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アニメ×ドラゴンボール=-96億円

ハリウッド映画「ドラゴンボール」の興行収益はたったの4億円!?

 
鳥山明原作の「ドラゴンボール」がハリウッド映画としてスクリーンに登場した事実を覚えていますか?

なんと待望の日本公開は2009年3月のことなんです(2年経っていないんですよ~~)。
悲しいですが、“主題歌を浜崎あゆみが歌っていたなぁ”とか“ブルマの吹き替えを平野綾がやっていたなぁ”みたいな、ゆるーい記憶しか残ってなくないですか?
映画は20世紀フォックスが100億円以上とも言われる巨額の予算を投じ、ウォン監督(テレビドラマ「Xファイル」の脚本・監督としてもおなじみ)のもと製作された実写版の映画。キャストの名前はほぼ原作と同じでしたが、ストーリーがまったくのオリジナルだったのです!
主人公の悟空に“アイアムゴクウ(オラ、ゴクウ)!”のセリフまでは求めませんが、もう少し原作ファンを取り込むやり方があったのでは?と悔やむばかり・・・。
そこで肝心なマネーの話になるんですが、満を持して臨んだ日本の先行公開も、たった3週目で興行成績がベスト10からこぼれてしまう始末。
アメリカ本国でも2,000を超える映画館で公開したにもかかわらず、興行利益は約4億円と言われています。
つまり…約96億円の赤字だったということになる!?

ちなみに2009年12月公開された「ワンピース」の劇場版は公開初日だけで4億円の興行収入を得た、そうです。
トホホ。
(井村 直樹)

http://asianbeat.com/ja/feature/issue_other/now/anime/01-6.html

最終更新:2010年12月25日 15:26