酵素の活性部位以外の領域はアロステリック部位と呼ばれる。
何らかの物質がアロステリック部位に結合すると、その酵素全体の立体構造や活性部位の立体構造が変化してその酵素活性が変化する。
これをアロステリック効果と呼ぶ。
アロステリック効果を示す酵素はアロステリック酵素と呼ばれる。
酵素反応の結果生じた反応産物が、その酵素のアロステリック部位に結合することがある。
すると、その酵素反応の進行が抑制されることにある。
反応速度のこのような調節は、フィードバック調節と呼ばれる。
最終更新:2009年05月23日 20:11