濃度差のある水溶液が半透膜をはさんで接している場合、濃度が薄いほうの水溶液中の水は、濃度が濃いほうの水溶液に移動する。
この現象を浸透と呼ぶ。
水は、濃度差を解消するように、「薄い溶液→濃い溶液」と移動する点がポイント。
浸透を起こす圧力を浸透圧と呼ぶ。
浸透圧を簡単に言えば、濃度が濃いほうの水溶液が、薄いほうから水を引き込む力のことを指している。
つまり、濃い溶液のほうが薄い溶液よりも浸透圧が高く、引き込む力も強いために、濃度差を解消するように水が移動することになる。
浸透圧は溶液の濃度に比例し、詳細に言えば化学で言う「ファント・ホッフの法則」が成りたつ。
つまり、溶液の浸透圧をP、気体定数をR、溶液のモル濃度をCとおくと、
P=CRT
という関係式が成立する。
最終更新:2009年05月21日 14:57