内蔵が収まった空間を体腔と呼ぶ(腸の管の内部はからだの外部であって、体腔でないことに注意)。
体腔は基本的に、中胚葉が取り囲むことで形成されるが、原始的な動物の場合は、胞胚腔からそのまま形成されるケースがある。
中胚葉で取り囲まれた体腔を持つ動物は真体腔類と呼ばれ、胞胚腔がそのまま体腔になる動物は原体腔類と呼ばれる。
原体腔類には扁形動物や袋形動物などがあり、真体腔類には環形動物・軟体動物・節足動物のほか、すべての新口動物が含まれる(系統樹で確認しておくこと)。
最終更新:2009年05月21日 18:28