細胞の初期の研究者とその研究内容を把握しておこう。
フック (Robert Hooke, 1635〜1703)
初期の
顕微鏡を使ってコルク片を観察し、細胞を発見した。フックが観察したのは、細胞そのものではなく、コルク片に残存していた細胞壁であった。物理学の分野では「フックの法則」で有名.
レーウェンフック (Antony van Leeuwenhoek, 1632〜1723)
顕微鏡の高性能化を進め,いろいろな微生物(細菌や原生生物)や精子を発見している。
ブラウン (Robert Brown, 1773〜1858)
核を発見した。化学の分野では「ブラウン運動」の発見者でもある。
シュライデン (Matthias Jakob Schleiden, 1804〜1881)
植物に関する
細胞説「すべての植物は細胞からできている」を提唱した。
シュワン (Theodor Schwann, 1810〜1882)
動物に関する細胞説「すべての動物は細胞からできている」を提唱した。
フィルヒョー (Rudolf Virchow, 1821〜1902)
「すべての細胞は細胞から生じる(細胞は細胞より)」.
最終更新:2009年06月08日 17:50