細胞分裂とは、一つの細胞が分裂して複数の細胞(通常は二個)を生じる過程である。
細胞分裂する前の細胞は母細胞、細胞分裂した後あらたに生じる細胞を娘細胞と呼ぶ。
細胞分裂には大きく分けて、体細胞分裂と減数分裂がある。
体細胞分裂とは、皮膚の細胞や神経細胞などの「通常の細胞」を生じる過程であり、減数分裂とは、生殖に関わる生殖細胞を生じる過程である。
生殖細胞には大きく分けて配偶子(卵と精子)と胞子があり、生殖細胞以外の細胞、つまり上で「通常の細胞」と表現したものは体細胞と呼ばれる。
細胞分裂は、あらゆる場所で生じているのではなく、それが見られるのは、ごく限られた場所の少数の細胞に過ぎない。
体細胞分裂しているのは、例えば、植物であれば「分裂組織」と呼ばれる特殊な組織に限られるし(後述)、動物であれば、発生途中の胚・骨髄・
上皮組織などが挙げられる。
細胞分裂には、有糸分裂と無糸分裂という分類もある。
有糸分裂とは、真核細胞が分裂する際、糸状構造の紡錘糸(後述)が形成されるためこう呼ばれる。
それに対して無糸分裂とは、紡錘糸が形成されない分裂であるが、出題は稀。
最終更新:2009年05月21日 15:45