ヒトの雄性の配偶子は、小型で運動能力を持つため、精子と呼ばれる。
ヒトの精子は以下のプロセスに従って形成される。
- 多細胞動物の発生初期段階、精巣が完成する以前に始原生殖細胞(2n)と呼ばれる特殊な細胞が分化する。
- 始原生殖細胞は精巣内で、精原細胞(2n)へと分化する。
- 精巣内の精原細胞は、体細胞分裂をおこなってその数を増やしながら成熟してゆく。
- 成熟した精原細胞は一次精母細胞(2n)と呼ばれ、減数分裂はこの一次精母細胞からスタートする。
- 減数分裂の第一分裂が終了すると、一次精母細胞一つあたり、二個の二次精母細胞(n)が形成される。
- 二次精母細胞が減数分裂の第二分裂を行うと、一次精母細胞一つあたり、四個の精細胞(n)が形成される。
- 精細胞は、余分な細胞質を失うと同時に鞭毛を獲得して、精子(n)が完成する。この過程は変態と呼ばれる。
- 結果として、一つの一次精母細胞より、四つの精子が生じる。
最終更新:2009年05月21日 16:53