細胞群体と群体

単細胞でも生活できる生物でありながら、集まって集合体を作る生物がおり、集まった状態のことを細胞群体と呼ぶ。
細胞群体は、単細胞生物と多細胞生物の中間的な生物と考えられている。
その代表例はクラミドモナスであり、「クラミドモナス」という名称は、単細胞の状態で生活している単細胞生物に付けられたもの。
それに対して、クラミドモナスが形成する細胞群体は、ボルボックス(オオヒゲマワリ)と呼ばれる。

細胞群体に対し、多細胞生物が集まって集合体を作っている生物をまとめて群体と呼ぶ。
細胞群体は単細胞生物としても生活できるが、群体は多細胞生物が集合したもの、という点がこの両者の相違点。
群体の例は、サンゴやホヤである。
最終更新:2009年05月21日 16:03
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