ。 |
順調 | |
普通 | ああ、平和へ確実に一歩進んでいるよ。頑張ろう! |
不調 | |
不戦 | |
情報 | |
勲章 | |
アイテム | |
没収 |
築城成功 | |
築城失敗 | |
築城失敗 | |
築城失敗 | |
兵士補充 | 諸君、我々の戦いに協力してほしい! 兵員の補充に成功したぞ! |
探索(人) | |
探索(人)失敗 |
戦闘開始 | さあ勝負だ! |
戦闘開始 | 遠慮はいらないぞ!さあ、来い! |
戦闘開始 | ハイランド国王として負けるわけには、いかない! |
武将技1 | |
武将技2 | |
武将技3 | |
単独 | |
一騎(連続技) | |
一騎(敵逃走) | |
時間切れ | |
敗北 | くそ…こんなところで… |
出陣希望 | ぼくが敵の先陣を切り崩そう。 |
出陣拒否 | |
希望却下 | ならば、またの機会を待つよ。 |
遭遇時 | |
遭遇時 | |
遭遇時 | |
交渉 |
出陣承認 | 先鋒は卿に一任する。 |
出陣承認 | 卿ならば安心できる。がんばってくれ。 |
出陣却下 | すまないが、今の卿では任せることは出来ない。 |
拒否承認 | |
拒否却下 |